壊れた RF パワーアンプの再生

　壊れた中華 RF パワーアンプの再生にトライしてみました。

壊れた中華 RF パワーアンプは、２段目の MOS FET の Vgs が高く、Id が流れすぎて壊れています。
前回、初段の MMIC が生きている事は確認できましたので、MOS FET を除去し、入力と出力を繋いで、MMIC 単体の RF アンプとする事にしました。

〔配線加工〕
これが加工後の写真です。黄色の四角で囲ったところが入力と出力を繋いでいるところです。


〔動作確認〕
SG から 7MHz 0dBm の信号を入力し、出力を確認しました。
SG の設定です。


電源の様子です。


出力の測定値です。


動作しているところです。


0dBm の入力で約 0.15W の出力が出ています。約 22dB 程のゲインが取れているようです。

これで T41EP 20W PA のテストする時に SG で押せない問題は改善できそうです。