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TRIO SM-5D のクリコン機能を tinySA と WB-200 で測ってみた [SWL]

 今度は、TRIO SM-5D のクリコン機能を tinySA と WB-200 で測ってみました。

WB-200 のコイルにワンターンのリンクを通して、SM-5D に信号を入れます。
WB-200 の VR を調整して発振を止めた場合、発振させて SM-5D の RG Gain を Mid、Max と変えた場合を並べてあります。
SM-5D は、局発に Xtal の第2高調波を使っており、その信号レベルは変化がありませんから、それを基準に見ていきます。
DSC08237-w.JPG
左側が WB-200 の発振を止めた状態です。Xtal の他に、局発信号、3次の信号がかなり大きいレベルで見えています。
真ん中、WB-200 を発信させ、SM-5D の RF Gain を真ん中にした状態です。変換された信号の他にイメージが見えています。
右側が WB-200 を発信させ、SM-5D の RF Gain を Max にした状態です。変換された信号のレベルは上がりますが、それに伴い、イメージや子供も増えています。受信していると変換された信号も大きくなりますが、ノイジーになって見えてきます。
当たり前ですけど、やはり RF Gain も Max 固定でなく、適正ゲインに調整した方が良い事が分かります。
tinySA は、性能的な事を指摘される場合もありますが、単純にスペクトルを見るのならば簡単に使えて便利な道具だと思います。TG 付きスペアナもありますが、引っ張り出すのが大変ですから。
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