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N型コネクタのケーブルを作っていろいろなアッテネーターと RLB を測定してみました [Measuring equipme]

 QRP HF Dummy Load を使った終端型電力計の校正用にN型コネクタのケーブルを作ったので、いろいろなアッテネーターと RLB を測定してみました。

※ 測定中の写真を2枚追加しました

〔3D-2V M型コネクタ〕
3D-2V の片側 N 型、反対側 M 型コネクタを付けたケーブルを M-M の変換コネクタで繋いだものです。
1 Mコネクタ_1500MHz.jpg
1.5GHz までの特性。使えるのは 150MHz くらいまでですね。
2 Mコネクタ_100MHz.jpg
100MHz までは良好です。

〔RG-58U BNC 型コネクタ〕
RG-58U の片側 N 型、反対側 BNC 型コネクタを付けたケーブルを BNC-BNC の変換コネクタで繋いだものです。
4  BNCコネクタ_1500MHz.jpg
1.5GHz までの特性。1200MHz くらいまで使えそうです。
3 BNCコネクタ_100MHz.jpg
100MHz までの特性

〔BIRD8343-100 100W 10dB アッテネーター〕
ヤフオクで手に入れた BIRD Model 8343-100 10dB アッテネーターの特性です。N-N 中継コネクタを使ってノーマライズしたあとの測定結果です。
7 BIRD8343 100 W 1500MHz with marker.jpg
仕様では DC ~ 1GHz まで使えるはずですが、なぜか 450MHz 以下の減衰量が減少しています。
6 BIRD8343 100 W 100MHz.jpg
7MHz では -3.51dB しかありません。これでは終端型電力計の校正には使えません。(´;ω;`)
どう使ったらこうなるのでしょうね。信じられない特性です。

〔コアキシャル型 20dB アッテネーター〕
ハムフェアで手に入れた 20dB アッテネーターです。
8 coax 20dB 1500MHz.jpg
1.5GHz までの特性。1200MHz くらいまで使えそうです。
9 coax 20dB 100MHz.jpg
100MHz までの特性

〔自作 10dB アッテネーター〕
こちらは自作の 10dB アッテネーターです。
DSC06980.JPG
12 homebrew-A.jpg
11 homebrew-B.jpg
ともに 430MHz くらいまでは使えそうです。

〔中華製 SMA コネクタのアッテネーター〕
これは中華製の SMA コネクタのアッテネーターです。
13 ch 10db.jpg
10dB の特性
14 ch 6db.jpg
6dB の特性
15 ch 6db.jpg
もう一つの 6dB の特性
16 ch 3db.jpg
3dB の特性
それぞれ 1.5GHz まで使えそうです。

〔自作 RLB〕
トロイダルコア活用百科に出ている RLB で 5t のものです。
DSC06981.JPG
17 RLB VU through.jpg
スルーの特性
17 RLB swr 50ohm termination.jpg
DUT 側に 50Ω のダミーロードを繋ぎ、検出側に出てくる信号を見ています。
430MHz くらいまで使えそうです。

〔安立製方向性結合器〕
ヤフオクで手に入れた安立製の方向性結合器の特性です。
18 RLB アンリツ through.jpg
スルー側の特性
19 RLB アンリツ  50ohm termination.jpg
-30dB 側の出力です。良い特性が出てます。
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