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CRUMB Circuit Simulator を動かしてみた [Simulation]

 Groups.io を見ていたら、CRUMB Circuit Simulator という3D表示の回路シミュレータが紹介されていたので、インストールしてみました。

PC 版は STEAM というゲームプラットフォームでサポートされており、そこから購入しました。税込み¥670 です。本家のサイトはこちらです。

本家によると、コンポーネントの数は無制限のようです。

起動した画面です。
1-.jpg

試しにサンプルを動かしてみました。
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電源スイッチを操作して、電源を Off から On にすると、回路シミュレーションが動いて、表示が始まります。

Arduino のモジュールも実装されており、コードエディターもあります。
3-.jpg

サイトを見ると、一人で開発しているようです。
世界にはスゴイ人が多いですね。

これ、部品代をかけずに回路を弄って、Arduino のスケッチも作れるので、学生さんなどには良いように思います。
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FTDX-10、FT-991A、ELECRAFT K2 の聞き比べ [HF]

 7MHz で FTDX-10、FT-991A、ELECRAFT K2 の聞き比べをしてみました。

CW、SSB それぞれ同じ周波数で なるべく交信している同じ局の信号を受信しています。

〔CW〕
FTDX-10 と FT-991A は、フィルターを 500Hz に設定し、信号処理は何もしていません。
K2 は、フィルターを 400Hz に設定し、オーディオ・フィルターは OFF にしています。

FTDX-10

FT-991A

K2

やはり K2 の音が聞きやすいです。FTDX-10 も頑張っています。FT-991A は ちょっとノイズが多いです。これは FTDX-10 には、ルーフィング・フィルターがある事が大きいように思います。K2 は、BPF が入っています。 FT-991A も、BPF が入っていたと思います。
FTDX-10 には、300Hz のルーフィング・フィルターも入れたので、それを使うと静かになりますが、K2 には及びません。

〔SSB〕
FTDX-10 は、フィルターを 3000Hz に設定し、信号処理は何もしていません。
FT-991A は、フィルターを 2400Hz に設定し、信号処理は何もしていません。
K2 は、フィルターを OP1 に設定し、オーディオ・フィルターは OFF にしています。

FTDX-10

FT-991A

K2

FTDX-10 は、フィルターが広いにも関わらず、聞きやすい音になっています。FT-991A は、フィルターの幅が少し狭いにもかかわらず、少しノイズが多い感じです。 K2 は、オプションの SSB ユニットの Xtal フィルターの切れが甘い感じがします。K2 の場合、SSB の扱いはオプションなので、こんなものかと思います。
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FT-991A の SWR メーター感度 [HF]

 先日 修理に出した FT-991A が返ってきたので、2m バンドの SWR 測定機能を確認してみました。

FT-991A に SWR メーターを接続して、出力パワーを変えながら FT-991A の SWR 表示を確認しました。

その結果
出力を 20W 以上にすると、SWR 表示が 1.2 となり、SWR メーターと一致する。
出力を 16W にすると、SWR 表示は 1.1 でパワーが減る分だけ、SWR 表示値が良くなって表示される。
出力を 15W にすると、SWR 表示は 1.0 (メーターのドット表示がなくなる)となる。
という結果になりました。

430MHz では、10W から 50W まで、SWR は 1.5 で安定して表示します。

メーカーからも
「144MHz帯の出力の設定が低い状態でした。(430MHz帯は50W)
SWRを測定する時は出力を上げてください。」
と言われています。

やはり FT-991A の 2m での SWR 表示は感度が悪い気がします。
これは個体差なのでしょうか。
また、他メーカーのリグではどの程度のパワーで SWR が測定できるのか、気になるところです。
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FTDX-10 の電源コードを作る [Operation]

 FTDX-10 の電源コードとして、4Pコネクタ付きのコードを購入し、フェライト・コアを入れ、端子として Powerpole を付けたものを作りました。

FTDX-10 に純正で付いてくる電源コードは末端処理が端子に巻き付けて固定するように加工されており、あまり使いやすくありません。そこで4Pコネクタ付きのコードを購入しました。このコードは5.5mmのコードを使用しており、電圧降下に有利です。末端にはフューズボックスも付いており、それを生かして、Powerpole のコネクタを付けて見ました。
DSC09478.JPG
また、コードの長さが長いので、使用環境に合わせて短くしています。接続は圧着端子で、ヒシチューブを被せました。
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BITX23 (FDIM 2023 Ashhar Farhan VU2ESE 'A VHF radio for the field') [QRP]

 FDIM では、BITX を VHF に拡張するプレゼンも行われました。

2m SSB トランシーバーにしています。
これです。
BITX23.jpg

BITX23 に関しては以下も参照ください。
https://github.com/afarhan/bitx23
https://soldersmoke.blogspot.com/2023/05/farhan-and-bill-fire-up-sbitx-and-at.html
https://soldersmoke.blogspot.com/2023/05/farhan-describes-his-new-2-meter-ssb.html

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Mobilinkd TNC4 [APRS]

 先日、M17project について、書きました。

これは M17 data mode をサポートする TNC です。
APRS もサポートしているようです。

特徴は
・Bluetooth 4.2 support (dual-mode EDR/LE) iOS Compatible
・USB serial port
・DCD and TX indicator LEDs
・Powerful DSP and modem
・High dynamic range ADCs and DACs
・Buffered inputs and outputs
・Input amplifier for improved input level matching across a wider range of radios
・Optimized for packet radio & M17 data modes
・900mAh rechargeable battery lasts for 2 full days
と書かれています。

iPhone での APRS 運用の写真もありました。
MobilinkdTNC4Store.jpg


う~ん、面白そうですが....
TNC は、途中で止まっているのがあるので、どうしたものかと、思案中です。
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磁場プローブを買ってみた [Measuring equipme]

 通販サイトが紹介してきたので、磁界プローブを買ってみました。

これです。
DSC09465.JPG
箱も付いています。
DSC09464.JPG
まだ試していませんが、そのうち、部屋のノイズ源を探すのに使ってみようと思います。











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FDIM 2023 Hans Summers G0UPL "Evolution in Radio Design: building the next" [QRP]

 David W. Cripe, NM0S OM が YouTube に投稿した記事の紹介です。

YouTube の説明には
Hans Summers G0UPL talks about new trends in QRP design.
と書かれています。

投稿された動画はこちらです。
FDIM 2023 Hans Summers G0UPL "Evolution in Radio Design: building the next"

QCX から QDX、QMX までの説明があります。SSB のところでは µSDX の話も少しだけ出てきます。
面白いと思ったページが以下の物です。
QMX での SSB
1-.jpg
µSDX と QMX の比較
2-.jpg
QMX の CW フィルター特性
3-.jpg
QMX の紹介
4-.jpg
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FDIM Archives (QRPARCI、FDIM 2023 のビデオ) [QRP]

 ちょっと時間が経ってしまいましたが、David W. Cripe, NM0S OM が QRPARCI の今年の FDIM のビデオを投稿してくれました。

Groups.io に David W. Cripe, NM0S OM が投稿した記事からの引用です。
All videos from the FDIM 2023 forum presentations have been uploaded to Youtube. The FDIM channel is located at: https://www.youtube.com/@fdimarchives5198

David W. Cripe, NM0S OM は、キットの販売も行っています。
David W. Cripe, NM0S
NM0S Electronics
https://sites.google.com/nm0s.com/home/
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M17project [SDR]

 今回のハムフェア会場で、面白いブースがありました。

M17project です。
これは新しいデジタル プロトコルを作ろうとしているプロジェクトで、ハードウェアやソフトウェアも作成して公開しています。スゴイですね。
サイトには、以下のように書かれています。
M17 is developing a new digital radio protocol for data and voice, made by and for amateur radio operators.

独自のハードウェアも開発していますし、それを GitHub などで公開もしています。
世界のハムは、スゴイ人達がいますね。
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ハムフェア 2023 に行ってきました [Operation]

 昨日、ハムフェア 2023 に行ってきました。

今年は AKC で頒布できるものがなく、見て回るだけでした。
20230819_125127.JPG

今回、KENWOOD から新しい HF 機の話が出ていないかと期待したのですが、説明の人に聞いたところ、今のところ出す見込みはないとの事でした。さらに TH-D75 の発売時期を聞いたら、今年度内の予定という事でした。それは、来年の3月という事かと聞いたら、3月までにはとの事です。
20230819_151830.JPG
FT2D がくたびれてきたので、APRS 用の新しいハンディ機を検討していたのですが、しばらく FT2D を使い続ける事にしました。

AKC のブースでは、以下の物をゲットしました。
① Pocke Illumination EvaBoard
20230820_004614.JPG
これは PockeTech さんのサンプル頒布です。どうもありがとうございました。
これは ATTiny202 を使用した Arduino の評価基板になっており、ArduinoIDE でスケッチを開発可能なものです。勉強用にはもってこいな気がします。

② QRP進行反射電力計(WVU43)
20230820_004731.JPG
7L4WVU さんの「QRP進行反射電力計(WVU43)」です。無理を言って、デモ用を分けていただきました。どうもありがとうございます。
見ての通り、米国バード社の43型電力計のデザインを踏襲しています。本物は持てないですが、シャックの一員として、登場してもらいました。
1-.jpg

ハムフェアに行ったついでに JARL の継続会費も払ってきました。そしたらカードケースとマグカップを頂きました。
20230820_004810.JPG
20230820_004842.JPG

ついでに CQオーム さんを覗いたら、FTDX-10 の価格が思っていたよりも安く、思わず PayPay を使って、買ってしまいました。発送の連絡が待ち遠しいです。これは 100W 機を買ったので、固定局の免許で TS-590 と入れ替える予定です。

余談ですが、スマホを使いながら会場へ歩いていたら、スマホが警告を出しました。
Screenshot_20230819-125151~2.jpg
Screenshot_20230819-125201~2.jpg
外でスマホを使うのも難しい気候になってきました。
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FT-991A が帰ってきました [HF]

 修理に出していた FT-991A が帰ってきました。

修理作業内容を見ると
144MHz帯の出力の設定が低い状態でした。(430MHz帯は50W)
SWRを測定する時は出力を上げてください。
V_U-PAユニット内CMカプラ再調整。
送受信エージング、基準発振再調整、送受信点検調整の実施。
とあります。

取説を見ても、SWR 測定時のパワー設定に関する説明は見つけられませんでした。
144MHz では、ローカル クラブの CW ROLL CALL に参加するため、パワーを絞っています。
それでも表示は出ていました。突然、表示が無くなったんですが...

あとで、アンテナを繋げて、受入検査をしてみます。

でも、送受信エージング、基準発振再調整、送受信点検調整の実施は有難いです。
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August is National Make-a-Will Month [Operation]

 ARRL から 件名が「Your Station is an Asset – Make a Plan」というメールが来ました。

副題には「August is National Make-a-Will Month」とあります。

つまりは、8月は遺言書作成月間で、局の設備は資産だから、家族、友人のために、ハム用の終活ノートを作りましょうという事らしいです。

ARRL Estate Planning Workbook がダウンロードできるとありました。
Web サイトには、資産一覧、あげるもの、売るもの、寄付するもの、処分するもの を纏めるワークシートも置いてありました。

昨年末、健康診断の再検査があり、今も経過観察中です。
なので、まじめに作っておこうかと思う、今日この頃です。
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Shortwave Modernization Coalition、ARRL は反対を回答 [HF]

 1ヵ月前に書いた、Shortwave Modernization Coalition: Public comment period on new proposalの続報が ARRL のメルマガに出ていました。

その初めの方を翻訳ソフトの力を借りて、日本語にしてみました。

ARRLは、アマチュア無線を保護するという使命の一環として、多くの場合アマチュアHF帯域に隣接する短波スペクトルに高出力デジタル通信を導入するという提案に対して反対のコメントを提出した。

特定の高頻度株式取引の利益を代表する「Shortwave Modernization Coalition」(SMC)が、連邦通信委員会(FCC)に請願書を提出した。 (以前の報道は ARRL ニュースでご覧いただけます。) ARRL は、その会員および米国のアマチュア無線サービスの 76 万人のライセンス取得者を代表して回答しました。

ARRLラボラトリーは、提案された規則が、問題のスペクトル内のPart 90帯域と混在するアマチュア無線に割り当てられた帯域の運用に影響を与えるかどうかを判断するために、数か月にわたって詳細な技術分析を実行しました。

ARRL の分析では、提案された規則が採用された場合、新しい運用は必然的に、アマチュア無線免許取得者を含む、隣接および近くのスペクトルの多くのユーザーに重大な有害な干渉を引き起こすと判断しました。 W1RFI の Ed Hare 氏は、ARRL ラボラトリーに 37 年間勤務し、国際的に認められた無線周波数干渉の専門家です。この研究の主任研究者でした。 ヘア氏は、請願は認められるべきではないと結論付けました。 「この請願は、他のサービスで必要とされるものよりも干渉に対する保護が弱い、50kHz幅、20,000ワットの信号を7つの異なるアマチュアバンドのすぐ隣に置くことを求めている」とヘア氏は述べた。

ARRLは正式な反対文で、「提案された最大レベルに近いものを使用して運用が開始された場合、その破壊的な干渉が生じるだろう」と述べた。

ーーーー 以下、略す ーーーー

ARRL の 反対 意見 詳細 はこちらにあります。
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