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Android 版ツートーン・ジェネレータの歪率を測ってみました(WaveSpectra の結果を追加) [Android]

 Android 版ツートーン・ジェネレータの歪率を測ってみました。

※ WaveSpectra の測定結果も追加しました。
測定には USB オシロを使い、FFT で計算しています。
① Tone Generator (GSB Media)
全高調波歪(THD)は平均で 0.325% でした。
1-Multi-Tone.jpg
4-WS-Multi-Tone.jpg
 WS の THD は 0.00851% です。
② Function Generator (keuwlsoft)
全高調波歪(THD)は平均で 0.457% でした。
2-Func-50kHz.jpg
5-.jpg
 WS の THD は 0.02231% です。
③ ToneGen Tone Generator Free (NCH Software)
全高調波歪(THD)は平均で 0.317% でした。
3-Tone-50kHz.jpg
6-.jpg
 WS の THD は 0.04374% です。
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それぞれ思いのほか良くありません。
もしかすると USB オシロの入力分解能が不足してこうなっているのかもしれません。
う~ん、PC の WaveSpectra でも測ってみようかと思います。← 測りました。

やはり WaveSpectra の方が良い値になっています。
これは量子化ビット数の違いが大きいように思います。
また、USB オシロも WaveSpectra も FFT 設定の追い込みができていないので、測定結果は傾向を見る程度です。
でも、Android アプリでも十分な歪率のツートーン信号を出せそうです。
う~ん、でも使いかっては専用ハードウェアの方が良いですね。
やはり何らかのハードウェアを作ろうかと思います。
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Arduino MKR Vidor 4000 (Microchip ATSAMD21 - Arm Cortex-M0+ processor + Intel Cyclone 10CL016) [Arduino]

 5月の Maker Faire Bay Area で発表されていた Arduino MKR Vidor 4000 が $60 で出ています。

Arduino MKR Vidor 4000 は、Microchip ATSAMD21 - Arm Cortex-M0+ processor と Intel Cyclone 10CL016 FPGA チップが載っているボードです。
Getting Started には Tutorials もあり、FPGA HDL Basics という FPGA の説明も用意されています。
ただ、標準のインターフェースが MIPI と HDMI という映像、音声に特化してはいます。
いろいろと活用するにはそれなりの知識が必要ですね。
abx00022_featured_1.jpg
abx00022_iso_1.jpg
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BCL/SWL の本を買ってしまった [SWL]

 秋になってくるとたまに短波放送が聞きたくなります。

それで、ちょっと古いのですが、BCL/SWL の本を買ってしまいました。
1冊目はこれ。
1993年の本で内容に古いところはありますが、懐かしく眺めています。
英語の受信報告の書き方や電波伝搬の説明は古くても役に立ちそうです。

2冊目はこれ。
1991年の本です。この本は BCL/SWL の受信にまつわるよもやま話がまとめられており、エピソードが面白くて吹き出しそうな話もあります。

3冊目はこれ。
2007年に第1刷で、手に入れたのは2018年の第5刷です。改定もされず、息が長い本ですね。
ヘルツの送信機、受信機から始まって中波ステレオ放送までの説明、ラジオの技術解説、ラジオの自作、放送受信の楽しみまで書かれています。自作ラジオは、今となっては部品の入手が厳しそうですが、再生ラジオ、超再生ラジオが紹介されています。ただし、コイルのボビンに35mmのフィルムケースを使っていたりするので、その部分の変更が必要です。でも、作ってみたい気がします。

今では SDR もあるし、aitendo で DSP ラジオもあるので、再生ラジオは忘れられた技術に見えます。
でも、あの信号がないところでは静かなところが良いですよね。
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