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QRP HF Dummy Load を終端型電力計にするため Arduino の電圧測定器を繋げました [Measuring equipme]

 前回作った Arduino DC 電圧計スケッチの動作が確認できたので、QRP HF Dummy Load に繋いで終端型電力計にしてみました。

〔Arduino DC 電圧計スケッチ〕
16bit の ADC を使い、内蔵基準電圧が 2.048V なので 1 step の分解能は 62.5 μV になります。
これは入力オープンで動かしたときの様子。入力オープンで HiZ なので誘導電圧が出てます。
DSC06972.JPG
〔QRP HF Dummy Load に繋いだ〕
DSC06974.JPG
入力の OP Amp バッファに 1.5MΩ:100kΩ の分圧回路を接続し、QRP HF Dummy Load の検波出力と繋いだところ。
入力フロートから 100kΩ で終端されたので誘導電圧が軽減され表示が安定しています。
QRP HF Dummy Load の検波出力を繋ぐ前に安定化電源の電圧を加えて、Arduino 電圧計の表示と DMM の表示を比べてみましたが、0.0000V から 2.024V までの間でほとんど同じ値を表示しており、DMM レベルの精度が出ている事は確認しました。

あとはこれに SG を繋いで SG 出力対検波出力電圧の対応テーブルを作成し、スケッチに組み込んで電力表示ができるようにする予定です。
1mW / 0dBm の先頭電圧は 0.32V、分圧された電圧が 0.02V なので、電圧計としては十分測れる電圧ですが、検波用のダイオードがどの程度動作できるかは分かりません。
うまくすれば 1mW / 0dBm から 10W / 40dBm くらいまでの電力計が出来上がるはずです。
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