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K-201 One Tube Regenerative Radio Kit の電源を考える (その4) [SWL]

 K-201 One Tube Regenerative Radio Kit の電源を考える、その4です。

K-201 One Tube Regenerative Radio Kit の電源を考える (その3)
http://sdr-de-bcl.blog.so-net.ne.jp/2018-01-07-1
で紹介した aitendo の MT3608 を使った DC DC コンバータ・モジュールをテストしてみました。
結果、すごい良いです。
まず、出力電圧を調整するために負荷に 22kΩ の抵抗を付け、電源には安定化電源から 9V を供給しました。この時の効率です。
出力 24V、負荷 22kΩ、計算した電流値は 1.09mA、消費電力は 26.2mW。
入力 9V、入力電流値は 4.5mA、供給電力は 40.5mW。
効率は 26.2 / 40.5 = 64.7%
そこで DC DC コンバータ・モジュールを入れ替えて、動かしてみました。
DSC06708.JPG
9V の充電池を使って、電池電流が 4.5mA、電池電圧 9.04V でした。
前の DC DC コンバータの電池電流 108mA に比べて、20倍以上も改善されています。
ただし、出力電圧が仕様上、Up to 28V Output Voltage で実測では 26.8V 程度までしか上がりません。
なので出力電圧は 24V に設定しました。
これでも鴨居に付けた FM フィーダーアンテナ を繋いだら何とか TBS が受信できました。
同じように軽負荷時に pulse frequency modulation mode になる DC DC コンバータで出力電圧がもう少し高くまで許容できるものを探してみたいと思います。
当面はこれで動かしてみます。
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