Vector Antenna Analyzer FA-VA5 と RigExpert AA-520 の測定結果を比較する [Measuring equipme]
FA-VA5 の測定結果がどの程度に正しそうかを同じアンテナを AA-520 で測って比較してみました。
HF 帯は SteppIR を使用し、V/UHF 帯はルーフタワーに付けたモービル・ホイップで試してみました。
〔7MHz〕
設定したのは 7.05MHz。
AA-520 は SWR 1.3 以下がうまく表示されていないが中心周波数はほぼ同じような値になっている。
どうも SteppIR の設定が狂っているようなので後で調整しなおす必要がありそうです。
〔10MHz〕
設定したのは 10.1MHz。
ほぼ同じような傾向で測れている。
〔14MHz〕
設定したのは 14.1MHz。
ほぼ同じような傾向で測れているが、
AA-520 は SWR 1.2 以下がうまく表示されていない。
〔18MHz〕
設定したのは 18.1MHz。
ほぼ同じような傾向で測れているが、
やはり AA-520 は SWR 1.2 以下がうまく表示されていない。
〔21MHz〕
設定したのは 21.2MHz。
ほぼ同じような傾向で測れているが、FA-VA5 の SWR 最低値は 1.2 なのに対し
AA-520 では SWR が 1.2 でフラットになっているという違いが出ている。
〔24MHz〕
設定したのは 24.950MHz。
ほぼ同じような傾向で測れているが、FA-VA5 の SWR 最低値は 1.36 なのに対し
AA-520 では SWR が 1.2 になっているという違いが出ている。
〔28MHz〕
設定したのは 28.3MHz。
ほぼ同じような傾向で測れているが、FA-VA5 の SWR 最低値は 1.25 なのに対し
AA-520 では SWR が 1.2 で少しフラットになっている部分があるという違いが出ている。
〔50MHz〕
設定したのは 50.1MHz。
ほぼ同じような傾向で測れている。SWR の最低値も 1.8 で同じような値になっている。
〔144MHz〕
モビホなので周波数設定はない。
ほぼ同じような傾向で測れている。
〔430MHz〕
FA-VA5 は測定結果が波打っているが、AA-520 では少しフラットになっている。
これはこの周波数では測定系の違い(変換コネクタの違いや有無など)が影響しているように見える。
ただ SWR の値は似たような値が出ている。
アマチュア的には FA-VA5 の測定結果は HF から V/UHF まで使えそうに思う。
それよりも SteppIR の各バンドでの再調整が必要なことが分かってしまった。
HF 帯は SteppIR を使用し、V/UHF 帯はルーフタワーに付けたモービル・ホイップで試してみました。
〔7MHz〕
設定したのは 7.05MHz。
AA-520 は SWR 1.3 以下がうまく表示されていないが中心周波数はほぼ同じような値になっている。
どうも SteppIR の設定が狂っているようなので後で調整しなおす必要がありそうです。
〔10MHz〕
設定したのは 10.1MHz。
ほぼ同じような傾向で測れている。
〔14MHz〕
設定したのは 14.1MHz。
ほぼ同じような傾向で測れているが、
AA-520 は SWR 1.2 以下がうまく表示されていない。
〔18MHz〕
設定したのは 18.1MHz。
ほぼ同じような傾向で測れているが、
やはり AA-520 は SWR 1.2 以下がうまく表示されていない。
〔21MHz〕
設定したのは 21.2MHz。
ほぼ同じような傾向で測れているが、FA-VA5 の SWR 最低値は 1.2 なのに対し
AA-520 では SWR が 1.2 でフラットになっているという違いが出ている。
〔24MHz〕
設定したのは 24.950MHz。
ほぼ同じような傾向で測れているが、FA-VA5 の SWR 最低値は 1.36 なのに対し
AA-520 では SWR が 1.2 になっているという違いが出ている。
〔28MHz〕
設定したのは 28.3MHz。
ほぼ同じような傾向で測れているが、FA-VA5 の SWR 最低値は 1.25 なのに対し
AA-520 では SWR が 1.2 で少しフラットになっている部分があるという違いが出ている。
〔50MHz〕
設定したのは 50.1MHz。
ほぼ同じような傾向で測れている。SWR の最低値も 1.8 で同じような値になっている。
〔144MHz〕
モビホなので周波数設定はない。
ほぼ同じような傾向で測れている。
〔430MHz〕
FA-VA5 は測定結果が波打っているが、AA-520 では少しフラットになっている。
これはこの周波数では測定系の違い(変換コネクタの違いや有無など)が影響しているように見える。
ただ SWR の値は似たような値が出ている。
アマチュア的には FA-VA5 の測定結果は HF から V/UHF まで使えそうに思う。
それよりも SteppIR の各バンドでの再調整が必要なことが分かってしまった。
こんにちは。
これ使えそうですね。。。
AA-54手放して、こちらにしようかな?
by kittyhawk (2018-09-23 12:03)
kittyhawk 様
いつもコメントをありがとうございます。
そう思います。
もし、V/UHFでも使うなら、高精度キャリブレーション・キットも購入される事をお勧めします。ちゃんとデータ付きの治具でいつでもちゃんとキャリブレーション出来る安心感もありますし、精度も維持できますし。
by ktm (2018-09-23 18:19)
こんばんは。
そうですか。VU使うと言っても50Mまであれば事足りのですが。。。430Mはほぼ未使用、144MはFMだけですしね。。。車はノンラジアルですし。今年は10MHz100局アワード狙いで、ずーっと10MHzFT8ばっかりやってます。
話が変わりますが、以前お書きしていたスプレッセンス、どっかで流れてましたよ。私は担当ではありませんが。
by kittyhawk (2018-09-23 21:20)
おはようございます。
50MHzまでなら高精度キャリブレーション・キットは不要ですね。
はい、Spresenseで試してみたい事があるのです。
低歪率のツートーン・ジェネレーターをソフトウェアDDSで作れないかと思っています。低歪率のアナログ発振回路は部品に特殊な物が必要ですし、オーディオ関係が充実したSpresenseなら容易かなと。
まずは勉強から始めてみます。
物はAmazonでも買えるようですから。
by ktm (2018-09-24 07:04)