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頂き物の9:1アンアンの SWR を測ってみました(伝送特性の測定方法検討も) [Antenna]

 以前に頂いた9:1アンアンもあるので純抵抗負荷に対するスミス・チャート、SWR、リターン・ロスを測ってみました。

結果がこちらです。
5-czr.jpg
SWR が最低になる周波数がだいぶ低くなっています。ただし、リターン・ロスは 30MHz まで -30dB 以上取れています。なので、純抵抗負荷の場合の SWR はなかなか良い値が出ています。

ここまで NanoVNA を使って2個の9:1アンアンを測ってみました。
これまで測ったのは「S パラメータのお勉強」で出てきた S11 だけです。
Transmission Line Transformer(伝送線路トランス)としては S21(伝送特性、挿入損失と挿入位相)も必要です。
それを測るには「定本トロイダルコア活用百科」P.113 図3.56 にある「インピーダンス変換パッド」が必要です。もちろん、そのようなものを持っていません。
では、どうするか。もう1個、同じ9:1アンアンを用意し、インピーダンスを 50Ωに戻してやれば NanoVNA で伝送特性を測れます。
う~ん、どうしよう....
もう1個買うか....
抵抗負荷の両端に出力インピーダンスが 50Ω の FET プローブを繋いで測るか....
それには FET プローブが必要だし....
FET プローブはこちらに例があります。RIGOL のスペアナでもあると便利なので FET プローブを作ろうかしら....


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