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ソニー TR-710-B が来た [SWL]

 先日のナショナル UA-345 に続いて、ソニー TR-710-B がやってきました。

ナショナル UA-345 は 昭和32年(1957)発売のスーパーヘテロダイン(12BE6、12BA6、12AV6、35C5、35W4)という構成の5球スーパーでしたが、ソニー TR-710-B は 昭和35年(1960)発売の7石スーバーヘテロダイン(2T20-mix-osc、2T76-IFx2、2T66-AFx2、2T32-AF PP)という構成の7石スーパーヘテロダインです。

届いた時、中に入っていた電池は古い物で、電池としては空でした。手持ちの新しい電池を入れ、電池端子のサビを取ったところ、中波も短波も受信できています。ただ、61年も前の古い機械ですので、調整の狂いとかはありそうです。それでも、これを書いている横で元気に AFN‐Pacific の放送を流してくれています。

このラジオを入手したかったのは、その同調機構です。なんとダブルギアが使われています。
ここです。
DSC08724.JPG
ギアをアップで撮ると
DSC08726.JPG
ちゃんとスプリングでギアにテンションを掛けてバックラッシュを取っています。
これを設計した方の心意気を感じます。

ねじ込み式のロッドアンテナも付属していますが、バーアンテナにも短波の巻線があります。
DSC08725.JPG
TR-4400 にも、バーアンテナに短波の巻線があります。ICF-5800 では、バーアンテナが使われているのは中波だけです。これはユーザー層の違いによって変わってきているのだと思います。
ICF-5800 では、短波はロッドアンテナか、外部アンテナの使用が前提になっているからだと思います。

しばらく通電していたら、割と安定してい受信しています。
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