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RigExpert AA-30.ZERO を PC に繋いで測定してみる [Measuring equipme]

 RigExpert AA-30.ZERO を PC に繋いで、いろいろと測定してみました。

〔50Ω、75Ω、33.3Ωの測定〕
SWR 校正用に持っているそれぞれのダミーロードを測ってみます。
50Ω
5-50ohm.jpg
75Ω
6-75-ohm.jpg
33.3Ω
7-33R6-ohm.jpg
SWR 1 はちょっとずれていますが、SWR 1.5 はちゃんと出ています。
〔SteppIR 7MHz の測定〕
今度は実際のアンテナでの測定です。
広域
8-stepp-30M-100p.jpg
狭域
10-stepp-7M.jpg
広域では上の方に乱れが見えます。
〔SteppIR 28MHz の測定〕
12-stepp-28M.jpg
問題なく測れていますし、インピーダンスの値も出ています。
〔動作上限周波数の確認〕
動作上限がどのくらいにあるかを見てみます。
測定に使っているデバイスは SA612 と Si5351A です。 これらはかなり高周波まで動くので、どこまで使えるかを見てみました。 まず、ダミーロードから。
50Ω
13-60M-50.jpg
75Ω
14-60M-75.jpg
33.3Ω
15-60M-33R3.jpg
良さそうに見えます。
しかし、実際のアンテナを測ってみると
16-29R5M.jpg
どうやら 30MHz でソフト的なリミットが設けられているみたいです。
これは条件を変えていろいろと試した結果です。
ちょっと残念。
でも、30MHz まではちゃんと測定してくれますし、リアクタンスも表示してくれるので良しとします。
なにしろこの値段ですから。

次は、Arduino に繋いで、LCD グラフィック・ディスプレイにグラフ表示できるように考えます。
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RigExpert AA-30.ZERO を PC に繋いでみる [Measuring equipme]

 RigExpert のサイトに載っている PC 接続の例を試してみました。

〔接続準備〕
接続用のケーブルを作ります。
DSC06565.JPG
サンハヤトのスルーホール用テストワイヤを半分のところで切って、ブレッドボード用のワイヤに繋ぎなおします。
これで AA-30.ZERO のスルーホールに半田付けしなくてもケーブルを USB Serial 変換基板に繋ぐことができます。
接続したところ
DSC06566.JPG
DSC06568.JPG
DSC06567.JPG
〔接続〕
ダウンロードした最新の AntScope ver. 4.3.4 を起動します。
最初に警告が出ますけど、OK して先へ進みます。
1-warning.jpg
ポートの設定をします。
2-com-port.jpg
アナライザーの設定をします。
3-AA-30.jpg
〔測定〕
測定条件を設定します。
4-scan-set.jpg
OK をクリックすると測定が始まり、結果が表示されます。
5-50ohm.jpg
これは 50Ω ダミーロードを図った結果です。
SWR が 1 にはなりません。
各種測定結果は別途載せます。
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