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0mH(メートル高)オフセンター給電ダイポールを試す(準備編 その2) [Antenna]

 0mH(メートル高)オフセンター給電ダイポールを試す、準備編 その2です。

近所の公園で前回と同じ条件で試してみました。
ところが今回は SWR の最低点を見つけらていません。
前回と違うところは地面の状態だけです。公園の地面は乾燥しており、硬い土に砂が載った状態です。
まずアンテナ・アナライザーに直接付けて SWR を測りましたが、測定結果表示範囲(10 > SWR)を超えていました。そこで R + jX の形式で測定しましたが、やはり測定結果表示範囲(± 200Ω)を超えており、S パラメータ表示で測ってみました。
測定範囲は 10MHz ± 8.192MHz です。
DSC_0083-shr.JPG
DSC_0084-shr.JPG
10MHz で 265Ω - j 261Ωです。軌跡の円が小さいのでほぼ同じ値だと思われます。
今度は、前回と同じで EFHW用のチューナー(トランス)を繋いでみました。
測定範囲は 6MHz ± 4.096MHz です。
DSC_0085-shr.JPG
DSC_0001_BURST20181227152055347-shr.JPG
6MHz で 7.6Ω + j 15.2Ωです。
次に、T型(C-L-C)のアンテナ・チューナーに繋いでみました。まぁ、一般のアンテナ・チューナー+ロング・ワイヤーです。6MHz の信号を出してチューナーを調整すると、ぎりぎり調整できて
DSC_0087-shr.JPG
リアクタンス成分の符号反転がありますので、共振しているところはあるようです。
測定範囲を 10MHz ± 8.192MHz として SWR を見ると、下がっているところがあります。
DSC_0088-shr.JPG
測定範囲を 6MHz ± 2.048MHz にしてみると
DSC_0091-shr.JPG
そこそこ下がるところがあります。
アンテナ・アナライザーから 7MHz の信号を出して再調整してみると、やはりぎりぎり調整できて
DSC_0093-shr.JPG
リアクタンス成分の符号反転がありますので、共振しているところはあるようです。
SWR を測ると
DSC_0094-shr.JPG
下がるところはあります。
しかし、チューナーの調整がぎりぎりで限界です。

今度は前回のシミュレーションで使った、地上高 20cm での結果を見てみたいと思います。
それとトロイダルコアの巻き数比を変えながら、インピーダンスを測って 50 Ωで共振するところがあるどうかも見てみたいと思います。
これは冬休み明けで公園に人がいない時に試そうと思います。
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