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KiCAD に独自のライブラリを追加する [Simulation]

 KiCAD に独自のライブラリを追加して、回路図に追加しました。

備忘録でライブラリの追加、シンボル、フットプリントの追加方法を書いておきます。

ここからです。

KiCAD 本体のライブラリには書き込みできないので、自分のライブラリを作成し、そこに既存のライブラリのシンボルで流用できるものを選んで追加します。追加したシンボルを編集し、フットプリントの追加も行います。
① 新規ライブラリの追加
シンボルエディターを開き、ファイル・メニューから新規ライブラリー....を選びます。
1-シンボルエディター_新規ライブラリー.jpg
名前を付けて新しいライブラリーを保存します。
2-新規ライブラリー.jpg
その際、属性を聞かれるので、属性としてはグローバルを選択。
3-テーブル選択ダイアログ.jpg
フォルダーを確認すると、新しいライブラリーが出来ています。
4-ライブラリーの確認.jpg
設定メニューからシンボルライブラリーを管理...を選び
5-シンボルライブラリーを管理.jpg
新しいライブラリーの説明を追加します。
6-説明の追加.jpg
これで自分用のライブラリーが使えるようになりました。
② シンボルの流用追加
今回は外形が 8Pin DIP のモジュールなので、流用してシンボルを追加します。
近いデバイスをライブラリーから探して、コピーします。
7-名前を付けてコピーを保存.jpg
保存先に先ほど作った新しいライブラリーを指定します。
8-コピーを保存ダイアログ.jpg
デバイスを検索して新しいライブラリーに追加されているのを確認します。
9-シンボルプロパティを編集.jpg
シンボルのプロパティを新しいシンボル用に書き換えます。
10-シンボルプロパティの編集_フットプリント.jpg
フットプリントが無かったので、本棚のアイコンをクリックして、フットプリントを紐付けします。
11-フットプリントの選択.jpg
赤丸のところをクリックすると、先ほどのシンボル・プロパティに追加されます。
12-シンボルプロパティの編集_フットプリント.jpg
名前が変わっているので、再度、検索します。
13-ピンテーブルの編集.jpg
見つけたら、テーブルのアイコンをクリックして、ピンテーブルを編集します。
14-ピンテーブル.jpg
ピンテーブルとシンボルを確認します。
15-フットプリント.jpg
③ 回路図へシンボルの追加
回路図エディタで、シンボルの追加を選択し、ライブラリーを検索します。
16-シンボルの配置.jpg
回路図に追加されました。
17-シンボルの追加.jpg

以上で、新しいシンボルの追加は終了です。
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