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TX50 QRP 送信機 送信周波数の悩み [QRP]

 TX50 QRP 送信機の送信周波数で悩んでいます。

Xtal の表記周波数は 50.620 になっています。つまり、50.620MHz です。
これは、慣例として 50MHz AM での QRP 運用周波数になっています。

ところが実際の発振周波数は 50.6233MHz になってしまっています。
この状態で、FT-991A で 50.620MHz を受信すると、バンドスコープ表示では離調していますが、実際は問題なく受信できます。
ですので、このままケースに組み込んでも問題はなさそうですが、少し気持ち悪い感じがします。

そこで、周波数カウンターを繋ぎ、L1 を調整すると、若干 周波数を下げられ、50.62304MHz まで下げられましたが、これ以上は下がりません。

う~ん、どうしたものか....
悪あがきをして、50.620MHz を目指すべきか、悩みます。
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RX50 QRP 受信機の動作確認と調整 [QRP]

 今度は RX50 QRP 受信機の動作確認と調整を行いました。

〔電源電流の確認〕
最初に電源とグランド間のショートを確認します。
次に、006P のマイナス側を電池スナップに取り付け、プラス端子と電池スナップの間に DMM を繋いで、消費電流を測定します。
付属の説明書には、「消費電流を測定し、7~8mA 付近であることを確認します。」とありますが、少し少ない 6mA 程度の値となりました。

動作している様子です。
DSC09390.JPG

〔SG からの信号を受信〕
SG から信号を入れ、同町周波数と超再生の再生レベルを調整します。
最初は -70dBm で調整し、次に -100dBm の信号を使って調整します。
その後、どこまで弱い信号まで判断できるかを確認しましたが、普通に使うには -100dBm 辺りまでが良いところでした。
DSC09391.JPG

これで受信機も動いたので、ケースへの組み込みを考えます。
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TX50 QRP 送信機の出力調整 [QRP]

 FCZ OM の QRP パワーメーターを引っ張り出して、TX50 QRP 送信機の出力調整を行いました。

FCZ OM の QRP パワーメーターは、2009年に作ったこれです。

これは調整している様子です。
DSC09386.JPG

昨日も書いたとおり、説明書には L1 と L2 のコアを調整して、信号が大きくなるように調整するとされています。
DSC09389.JPG
調整は、やはりメーターを見ながらの方がやり易いです。
L1 は、かなりコアを入れたところで発振が停止し、抜いていくと出力が増えていきます。出力がピークになったところを探しました。
L2 は、かなりブロードでかなりコアを入れたところでかすかなピークが見られ、そこで止めました。
この時の出力は、16dB のアッテネーター分を加えて、11.5dBm でした。昨日からは 0.3dB のパワーアップです。

〔出力とスプリアスの確認〕
出力調整が済んだところで、DSA815 で出力とスプリアスを確認しました。

021_Span-30kHz.jpg
30kHz スパンの測定結果です。発振周波数は Xtal の表示に対して3.3kHz ほどずれています。

022_Span-1MHz.jpg
1MHz スパンの測定結果です。裾が広いので、ジッターが多いのかもしれません。

023_Span-5MHz.jpg
5MHz スパンの測定結果です。ここまでは変な信号は見えません。

024_Span-10MHz.jpg
10MHz スパンの測定結果です。下側に孫がいます。

025_Span-10MHz.jpg
10MHz スパンの測定結果です。ずっと見ていると、孫が上側に移動しています。

026_Span-20MHz.jpg
20MHz スパンの測定結果です。上下に孫がいます。

027_2nd.jpg
2nd ハーモニクスの結果です。基本波に対して 20dB 程度しか差がありません。

028_2nd-3rd.jpg
3rd ハーモニクスの結果です。こちらも割と大きな信号です。

029_Span-500MHz.jpg
500MHz スパンの測定結果です。きれいに上まで出ています。
これは ローパスフィルターを作らないとダメそうです。

この状態で、マイクにラジオの音を入れ、FT-991A で聞いてみましたが、音質は前回と変わりませんでした。

次回は、ダミーロードに測定端子を追加して、オシロスコープで波形を見てみようと思います。
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TX50 QRP 送信機の動作確認 [QRP]

 TX50 QRP 送信機の動作確認をしました。

〔電源電流の確認〕
最初に電源とグランド間の抵抗を測定します。もし、ショートしていたら、基板に問題があります。
DMM での測定結果は、5kΩ 弱となりました。
006P のマイナス側を電池スナップに取り付け、プラス端子と電池スナップの間に DMM を繋いで、消費電流を測定します。
付属の説明書には、「消費電流を測定し、25mA 付近であることを確認します。」とありますが、5mA 程度 大きくなっています。

〔出力波形の確認〕
出力端子に QRP 用のダミーロードを接続し、ダミーロードの両端の波形をオシロスコープで観測します。波形に歪が見て取れ、スプリアスが悪そうです。
動作させている様子です。
DSC09385.JPG

〔スプリアス測定〕
10dB と 6dB のアッテネーターを通して、出力を DSA815 に繋ぎ、スプリアスと出力を見てみます。
まず、電源 Off の時の波形です。
02_Full-sapn-no-signal.jpg
次に、電源 On の波形です。
01_Full-span.jpg
スパンは 1.5GHz です。かなり上までスプリアスがあります。

03_Span-1GHZ.jpg
スパンを 1GHz の時のスプリアスです。750MHz 辺りまで信号が観測されます。

04_2nd-level.jpg
2nd のレベルです。かなり大きいので、実際には LPF が必要そうです。

011_2nd-3rd-level.jpg
2nd と 3rd のレベルです。ほぼ同じレベルで出ています。

近傍の様子です。
012_neighbor-span-10MHz.jpg
スパン 10MHz で見ています。

05_output-power.jpg
スパン 5MHz で見ています。
10MHz では気が付かなかったのですが、48.2MHz 辺りに孫がいそうです。あとで、電源の On / Off で症状が変わるかを確認してみたいと思います。

010_neighbor-sapn-100kHz.jpg
スパン 100kHz で見ています。
良さそうに見えますが、ごく近傍を確認しておいた方が良さそうです。

〔出力レベルの確認〕
それぞれのチャートで、およそ -4.8dBm 程度の出力になっています。トータル 16dB のアッテネーターを入れているので、出力は 11.2dBm 程度が出ているようです。

〔送信音声の確認〕
FT-991A で 50.623kHz を AM モードで受信し、TX50 のマイクをラジオのスピーカーに近づけて、TX50 の送信音声を確認してみました。歪もなく、きれいな音声が聞こえました。

説明書には、「L1 とL2 のコアを、信号が大きくなり、声がきれいに聞こえるように調整します。」とありますが、どちらもブロードであまり変化がありません。

次回は、QRP のパワーメーターの動作確認とダミーロードへのオシロスコープ接続用端子を追加して、パワーメーターとオシロスコープで波形を見ながら調整してみようと思います。
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ワイヤレス人材育成のための アマチュア無線の活用等に係る制度改正について [Other]

 JARL からのメルマガ(号外)が届きました。

なんだろうと思い、見てみたら、「ワイヤレス人材育成のための アマチュア無線の活用等に係る制度改正について①」のお知らせでした。

この中で関係しそうなのは
6.電波の強度に対する安全施設について
7.二次業務の周波数の使用
8.再免許申請期間の始期の見直し
の3項目です。
良く読んで確認しておこうと思います。

また、地域の防災訓練にも参加しているので、次の項目は大事だと思います。
9.その他の改正事項
● 非常時や緊急時の通報及び人工衛星に開設するアマチュア局の送信する通報は,他人の依頼による通報を行うことができるようになりました。

これにより地域の防災関係者からの依頼による通報が問題なく行えそうです。
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TX50 RX50 QRP 送受信機キット を組み立てた [QRP]

 やっと、TX50、RX50 QRP 送受信機キット を組み立てました。

これは JL1KRA 中島 OM が頒布しているもので、昨年末に購入したまま、年を越してしまいました。
FrvETwwagAEt78D.jpg
動作確認はこれからです。
送信機の水晶は 50MHz AM QRP 機の周波数で一般的な 50.620MHz を選びました。

ちゃんと動いてくれると嬉しいのですが、私には超再生受信機は鬼門なので....
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ADIF Master を無線 PC にインストールしてみた [Operation]

 LoTW にログをアップロードする際、ADIF フォーマットのログ・ファイルを使います。

今までは TQSL で ADIF ファイルを編集していましたが、ADIF Master を無線 PC にインストールしてみました。

1-ADIF Master.jpg

今までの ADIF ファイルを見てみましたが、それらしく読めています。

ダウンロードはこちらです。
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RFBitBanger open source HF transceiver [QRP]

 Daniel Marks, KW4TI OM が開発している、RFBitBanger open source HF transceiver の情報です。

こちらを見ていたら、RFBitBanger の紹介がありました。
QRPer Notes: 3Y0J Presentation, BitBanger Demo, POTA Developers Live, and Georgia State Parks On The Air Event!

GitHub に情報が公開されています。
マニュアルには基板の写真が出ていました。
1-.jpg

この QRP リグの特徴はいろいろありますが、以下の項目などが目を引きます。
・Supports CW (including automatic decode), RTTY, and a new modulation method called SCAMP that uses forward error correction. Details are in the docs directory. CW will support QSK using relay switching.

・SSB could potentially be supported in the same way as the uSDX transceiver, by frequency modulation of the local oscillator. There is a combined input for an audio signal and key, which also doubles as the input for a CW paddle.

・Includes an on-board LED which measures RF current for tuning antenna length.

・Includes a secondary Arduino/ATMEGA328P terminal which connects to the transceiver for logging to a SD card and testing the output power and frequency of the transceiver. This avoids the necessity of requiring a bulky and power hungry laptop computer or tablet. The terminal uses a PS/2 keyboard input.

まだまだ開発途上のようですが、とても面白そうなので、注目していきたいと思います。

注:
SCAMP (Simple Conversational Amateur Messaging Protocol) は、やはり Daniel Marks, KW4TI OM が開発しているディジタル・モードです。
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(tr)uSDX Beta firmware - now with spectrum scope !!! [SDR]

 やはり Guido (PE1NNZ) OM はスゴイ技術者です。

Facebook で教えていただいたのですが、今度は (tr)uSDX にスペクトラム・スコープが付きました。
1-tr-SDX-.jpg
まだベータ版ですが、正式版が待ち遠しいです。
詳細はこちらの動画を見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=N-egrMMcIrA&t=7s

明日にでもファームウェアのアップデートをしてみたくなりました。
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Jens (DJ2GMS) OM による Yaesu FT-818 と Icom IC-705 の電流、電圧、出力の比較 [QRP]

 メルマガを見ていたら、表題の記事が投稿されていました。

但し書きに、「コメントはしません、事実だけです」とあります。

RX: 10.1V
 IC-705 342 mA
 FT-818 374 mA

TX: 10,1V
 IC-705 約 1,8 W (TX できる最低電圧)
 FT-818 5 Watts

FT-818 の TX できる最低電圧:
 8V 約 3,5 W

元の記事はこちら
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4 States QRP Group による T41-EP のキット展示 [SDR]

 Groups.io への Jack, W8TEE OM が T41-EP について投稿されました。

それによると、4 States QRP Group による T41-EP のキットが FDIM の Vendor's Night で展示されるようです。
そろそろキットの発売が近いのでしょうか。

なお、彼らの本は落ち着いたところで改定版が出るようで、今は買わないでと書いています。ただし、FDIM に持ってきたらサインするとも書いています。あ~、行ってみたいなぁ。

改訂版が出たら、また買いそうです。
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Digital Library of Amateur Radio & Communications [Other]

 Groups.io に昔の本のディジタル ライブラリの紹介がありました。

こちらです。
Digital Library of Amateur Radio & Communications

見てみると、古い 73 Magazine や QST 誌、各メーカーの資料 などなど、いろいろな資料が見られます。

かなりの量がディジタル化されています。
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