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温故知新 0-V-1 製作の要点 [Other]

 CQ誌 1957年10月号、1960年1月号に 0-V-1 の製作記事が出ています。

1957年10月号では安定性確保のためにシャーシーの強度を上げる事を上げていました。1mm 厚のアルミ板で作ったが、3mm 厚のアルミ板、アングルで作りたいと書かれています。バーニアに直結しているので機構的な問題もあるのかもしれません。自在接手を使うなど、ストレスを逃がす工夫が必要のようです。回路は一般的なものですが、電源は別シャーシーで作っています。

1960年1月号ではヒーター配線に工夫をしており、ヒーター中点を出力管のカソードに繋いでいます。電源トランスの1次側にもパスコンで落としており、再生検波段のヒーターにもパスコンを入れています。
2_0-V-1.jpg

両方の筆者とも、この 0-V-1 で100カントリー以上を受信されているのにビックリです。

ちょっと中断してしまっている 1-V-1 を再開して、海外放送やアマチュア無線を聞かなくては。
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