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三田無線研究所(DELICA)のトランスディッパー WB-200 はやっぱりスゴイ [Measuring equipme]

 思わず買ってしまった中華ラジオキットを作っているのですが、その調整にデリカのディップメーター WB-200 を引っ張り出しました。

低いバンドの方はすぐに動き始めたのですが、高いバンドの方が動きません。
しばらく通電していたら発振し始めたので、20分ほどエージングしてから発振周波数を見てみました。
その結果がこれです。
発振周波数を 150MHz に合わせ、発振強度も指定の強度に合わせてあります。
DSC07264.JPG
DSC07263.JPG
その時の信号受信状態がこれです。
DSC07265.JPG
値で見ると、150MHz に対し 70.91kHz のズレです。値を見ると大きいように感じますが、精度をパーセントで見てみると 0.047% です。
大学の時に買ったので約45年くらい前の機械で、LC発振回路です。
発振しなかったものを通電して発振するようになり、さらにエージングしてから測ったとはいえ、この精度は驚異的です。
三田無線研究所、畏るべし、ですね。
なお、このくらいになると撮影で手やデジカメが動くとそれに従って周波数も振れます。
まぁ、コイルがむき出しですから周りの影響を受けてしまうのは使用形態からいっても仕方ありません。
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