K2 / KPA100 spurious 比較

　K2 と KPA100 の spurious 測定結果を比較してみました。

〔1.9MHz〕

第２高調波がともに 50dB 以上抑圧されており、ほぼ同じ傾向です。
　
〔3.5MHz〕

ほぼ同じ傾向で、第３高調波が第２高調波より少し大きくなっています。

近接スプリアスでもほぼ同じ傾向を示していますが、10W と 100W では 3.67MHz のピークで抑圧レベルに 10dB 程度の差が見られます。
〔7MHz〕

10W では 432kHz にピークが見られますが、100W ではありません。
100W では第７次高調波にピークが見られますが、10W ではありません。 でも、60dB ほど抑圧されています。

こちらはほぼ同じ傾向です。
〔10MHz〕

こちらも 10W で 250kHz にピークが見られます。
100W では第２高調波が見えてきています。

ほぼ同じ傾向ですが、9.81MHz のピークでやはり抑圧レベルに差が出ています。
〔14MHz〕

100W で 4.18MHz 辺りにピークが見られるのと第３高調波が見えています。

他のバンドと異なり、近接不要輻射の傾向に差が出ています。
〔18MHz〕

10W、100W ともにほぼ同じ傾向です。

こちらも同様な傾向です。
〔21MHz〕

100W で 30.9MHz 辺りに何故か大きなピークがあるのと、第３高調波が見えています。

何故か 100W で 21.5MHz でピークが見られます。
〔24MHz〕

10W で第３高調波が見えていますが、100W では第２高調波が大きく見えています。
下側にも大きなスプリアスが見えているのが他のバンドと異なります。

他のバンドと異なり、近接不要輻射のレベルが高いです。 100W ではピークの数も増えています。
〔28MHz〕

10W で第４高調波が見えていますが、100W では第２高調波が見えています。

10W で見える 27.5MHz のピークが 100W ではそれほど大きく見えません。
100W の方が全体的に抑圧レベルが高いです。