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T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作(Section 8: Chassis PA Bias 調整 編) [SDR]

 T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作、Section 8: Chassis PA Bias 調整 編です。

+25V の電圧ブーストコンバーターの出力電圧を +25V に調整します。
次に、全ての IRF510 が Off 状態でのベース電流を測定します。
組み立てマニュアルでは 50mA となっていましたが、こちらでは 58mA でした。
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R100 を時計回りに回して、電流が 200mA 増加するまで回します。表示は 258mA になります。
20240922_161035_shr.JPG

R102 を時計回りに回して、さらに電流が 200mA 増加するまで回します。表示は 458mA になります。
(表示が変動して、撮影した瞬間は 460mA になっています)
20240922_161140_shr.JPG

R200 を時計回りに回して、電流が 200mA 増加するまで回します。表示は 658mA になります。
(表示が変動して、撮影した瞬間は 660mA になっています)
20240922_161336_shr.JPG

R200 を時計回りに回して、電流が 200mA 増加するまで回します。表示は 858mA になります。
(表示が変動して、撮影した瞬間は 859mA になっています)
20240922_161532_shr.JPG

ブーストコンバーターのレギュレーションが悪く、電圧が 23.5V まで下がっています。
これは PA のリニアリティに影響が出るかもしれません。

この後は、シャーシーの組み立てに入ります。

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Testing 123: Measuring Amateur Radio Performance on a Budget を買った [Measuring equipme]

 ネット通販で「Testing 123: Measuring Amateur Radio Performance on a Budget」を買いました。

71yxCCkdt0L._SL1437_.jpg
著者は、ZL3DW / ANDREW BARRON OM です。
以前に、同じ著者の「The Radio Today guide to the Yaesu FTDX10」も買っていました。

この本を買った理由は、説明にあった
This book includes performance checks that you can do at home without investing a lot of your hard-earned cash in expensive test equipment. Using new products from the Internet and free software in place of expensive test equipment.
に惹かれたからでした。

表紙には、以前に購入した OSA103 も載っています。
NanoVNA は載っていますが、TinySA は出てくる前の出版(2020年)なので載っていません。

でも、SDR 関係の測定も紹介されています。
送信、受信における レイテンシー の測定についても紹介されています。

TinySA も載った、改訂版に期待したいですね。
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T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作(Section 8: Chassis PA 組立 編) [SDR]

 T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作、Section 8: Chassis PA 組立 編です。

〔温度補償用ダイオード基板の取付〕
リード線の取付
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端子側をヒートシンクに向ける為、絶縁としてカプトンテープを張ります。
20240915_183547~2_shr.JPG
ダイオードに放熱用シリコンを塗布しておきます。
20240915_190134-2_shr.JPG
温度補償用ダイオード基板をヒートシンクにカプトンテープで固定します。
PA 基板取付時に、PA 基板との間に発泡プラスチック材を抑えとして、挟みます。
20240915_193029_shr.JPG

〔IRF510 の取付〕
IRF510 をプラスチック ネジでヒートシンクに固定します。(上記 写真参照)
PA 基板をヒートシンクに取り付け、IRF510 の端子を半田付けします。
20240915_201551_shr.JPG

それぞれの IRF510 の様子です。
Q202
20240915_201632_shr.JPG
Q201
20240915_201640_shr.JPG
Q102
20240915_201651_shr.JPG
Q101
20240915_201659_shr.JPG
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T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作(Section 8: Chassis 裏側パネル 加工 編) [SDR]

 T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作、Section 8: Chassis 裏側パネル 加工 編です。

ヒートシンクの取付穴をズラす追加工を裏側パネルに行いました。

上部の穴です。
20240915_102224_shr.JPG
下部の穴です。
20240915_102311~2_shr.JPG

ヒートシンク、IRF510、PA 基板を仮組して、様子を確認しました。
上面から。
20240915_102019~2_shr.JPG

斜めから。
20240915_101951_shr.JPG

この後、温度補償用のダイオード基板の接続コードの取り付け、ヒートシンクへの組み込みと進める予定です。
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Class-E SSB Transmission, SDR and the Dreaded Arctangent Problem [SDR]

 James A.R. Koehler, VE5FP OM が、QEX September/October 2024 に表題のような記事を投稿されています。

訳すと、「クラス E SSB 伝送、SDR、そして恐ろしい逆正接問題」となります。

記事は、SDR で良く使われる 位相方式の SSB 生成に対し、効率の悪いリニア アンプを使わなければいけない事を指摘しています。

それに対し、µSDX が使ったポーラー変調の場合、PA を効率の良い E 級アンプで構成できるメリットを指摘しています。

しかし、ポーラー変調の場合、振幅情報は IQ 信号の絶対値ですが、周波数情報は IQ 信号のアークタンジェントを計算しなければなりません。浮動小数点演算ユニットがない、安価なマイコンの場合、ここの計算に課題があると指摘しています。
その改善案として、アークタンジェントを分割して近似し、計算速度を改善する提案をしています。

また、振幅情報は PWM で出力し、LPF を通してファイナルの変調電圧とする提案もしています。

Wiki には、次の記述がありました。
関数 atan2 ⁡ ( y , x ) は、プログラミング言語のFortran(IBM社が1961年に実装したFORTRAN-IV)において最初に登場した。元々は、角度θを直交座標系の(x, y)から極座標系の(r, θ)に変換する際に、正確で一意な値が返ってくることを意図して導入された。また、 atan2 ⁡ ( y , x ) は複素数 x + i y の偏角を求める際にも利用される。

昔からプログラム言語では、簡単に書いていましたが、マイコンで計算させるには難しいんですね。

記事にはありませんが、CORDIC もあるけど、近似計算の方が早いようです。
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ADAU1401 DSPmini 学習ボード [Tool]

 ネット通販で、ADAU1401 DSPmini 学習ボード を買ってみました。

20240911_123100~2_shr.JPG
これは、題名に「ADAU1401 DSPmini 学習ボード スタジオおよび楽器サウンド処理用 プロジェクト用の多用途ソリューション」とあります。

ADAU1401 の特徴と用途は下記になります。

FEATURES
 28-/56-bit, 50 MIPS digital audio processor
 2 ADCs: SNR of 100 dB, THD + N of −83 dB
 4 DACs: SNR of 104 dB, THD + N of −90 dB
 Complete standalone operation
 Self-boot from serial EEPROM
 Auxiliary ADC with 4-input mux for analog control
 GPIOs for digital controls and outputs
 Fully programmable with SigmaStudio graphical tool
 28-bit × 28-bit multiplier with 56-bit accumulator for full double-precision processing
 Clock oscillator for generating master clock from crystal
 PLL for generating master clock from 64 × fS, 256 × fS, 384 × fS, or 512 × fS clocks
 Flexible serial data input/output ports with I2S-compatible, left-justified, right-justified, and TDM modes
 Sampling rates of up to 192 kHz supported
 On-chip voltage regulator for compatibility with 3.3 V systems
 48-lead, plastic LQFP
 Qualified for automotive applications

APPLICATIONS
 Multimedia speaker systems
 MP3 player speaker docks
 Automotive head units
 Minicomponent stereos
 Digital televisions
 Studio monitors
 Speaker crossovers
 Musical instrument effects processors
 In-seat sound systems (aircraft/motor coaches)

これが 3,000 円で買えるのですから、凄い時代になったもんです。

それと DSP 処理のプログラムは、SigmaStudio という GUI アプリを使い、ブロックを繋いでいく事でできるようです。
解説しているサイトもありました。

T41EP と作りながら、ちょっと遊んでみようと思います。

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T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作(Section 8: Chassis 裏側パネル 準備 編) [SDR]

 T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作、Section 8: Chassis 裏側パネル 準備 編です。

裏側パネルの組み立てを始めて、ブーストコンバーターを裏側パネルに取り付けました。
20240909_225518_shr.JPG

次に、ヒートシンク、IRF510、PA 基板、ファンを取り付けるのですが、ここで追加工が必要になっています。
それは、ヒートシンクと PA 基板の取り付け穴加工がズレており、そのままでは組みあがらないのです。
まぁ、部品手配の関係で、仕方がないのですけど。

下の写真がズレているところの写真です。
20240911_105351_shr.JPG

裏側パネルのヒートシンク取り付け穴をこれだけズラさないといけません。
20240911_114207_shr.JPG

裏側パネルは、基板ですので、丸ヤスリで削る事にしました。

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T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作(Section 8: Chassis IRF510 ペアリング 編) [SDR]

 T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作、Section 8: Chassis IRF510 ペアリング 編です。

裏側パネルの組み立てを始めたのですが、20W PA に使う IRF510 をペアでドライバー段とファイナルに使うため、そのペアリングを決定する必要があります。
そこで DCA75 で測定し、ペアリングを考えてみました。

下の表が測定結果です。
6-.jpg
この結果から B/C のペアをドライバー段に、A/D のペアをファイナルに使用しようと思います。

なお、参考までに A の特性グラフを PC サポート ソフトウェアで測ってみました。
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DCA75 Pro のファームウェアとサポートソフトをアップデートした [Measuring equipme]

 DCA75 Pro のファームウェアと PC サポート ソフトウェアをアップデートしました。

T41EP で使う IRF510 のペアリングを検討するために DCA75 を引っ張り出したのですが、メーカーのサイトを見ると、マニュアルとソフトウェアがアップデートされていました。

それで PC サポート ソフトウェアをアップデートし、DCA75 を接続したところ、自動的にファームウェアもアップデートされました。

1-.jpg

デバイスマネージャーでは、この様に表示されています。
5-.jpg

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T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作(Section 8: Chassis 準備 編) [SDR]

 T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作、Section 8: Chassis 準備 編です。

組み立てマニュアルの Section 8: Chassis の章を日本語にして、GitHub に置きました。

これから部品の員数確認をして、最終の配線、組み立てに入ります。

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大圏地図を作ってもらった(その2) [HF]

 大圏地図を作ってもらった、その2です。

以前のサイトが移っているとのコメントを頂きましたので、確認してみました。
やはり変わっていたので、また作ってみました。

まず、こちらのサイトに行きます。
1-.jpg
下の方にある VISIT SITE のボタンをクリックします。

移動したサイトで、QRA と QTH を入力します。
Size of Map は、必ず 1000x750 にします。そうしないと地図のプリフィックスの説明がなくなります。
2--.jpg

Create Map のボタンをクリックします。
地図が表示されるので、Shift キーを押しながら、here のところをクリックします。
3--.jpg

地図の PNG ファイルが表示されるので、ダウンロードします。
4-.jpg

ダウンロードした地図を JPEG に変換したものです。
5-.jpg

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TORUN (The Only Radio U Need) a super charged USDX [SDR]

 Groups.io に Somnath Dey OM の TORUN が投稿されました。

uSDX をベースにして、ハードウェアの弱かったところ、SSB の送信音声品質や受信機能の改善も行っています。

ただ、Ali などの格安ハード屋さんを警戒しており、オープンソースで公開するけれども、格安ハード屋さんには関わらせたくないとしています。

回路は近々公開するそうです。ただし、基板情報は未定としています。基板は4層基板です。
実用的な仕上がりのようです。

IMG_20240825_170951133.jpg

IMG_20240827_162059638.jpg

楽しみな SDR トランシーバーのようです。
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固定局の再免許が審査終了になった(局免許 到着) [Operation]

 固定局の再免許申請が審査終了になりました。

※ 局免許 到着日を追加

宛先: 関東総合通信局長
状態: 審査終了
受付日: 令和6年08月19日
審査終了日: 令和6年08月27日
局免許到着日: 令和6年08月29日

8日間で再免許になりました。
申請から10日で局免許が到着しました。
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3in1 電磁波測定器 EF/MF/RFメーター を購入した [Measuring equipme]

 3in1 電磁波 測定器 EF / MF / RFメーター を購入してみました。

購入した理由は、電波防護指針が厳しくなって、自治会の防災訓練などで聞かれた時に、測定器もないのでは話にならないと思ったからです。通販サイトで見ると、そんなに高価なものではないので、試しに買ってみました。

FT5D をおにぎりベースに付け、コメットの VM-1 から FM のキャリヤを出して、RF を測ってみました。
その結果です。ほとんど数センチしか離れていません。表示が Slight でわずかでした。
20240828_124506~2_shr.JPG
グラフ表示です。
20240828_124533_shr.JPG

FTDX10 の時も「電波の強度が基準値以下であることを確認した書類の添付」を求められました。
いちど作ってあるので良いのですが、今後、固定局を変更する際は厄介です。
固定局の免許を取る人が減りそうです。

購入したのはこれです。

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FT5D に Bluetooth ヘッドセット、その他、いろいろ繋いでみました [VHF/UHF]

 FT5D に Bluetooth ヘッドセット、その他、いろいろ繋いでみました。

繋いだのは以下の物です。
① Bluetooth ヘッドセット SSM-BT20
② ヤエス ノイズフィルター付きシガープラグ E-DC-5B
③ カメラ付きスピーカーマイク MH-85A11U
④ のびぞう工房 様「おにぎりベース」と「おにぎりベースプラス」
⑤ コメットの VM-1

それぞれの写真です。
① Bluetooth ヘッドセット
接続されると機器リストに表示されます。
20240828_120600~2_shr.JPG
メインの表示では、Bluetooth マークが点滅から点灯に変わります。
20240828_120631_shr.JPG

② ヤエス ノイズフィルター付きシガープラグ E-DC-5B
今では名前が「E-DC-5B」から「SDD-13」に変わっていますが、これは VX-8 の頃に買ったので、古いままです。これをJVCケンウッドのポータブル電源に繋いで使う予定です。
20240828_121619_shr.JPG

③ カメラ付きスピーカーマイク MH-85A11U
FT2D で買ったカメラ付きスピーカーマイク MH-85A11U で写真を撮ってみました。
FT2D では白黒表示でしたが、FT5D ではカラー表示です。
C4FM 機どうしなら写真を送る事ができます。使い道は?ですけど....
携帯の電波が厳しいところから写真が送れるメリットがあると言えばありますけど....
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④ のびぞう工房 様「おにぎりベース」と「おにぎりベースプラス」
AKC の忘年会で分けていただいた、のびぞう工房 様の「おにぎりベース」と「おにぎりベースプラス」を付けて、コメット VM-1 を付けて見ました。
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⑤ コメットの VM-1
「おにぎりベース」と「おにぎりベースプラス」に付けると、ハンディ機でも安定して使えます。

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FT5D 無線局の変更申請(届) 審査終了 (総務省の説明を追加) [Operation]

 FT5D の 無線局の変更申請(届)が 審査終了 となりました。

※ 総務省の「周波数等の一括表示記号」に関する説明を追加

宛先: 関東総合通信局長
状態: 審査終了
受付日: 令和6年08月25日
審査終了日: 令和6年08月27日

技適機の申請は早いですね。

念のため、いつから FT5D を使って良いかを総務省の説明で確認してみました。

周波数等の一括表示記号」にあるQ&Aでは、以下の様になっています。
Q.アマチュア局を開設・運用しているところに、新たに購入した適合表示無線設備※を使用したい場合は、どうすればいいですか? ※技術基準適合証明等を受けた無線設備

総合通信局等に、変更の「届出」をお願いします。法令に定められた形式上の要件に適合している「届出」が総合通信局等に到達する前に、使用することはできません。周波数等の一括表示記号が導入されたことで、適合表示無線設備の取替、増設、撤去は、「届出」となりました。なお、改造などの変更をする場合は、変更申請等が必要となります。


う~ん、「届出」とは、申請が「到達」した時点で良いのか、「審査終了」で良いのか、判断が難しいですね。
ググると、「届出」とは「役所に申し出ること」とある。


こちらの「適合表示無線設備の取替・増設・撤去について」では、
周波数等の一括表示記号の導入を踏まえて、アマチュア局については、技術基準適合証明等を受けた無線設備(適合表示無線設備)の取替、増設、撤去については、届出となります。
これにより、技術基準適合証明等を受けた無線設備(適合表示無線設備)のみを使用する、アマチュア無線に興味・関心を持った青少年などの初心者やライトユーザーにとって、分かりやすい手続や申請書等となり、申請者の利便性向上や手続の迅速化とともに行政コストの削減にもつながります。

ただし、適合表示無線設備を改造する、附属装置を接続※する等の「変更」を行った場合は、届出にはなりません。変更申請が必要であり、また、国や登録検査等事業者による検査等又は保証実施者による保証が必要となります。
なお、適合表示無線設備を改造する等の変更の工事を行った場合は、適合表示無線設備の表示をその無線設備から除去しなければなりません。この場合、適合表示無線設備ではなくなりますので、その効果もなくなり、国や登録検査等事業者による検査等又は保証実施者による保証を受けなければ、使用することはできません。

※附属装置の接続については、「アマチュア局特定附属装置」に該当する場合は、変更には当たらず、届出も必要ありません。詳細は、アマチュア局特定附属装置をご確認ください。

アマチュア局特定附属装置」には、次の説明があります。

アマチュア局特定附属装置とは
・無線設備の送信機の外部入力端子に接続する附属装置であって、当該接続により当該送信機に係る無線設備の電気的特性(電波の型式に係るものを除く。)に変更を来さないものをいいます。
・パソコン、マイク、ファックス、ビデオカメラ、電鍵等が一般に該当するものと考えられますが、当該送信機に係る無線設備の電気的特性(電波の型式に係るものを除く。)に変更を来すものは除かれます。リニアアンプ、周波数変換装置などは対象外であり、無線局事項書及び工事設計書への記載や変更申請等が必要となります。
003.jpg

ややこしいのは「補足事項」です。

補足事項
〔補足〕工事設計書の記載とアマチュア局特定附属装置について

無線局免許状等の記載上の簡素合理化のため、周波数等の一括表示記号が導入されますが、実際には、工事設計書に記載された無線設備が発射可能な周波数等以外は使用できないこととなっております。
「アマチュア局特定附属装置」については、すべてのアマチュア局の送信機の外部入力端子に「アマチュア局特定附属装置」が接続されることを前提として捉えることとしておりますので、アマチュア局特定附属装置が送信機の外部入力端子に接続されている場合には、工事設計書に当該アマチュア局特定附属装置に係る電波の型式が記載されていない場合であっても、当該電波の型式を使用することができます。

〔補足〕内蔵マイクからの信号入力について

内蔵マイクからの信号入力により当該送信機に係る無線設備の電気的特性に変更を来すものについては、引き続き、工事設計の変更申請等が必要となります(例えば、内蔵マイクからの信号入力により送信機の発射可能な電波の型式にない型式の電波を発射することとなる場合は、当該電波の型式を追加する必要があります。)。なお、内蔵マイクからの信号入力は、アマチュア局特定附属装置には含まれません(規定のとおりです。)。

アマチュア局特定附属装置の制度趣旨は、外部入力端子を具備する送信機については、あらかじめ外部からの信号入力が予定されているものであること、また、その前提で送信機系統図が捉えられていること等から、これらの点を踏まえて簡素合理化を行うこととしたものです。
内蔵マイクからの信号入力をアマチュア局特定附属装置と同様に扱った場合、送信機が発射することを予定していない電波を発射するという変更が行われることとなること、また、送信機そのものに変更を加えることと実質的に変わらないこととなるため、内蔵マイクでの信号入力を「アマチュア局特定附属装置」に含めることはできません(変更申請等が必要となります)。


つまり FT8 などの信号をケーブルで接続するなら良くて、音としてマイクから入力したら変更申請しないとダメという事です。まぁ、仕方ないけど、(?_?) です。

やっと、いつ使って良いかの記述を見つけました。

無線設備の変更の工事をする場合の届出について
新たに購入した適合表示無線設備の追加など、総務省令で定める軽微な事項に該当する無線設備の変更の工事をする場合は、遅滞なくその旨を総務大臣に届け出なければならず、法令に定められた形式上の要件に適合している「届出」が総合通信局等に到達する前に、新たに購入した適合表示無線設備などを運用することはできません。
なお、アマチュア局専用の「電子申請・届出システムLite」では、申請履歴の状態欄が「到達」になれば、総合通信局等に届出が到達しています。
(参照)
・電波法第9条第1項、同条第2項、同条第3項、第17条第1項、同条第3項・行政手続法第2条第7号、第37条


電子申請で「到達」になれば良いようです。

う~ん、この仕組み、業界には良いけど、学生・研究者には足を引っ張る仕組みの様に思います。
特にハードウェアの人材を減らしてしまうように思います。
なんでも最後はハードウェアがやり取りするんですけどね。
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FT5D のファームウェアをアップデートした(MAIN:Ver.1.13、SUB:Ver.1.02 ) [VHF/UHF]

 FT5D のファームウェアをアップデートしてみました。

画像が多いので分けます。

八重洲無線のサイトを見ていたら、2024年8月でファームウェアのアップデートが公開されていました。
ファームウエアバージョン (2024/08)
・MAIN : Ver.1.13
・SUB : Ver.1.02

ハムフェアで購入した FT5D のファームウェアを確認してみると、それぞれこのアップデート前のバージョンです。それで、ファームウェアのバージョンアップをする事にしました。

〔準備〕
アップデート マニュアルによると、「Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1」のインストールが必要とあります。しかし、Windows 11 では、こんな古い .NET Framework はサポートされていません。Microsoft のサイトにインストール手順が書いてありますが、その通りにインストールしようとしてもできません。なので、これをインストールせずにアップデート ツールを動かしてみたところ、無事にインストールできました。それでその手順を残しておきます。

続きを読む


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ハムフェア 2024 に行ってきました (7K コイルの写真を追加) [Operation]

 昨日、ハムフェア 2024 に行ってきました。

※ JARL QRP クラブの 7K コイルの写真を追加

今年も AKC で頒布できるものがなく、見て回るだけです。

今年はアイコムと八重洲無線から新製品が発表されており、注目が集まっていました。
アイコムはハイエンドマシンなので、あまり興味が持てず、八重洲無線の FTX-1F の話を聞いてきました。
来年初めぐらいの出荷で、価格は20万円を切るぐらいになるらしいです。期待が高まりますね。
20240824_140138_shr.JPG
2波受信が可能です。
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これは ATU が付いたところ。ATU のアンテナ側は Mコネクタ になっています。
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本体は BNC コネクタです。
20240824_140408_shr.JPG

今年は FT5D をゲットしました。
FT2D をゲットしたのが 2015年なので、9年ぶりに APRS 機の入れ替えになります。
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本体です。
20240825_103434~2_shr.JPG

本体の他に付けてくれたものです。
液晶保護シート。
20240825_103514~2_shr.JPG
USB からの充電ケーブル。
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ブルートゥース ヘッドセット。
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八重洲無線の帽子。
20240825_103636~2_shr.JPG
八重洲無線のトートバッグ。
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「山と無線」の61号も購入しました。
2024_08_25 山と無線_shr.JPG

「もえれとりくす」も購入しました。
2024_08_25 もえれとりくす_shr.JPG

JARL QRP クラブでは、クラブに 100円寄付して、7K コイル 10 個を貰ってきました。
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来年は AKC で何か頒布できるようにしたいけど、できるかなぁ....

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防災訓練の準備 [VHF/UHF]

 9月1日に地区の防災訓練があります。その準備をしました。

今年はアンテナを新しくしてみました。
コメットの VM-1 です。
GVk0eoEacAAB7st.jpg

これをこのアンテナ基台に載せて
GVk0eoPawAAOIka.jpg

ランディングポールの先端に取り付ける予定です。
GVk0eqHbkAAZ2md.jpg

今年は電源に、ふるさと納税の返礼品として頂いた、JVCケンウッドのポータブル電源を使う予定です。
DSC08357.JPG
これのシガーソケットにこれを繋いで使う予定です。
GVk0evPbgAI3qGt.jpg

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Android 版ツートーン・ジェネレータの歪率をWaveSpectraで測ってみた [Android]

 Android 版ツートーン・ジェネレータの歪率を WaveSpectra で測ってみました。

① Function_Generator
800Hz レベル 30% の時の THD は、0.00984%、50.31dB です。
FG-800Hz.jpg

2500Hz レベル 30% の時の THD は、0.01449%、49.83dB です。
FG-2500Hz-30%.jpg
※ キャプチャーのタイミングでスペクトルの表示が無くなってしまいました。

② Multi-Frequency_Tone_Generator
440Hz レベル 20% の時の THD は、0.01248%、48.22dB です。
MF-440Hz-20%.jpg


③ Tone_Generator
700Hz レベル 30% の時の THD は、0.00989%、50.03dB です。
TG-700Hz-30%.jpg

1700Hz レベル 30% の時の THD は、0.05158%、49.92dB です。
TG-1700Hz-30%.jpg

これはツートーンの時のスペクトル表示です。
TG-700Hz_1700Hz-30%.jpg

ここまで THD が低ければ、SSB のツートーン・テストには十分です。
実際に使う時には、出力レベルを DMM か、ミリバルで測ってレベルを確認する必要があります。

今回はバッテリーがヘタって使われなくなったスマホをツートーン・ジェネレーター、ファンクション・ジェネレーターにしてみました。

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