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温故知新 テトロード・トラジスタ (回路図を追加) [HF]

 最近、ベース電極が2つある、テトロード・トラジスタを知りました。

1959年(昭和34年)に、ソニーが翻訳して誠文堂新光社から出版されたジェネラル・エレクトリック トランジスタマニュアルを眺めていたら、載っていました。

38ページから補助 A.V.C. 機構の説明があり、次の39ページにテトロードまたは第2ベース制御という項目が載っています。
回路図です。
テトロードトランジスタ.jpg
上記、回路図では、ベース電極が2つあり、ベース対ベース間バイアス電圧で高周波利得を変えられ、良好な利得制御ができると書かれています。
最初期のゲルマトランジスタ 3N36/37 がテトロード・トラジスタとして別ページに説明がありました。
昔はこんなトランジスタもあったんですね。
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スマホで数式処理 (Maxima on Android) [SOTA]

 ネットで通販サイトを見ていたら、推奨の中に面白い本を見つけました。

なんと、スマホで数式処理するアプリの解説本です。スゴイ時代になったものです。
数式処理では Mathematica が有名ですが、同等の機能がスマホの数式処理アプリで使えるんです!

その昔、数式処理はミニコンかワークステーションで動く、数式処理システムでした。
それがスマホのアプリになっています。それもフリーです。
まぁ、使われているCPUからしたら当たり前かもしれないのですけど。

さっそくサンプルを動かしてみました。
〔アプリ〕
FUALE7haUAILtbx.jpg
入力専用のキーボードもあります。

〔実行画面〕
FUALFFdaQAAwtUa.jpg

〔グラフ表示〕
FUALFQBagAAGr9A.jpg

解説本はこれです。

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uSDR-Pico with TFT Display [SDR]

 µSDX からの派生プロジェクトである uSDR-pico に Klaus F / PY2KLA OM が FFT 表示を付けました。

fft.jpg
こちらに動画があります。
uSDR-Pico with TFT Display
https://www.youtube.com/watch?v=0zGAnkRjizE

う~ん、世界中のアマチュア無線家のレベルはスゴイなぁ。

uSDR-pico に関してはこちら。
https://github.com/ArjanteMarvelde/uSDR-pico

Arduino_uSDX_Pico_FFT_Proj に関してはこちら。
https://github.com/kaefe64/Arduino_uSDX_Pico_FFT_Proj
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T41-EP Software Defined Transceiver (続報 その2) [SDR]

 T41-EP Software Defined Transceiver、続報 その2です。

Groups.io の qrparci に投稿された T41-EP の情報です。

Shirley Dulcey / KE1L OM の投稿です。

4SQRP is planning to offer a kit of the T41-EP. The SMD parts will all be pre-soldered. Their kits come with excellent instructions; not QUITE up to Hans standards but close. Price and date of availability are still unknown; it will be the most ambitious kit the group has ever offered so it will take some time.

時間はかかりそうですが、ここのところの半導体不足を考えると、キットの配布をまとうかと思います。

ボード配布の申込み募集もあり、多くの方が申し込まれていますが、部品の入手に不安があり、こちらはパスしました。

気になるのは、Jack, W8TEE OM が
I tested positive for Covid on Sunday after returning from my FDIM/Hamvention trip.
と書いており、無事に回復するのを願うばかりです。
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goot のワイヤーストリッパー YS-1 を買ってみた [Tool]

 昨日、外出する用事があったので、横浜のエジソンプラザに寄ってみました。

そこで、goot のワイヤーストリッパー YS-1 を見かけたので、買ってみました。
これです。
DSC09128.JPG
これ、goot が販売していますが、実はイタリア製です。
1629350933zeUiUwc4vGLwNY5xeA3ANJ_m.jpeg
以前、YouTube で見かけて、良いなと思っていたものです。で、買ってみました。
図のように線の先端部の咥え方が他のワイヤーストリッパーと異なり、狭い場所でも使い易そうなんです。


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APRS ビーコンを出してみた(丹沢 三峰山編) [APRS]

 今日は、厚木市七沢から三峰山まで歩いてきました。

その間の APRS ビーコンの状況です。
歩いた軌跡がよく取れています。
1.jpg

今回、稜線からは川崎まで届いたようです。
2.jpg
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APRS ビーコンを出してみた(丹沢 三ノ塔編) [APRS]

 今日は、丹沢 ヤビツ峠から三ノ塔まで歩いてきました。

その間の APRS ビーコンの状況です。
歩いた軌跡がよく取れています。
1.jpg

今回も最長は JQ1ZIF-4 局でした。
2.jpg

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RPN 入力の電卓を買ってみた [Tool]

 レプリカだけど、約半世紀前の学生時代には買えなかった RPN 入力の電卓を買ってみました。

これです。HP-15C のレプリカです。
説明では、
The DM15L is a high-end scientific programmable calcualtor with a root-solver and numerical integration, able to handle complex numbers and matrix operations.
と高機能ですが、使いこなせるかは、また別のお話。
FS7eaY4aMAAxzui.jpg
Model DM15L
マニュアルはネットで見つけてダウンロードしました。
とりあえず、四則演算は覚えようかと。
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(tr)µSDX の SINAD 法による受信感度  [SDR]

 (tr)µSDX の SINAD 法による受信感度を測定してみました。

当初 AM モードで SG の AM 変調波を聴いていたのですが、音が悪く、バンド毎に LSB / USB を切り替えて受信し、感度を調べています。AM 変調波を SSB モードで聴いた方が音が割れません。
前回は CW モードでの感度を調べました。

測定条件:
Vol: +10
Filter: 4k
AGC: ON
NR: 0
ATT: 0dB
ATT2: 2
Noise Gate: 4

周波数ModeSG 出力
3.56MHzLSB-87.0dBm
7.03MHzLSB-86.0dBm
10.106MHzUSB-78.0dBm
14.06MHzUSB-82.0dBm


〔3.5MHz〕
01-3R5.jpg
〔7MHz〕
02-7M.jpg
〔10MHz〕
03-10M.jpg
〔14MHz〕
04-14M.jpg
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10 Best Qrp Transceiver In 2022 – Expert Review に µSDX がいくつか入っている [SDR]

 「10 Best Qrp Transceiver In 2022 – Expert Review」に µSDX がいくつか入っています。

サイトはこちら。
10 Best Qrp Transceiver In 2022 – Expert Review

ここ、商品の評価サイトみたいだけど、こんなマニアックな内容で見る人がいるのかなぁ。
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(tr)µSDX PLL 原発信周波数のキャリブレーション(その3)  [SDR]

 (tr)µSDX PLL 原発信周波数のキャリブレーション、その3です。

前回の (tr)µSDX PLL 原発信周波数のキャリブレーション(その2)では、送信周波数をスペアナで確認してキャリブレーションしましたが、今回はケーブルが揃ったので、周波数カウンターで合わせこみました。
こちらのが正しい周波数に合っているはずです。
〔測定風景〕
(tr)µSDX に 20dB のアッテネータを繋ぎ、ダミーロードで終端しています。ダミーロードの端子に周波数カウンターを繋ぎました。
DSC09127.JPG
〔調整結果〕
DSC09126.JPG
7MHz を送信して、オフセットを調整し、一番近づいたのがこの値です。
表示が 7,000,000 で、修正した結果が 7,000,016.50 です。
差分が 16.50 / 7,000,000 = 0.000 002 357 14 ≒ 2.36ppm です。
周波数カウンターは Agilent 53181A で十分とは言えないまでもウォーミングアップして測っています。それよりも (tr)µSDX のドリフトの方が大きそうですけど。

これで随分と周波数表示が正確になったとは思います。
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(tr)µSDX CW Mode 送信スプリアス(その2) [SDR]

 (tr)µSDX CW Mode 送信スプリアス、その2です。

各バンドで送信スプリアスを測ってみました。
〔3.5MHz〕
近傍でのスプリアス
DSC09116.JPG
3次高調波
20220514 01.jpg
52.26dB に抑えられています。
〔7MHz〕
近傍でのスプリアス
DSC09117.JPG
3次高調波
DSC09118.JPG
3次でなく、近傍にありますが、56.74dB に抑えられています。
〔10MHz〕
近傍でのスプリアス
DSC09119.JPG
3次高調波
DSC09122.JPG
こちらも3次でなく、近傍にありますが、52.02dB に抑えられています。
〔14MHz〕
近傍でのスプリアス
DSC09120.JPG
3次高調波
DSC09121.JPG
やはり3次でなく、近傍にありますが、55.21dB に抑えられています。

次は SSB でのツートーン信号を見てみます。
あと AM 変調での SINAD 数値も確認してみます。
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Teensy SDR Project(もう一つの Teensy 4 を使った SDR) [SDR]

 Teensy 4 を使った SDR として Teensy SDR Project を見つけました。

K7MDL OM が公開されている SDR Project です。
TeensySDR in Hammond 1455N1601-Front-1.jpg
Teens_SDR_end_Panel-2.jpg
TeensySDR in Hammond 1455N1601-1.jpg
TeensySDR in Hammond 1455N1601-2.jpg

Web サイトはこちら
GitHub はこちら
Groups.io にグループもあります。
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µSDX ベースの Micro Transceiver for SOTA [SDR]

 BG6JJI OM が Groups.io に Micro Transceiver for SOTA のガーバーやファームウェアを投稿しています。

これ、Aliexpress などで売っている縦型のトランシーバーの設計のようです。
で、実態は µSDX です。
無題.jpg
無題2.jpg

ガーバーとファームウェアが公開されているので、自分でも作れます。
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温故知新 真空管時代の受信保護と送受信切替 [HF]

 最近入手した昭和36年発行の SSB ハンドブックに受信機保護回路と送受信切替回路が載っていました。

当時は、未だトランシーバーは一般的でなく、送信機と受信機とに分かれていました。
その為、同じアンテナを送信機と受信機とで共用し、送受信を切り替える操作が必要でした。
その頃の送信機には送受信切り替えのためにシーメンス・キー・スイッチがパネルに取り付けられていたものです。時代が SSB に移行し、VOX 回路が出てくると、送受信切替が自動化されました。
その為の回路が、受信機保護回路と送受信機切替回路です。
VOX でアンテナ切り替えをリレーにすると動作が遅れます。送信機、受信機をアンテナに繋いだままにしておき、受信機側に保護回路を入れる場合があります。その簡単な保護回路が次の図です。
ネオン管は送信出力 75W で 1/4W 位を使うと書かれています。
受信機保護.jpg

次は、真空管を使ったアンテナ切り替え回路です。
送受信切り替え.jpg
受信時は GG アンプになり、送信時にはカソードに正電圧をかけてオフにします。
今なら Elecraft のようにダイオード・スイッチでの TR スイッチになるのでしょうね。
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ベッセルの電動ドライバー・ビットを購入 [Tool]

 ベッセルの電動ドライバー用にベッセルのドライバー・ビットを購入しました。

これです。
DSC09115.JPG
これだけの種類があれば、大体のネジを電動ドライバーで使えます。
STAR TO-1 のネジ交換でも威力を発揮しました。やはり電動ドライバーはネジがたくさんある時には便利です。

買ったのはこれらです。
ベッセル ビット.jpg
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WhippleWay Sweep Alignment Board(WSAB) [Measuring equipme]

 前回 紹介した「Vintage Radio Alignment: From Scratch」には調整ツールとして、WhippleWay Sweep Alignment Board(WSAB)が紹介されています。

付録に WhippleWay Sweep Alignment Board(WSAB)の自作方法も解説されています。

下図に WhippleWay Sweep Alignment Board(WSAB)のブロックダイアグラムを引用しました。
NV_0520_Whipple_Figure09.jpg
AD9850 の DDS で掃引信号を作り、その結果を Arduino の A/D コンバーターで取り込んでいます。

付録ではこれを水平に並べています。しかし、その基板では格安中華基板屋さんでは価格が上がってしまいます。そこで、基板を2階建てにして、上側に LCD ディスプレイ、アナログ回路を置き、下側に Arduino と 5V 電源を置く構成にしてみようかと考えています。

まずは、使われている LCD ディスプレイと2電源 IC、オペアンプを購入しました。
DSC09114.JPG
このあと、エンコーダーや VR を購入して、基板を設計しようかと考えています。
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STAR TO-1 ALL WAVE TEST OSCILLATOR(旧JISネジをプラスに交換) [Measuring equipme]

 STAR TO-1 ALL WAVE TEST OSCILLATORのネジが欠品していたので、旧 JIS のマイナスネジからプラスネジに交換しました。

前面パネルをケースに止めるネジを交換しました。
DSC09113.JPG
底面のシャーシーを固定するネジも交換しました。
DSC09112.JPG

今回は、時間がないのでネジの交換だけです。
そのうちに動作確認をして、場合によってはケースを流用して再生ラジオにしたいと思います。
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50Ω RFアッテネーター SMA-J を購入して、測ってみた [Measuring equipme]

 50Ω RF アッテネーター SMA-J を購入して、測ってみました。

実験用に固定のアッテネータを買ってみました。届いたので、使う前に特性を測ってみました。

〔0dB〕
0dB.jpg
ちょっとうねりはありますが、使えそうです。

〔10dB〕
10dB.jpg
割りと良さそうです。

〔20dB〕
20dB.jpg
高域で減衰量が減っていますが、自分が使うには十分です。

〔30dB〕
30dB.jpg
低域でも減衰量が少なく、高域では減衰量が足りません。
動作周波数:DC-4.0GHz、減衰値:30±1.5dB は満足していません。
でも、それを分かって使えば良いかと思います。まぁ、自分が使うには十分です。



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測定用に購入した同軸ケーブルの特性を測ってみた [Tool]

 測定用に購入した同軸ケーブルの特性を測ってみました。

〔RG-58/U NJ-NP〕
20220506 1 NJ-NP.jpg
こちらはノーマライズできるケーブルがあったので、ノーマライズして測定しています。
自分が使うには十分な特性です。

〔RG58 SMA/P - NP〕
20220506 2 NP-SMAP.jpg
こちらはノーマライズするのに必要なケーブル、変換コネクタがすぐには見つからなかったので、TG そのままを見ています。それでも自分が使うには十分な特性が確認できました。

これで 30dB 100W のダミーを使ってリグの出力をそのままスペアナで見られます。





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APRS ビーコンを出してみた(厚木市 森の里編) [APRS]

 今日は厚木市森の里 順礼峠から白山神社まで歩いてきました。

その間の APRS ビーコンの状況です。
歩いた軌跡です。よく取れています。
aprs-1.jpg
場所によって見通せる方角が変わります。
aprs-2.jpg
今回も最長は JQ1ZIF-4 局でした。
aprs-3.jpg
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DJ-G7用3Dプリンターアンテナ(その3) [VHF/UHF]

 DJ-G7用3Dプリンターアンテナ、その3です。

家の近くの低山で受信確認をしてみました。
受信では脱着により S5 → S9、S4 → S6 に信号強度が変化しました。
送信は未チェックです。
本体固定でアンテナだけを回して到来する信号の方位を探せるのが便利です。
FRzqXQiacAE2iAD.jpg
バラせば小さなプラスチックバッグに入り、軽量で持ち運びも便利です。
移動運用には、なかなか良いアンテナだと思います。
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MMANA の限界 [Simulation]

 備忘録として、他の掲示板に書いた「MMANA の限界」をこちらにも残しておきます。

CQ 出版社の「アンテナ解析ソフト MMANA 」P.53 8-3 グランドの影響には、”特に、地上高が波長の0.20倍以下になると誤差が増大します。アンテナによりますが、地上高が1/10波長くらいになると、給電点インピーダンスの計算値が実際の半分くらいになることもあります。また、ゲインも実際より高めに計算されることがあります。”と書かれています。
では、解決策はというと、MMANA が使っているシミュレーション・エンジン MININEC を止めて、NEC2 というシミュレーション・エンジンを使う方法です。
やはり同書の P.58 NEC2 for MMANA では、”NEC2 エンジンでは地上高が0.001波長以上であればかなり正確な値が得られるといわれています。”とあります。
160m の0.001ですと、0.16mですので、AMN さんの試された条件にぎりぎり入ります。
NEC2 を使うには NEC2 for MMANA をインストールしてください。アンテナ・モデルは MMANA のものがそのまま使えます。
ソフトはこちらにあります。
最後に、すみません、私は前にこのソフトを試しただけでコメントできるほど使ってはいません。

EZNEC の説明では、MININEC はモデルを簡易化して計算量を減らしています。NEC2 は精度を落とさずに計算しているため、計算量が格段に増えています。これは70年代、80年代のコンピュータでは問題でしたが、今の PC では全然問題にならないレベルです。昔は FPU もオプションでしたから。
問題は real ground を使う際に、誘電率とか、その特性を設定しないと正確な計算ができない事です。でも、たぶんツールに選択肢が用意されいるので、それを選ぶのではないかと思います。
ツールを紹介しておきながら中途半端なコメントで申し訳ありません。

デイトンで買ってきた EZNEC でパーフェクト・グランドと実グランドで高さを変えて計算してみました。
完全グランドの場合、高さが下がるとインピーダンスが下がり、SWR が上昇していきます。
実グランドの場合、高さが下がるとインピーダンスが下がるのですが、高さが5m(波長のおよそ3%)でインピーダンスがあがり、1mを過ぎて0.1mになるとまた下がります。それに応じて共振周波数も下がっていきます。
この結果がどういう意味を持つのかは浅学のため、良く分かりません。m(__)m
結果はブログに載せました。

> Φ1.2 銅線、片側35m x2のDP 地上高0.2m で解析して貰えませんか?
も試してみました。
こちらもブログに載せてあります。
基本波では同様な特性です。
3次高調波での特性もあります。(ちょっとこれが正しいのか良く分かりませんけど)
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DJ-G7用3Dプリンターアンテナ(その2) [VHF/UHF]

 DJ-G7用3Dプリンターアンテナ、その2です。

開発者の PVV さんから調整用のエレメントを頂きましたので、調整してみました。
まず、調整前の状態を測ってみます。
DSC09089.JPG
エレメントは保護キャップを外しています。
DSC09088.JPG
キャップがあると容量環として働き、同調する周波数が下がります。
DSC09092.JPG
こうなります。
DSC09093.JPG
頂いた調整用のエレメントは第2導波器として使います。
DSC09099.JPG
ちょっとずつ切り詰めて、最終的にこうなりました。
DSC09104.JPG
上は元の導波器、下が調整後の導波器です。

この時の特性です。
広帯域で見ると
DSC09100.JPG
1250MHz から 1320MHz で見たものです。横軸、一目盛りが 10MHz になっています。
DSC09102.JPG
約 1260MHz から 1300MHz で SWR が 1.5 以下になっています。
十分な特性が出ています。
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FT-991A に Panadapter を付けるもう一つの方法 [HF]

 Groups.io を見ていたら、FT-991A に Panadapter を付けるもう一つの方法の紹介がありました。

以前に、内蔵タイプの事は書きました。
PY2RAF OM の FT-991A Panadapter board の新しいリビジョン

今度のは、以前に TS-590 と SDR-IQ とでやっていた方法と同じです。
SDRplay RSP1A with Antenna Input
panada.jpg

まぁ、今の FT-991A の表示機能で満足しているので、さらに追加するのは考えていませんけど。
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