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地上高 0.2m のオフセンター給電ダイポール・アンテナの特性を EZNEC で計算してみました [Antenna]

 今度は、地上高 0.2m のオフセンター給電ダイポール・アンテナの特性を EZNEC で計算してみました。

ARRL の EZNEC 解説書によるとオープンエンドに給電点を持ってくると解析が困難になると書かれています。それならばと極端なオフセンター給電ダイポール・アンテナの特性を計算してみました。
また Wire の分割セグメント数も増やしています。
〔EZNEC の設定〕
1-EZNEC.jpg
〔Wire 設定〕
2-Wire.jpg
〔実グランドの設定〕
田園、丘陵地帯と植林地にしています。
3-ground-description.jpg
〔電流分布〕
4-current.jpg
〔SWR 特性〕
片側1m、反対側を17.85m、地上高20cmでの SWR
5-SWR.jpg
7.04MHz で SWR が 1.99 となり、インピーダンスが約 100Ω でリアクタンス分が 0.7Ω とほとんど 0 になりました。
これなら KX3 内蔵の ATU でもマッチングが取れそうです。
今度、近くの防災公園で実験してみようかと思います。
山へ行くときに地面に這わせたアンテナで交信できたら、ポールを持たなくて良いので便利です。
でも、前に試した時には受信は良いけど、電波は飛ばなかったんですよね。
再度、挑戦してみます。
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