FT-991A がまた不調 [VHF/UHF]
FT-991A がまた不調です。
今度は、CW の送信機能です。
交信を開始して、しばらくすると自局のモニター音が小さくなっていき、聞こえなくなってしまいます。
送信を止めて、間を置くと小さな音でまた聞こえますが、送信を続けると音がなくなってしまいます。
この時、相手局に信号を確認してもらうと問題ないとの事。
どうやら送信はちゃんとできているけど、自局信号のモニター部が良くないようです。
八重洲に送っても、再現が難しそうなので、完全に不調になるまで、だましだまし使っていこうと思います。
困ったもんだ。
今度は、CW の送信機能です。
交信を開始して、しばらくすると自局のモニター音が小さくなっていき、聞こえなくなってしまいます。
送信を止めて、間を置くと小さな音でまた聞こえますが、送信を続けると音がなくなってしまいます。
この時、相手局に信号を確認してもらうと問題ないとの事。
どうやら送信はちゃんとできているけど、自局信号のモニター部が良くないようです。
八重洲に送っても、再現が難しそうなので、完全に不調になるまで、だましだまし使っていこうと思います。
困ったもんだ。
WRC-23 で 1200MHz のアマチュアバンドは守られたらしい [VHF/UHF]
2023 World Radiocommunication Conference (WRC-23) が 12 月 15 日金曜日に閉幕しました。
その内容に関して、ARRL から以下の表題のメールが発信されました。
ARLB036 WRC-23 Concludes with Wins for Amateur Radio and Agenda Items Designated for the Next Two Events
今回の WRC-23 で最大の関心事は 1200MHz 帯のアマチュアバンドが守られるかでした。
ここは GNSS が使っており、アマチュアバンドへの割り当てが無くなるのではないかと心配されていたバンドです。
ARRL のメールでは次の様に書かれています。
At the top of the amateur radio priority list was Agenda Item (AI) 9.1b, regarding the coexistence of the secondary amateur and amateur-satellite allocation with the primary radionavigation satellite service in the 1240 - 1300 MHz band. This had seen 4 years of strenuous effort prior to WRC and resulted in a recommendation being agreed upon at the Radiocommunication Assembly, followed by WRC-23 participants agreeing to mention the recommendation in a new footnote for the allocation. Both the recommendation and the footnote are an excellent outcome for the amateur services.
アマチュア無線の優先順位リストの最上位は、二次アマチュアおよびアマチュア衛星の割り当てと 1240 ~ 1300 MHz 帯域の一次無線航行衛星サービスとの共存に関する議題項目 (AI) 9.1b でした。 これには、WRC に先立って 4 年間にわたる精力的な取り組みが行われ、その結果、無線通信総会で勧告が合意され、その後、WRC-23 の参加者が割り当ての新しい脚注でこの勧告について言及することに同意しました。 推奨事項と脚注はどちらもアマチュアのサービスとしては優れた成果です。
どうやら守られたらしいのですが、詳しくは分かりません。
それでググると、こちらが見つかりました。
そこには
ITU-R M.2164 – Key elements
• Recommends
• that administrations wishing to allow operations or continue the operation of the amateur and amateur-satellite services across their territory in all or part of the frequency band 1 240-1 300 MHz, should use as guidance the technical and operational measures described in the Annex in order to protect RNSS (space to Earth)
• 周波数帯 1 240 ~ 1 300 MHz の全部または一部でのアマチュアおよびアマチュア衛星サービスの運用を許可、またはその領域全体で運用の継続を希望する行政に対し、ガイドラインとして説明されている技術的および運用上の措置を使用することを推奨します。 RNSS(宇宙から地球へ)を守るためのアネックス
具体的には、ガイドラインをまとめると以下のようになるようです。
administrations としての総務省がどういう扱いにするのかはまだ見つかりませんでした。
その内容に関して、ARRL から以下の表題のメールが発信されました。
ARLB036 WRC-23 Concludes with Wins for Amateur Radio and Agenda Items Designated for the Next Two Events
今回の WRC-23 で最大の関心事は 1200MHz 帯のアマチュアバンドが守られるかでした。
ここは GNSS が使っており、アマチュアバンドへの割り当てが無くなるのではないかと心配されていたバンドです。
ARRL のメールでは次の様に書かれています。
At the top of the amateur radio priority list was Agenda Item (AI) 9.1b, regarding the coexistence of the secondary amateur and amateur-satellite allocation with the primary radionavigation satellite service in the 1240 - 1300 MHz band. This had seen 4 years of strenuous effort prior to WRC and resulted in a recommendation being agreed upon at the Radiocommunication Assembly, followed by WRC-23 participants agreeing to mention the recommendation in a new footnote for the allocation. Both the recommendation and the footnote are an excellent outcome for the amateur services.
アマチュア無線の優先順位リストの最上位は、二次アマチュアおよびアマチュア衛星の割り当てと 1240 ~ 1300 MHz 帯域の一次無線航行衛星サービスとの共存に関する議題項目 (AI) 9.1b でした。 これには、WRC に先立って 4 年間にわたる精力的な取り組みが行われ、その結果、無線通信総会で勧告が合意され、その後、WRC-23 の参加者が割り当ての新しい脚注でこの勧告について言及することに同意しました。 推奨事項と脚注はどちらもアマチュアのサービスとしては優れた成果です。
どうやら守られたらしいのですが、詳しくは分かりません。
それでググると、こちらが見つかりました。
そこには
ITU-R M.2164 – Key elements
• Recommends
• that administrations wishing to allow operations or continue the operation of the amateur and amateur-satellite services across their territory in all or part of the frequency band 1 240-1 300 MHz, should use as guidance the technical and operational measures described in the Annex in order to protect RNSS (space to Earth)
• 周波数帯 1 240 ~ 1 300 MHz の全部または一部でのアマチュアおよびアマチュア衛星サービスの運用を許可、またはその領域全体で運用の継続を希望する行政に対し、ガイドラインとして説明されている技術的および運用上の措置を使用することを推奨します。 RNSS(宇宙から地球へ)を守るためのアネックス
具体的には、ガイドラインをまとめると以下のようになるようです。
administrations としての総務省がどういう扱いにするのかはまだ見つかりませんでした。
「おにぎりベース」と「おにぎりベースプラス」を入手した [VHF/UHF]
今日の防災訓練 [VHF/UHF]
今日は 地区の防災訓練に参加しました。
FT2D で、430MHz の交信と 144MHz で APRS の運用を行いました。
FT2D には、マキタ 互換バッテリーと USB アダプターを使っています。
アンテナはランディングポールの先のネジを使って基台を固定し、ノンラジアル の モビホ を付けました。
アンテナ基台
モビホ(SG-M507)
ランディングポールの固定
固定には ダイソーのソフトワイヤー 50cm を使ってみました。
アンテナの様子
防災訓練の会場が地区の公園で、アンテナを立てられる場所は桜の木があるので、こうなってしまいました。
今日はテントの中に日差しが入って、FT2D の画面が見づらかったです。次回は、カラー表示のハンディ機を何とかしたいですね。
FT2D で、430MHz の交信と 144MHz で APRS の運用を行いました。
FT2D には、マキタ 互換バッテリーと USB アダプターを使っています。
アンテナはランディングポールの先のネジを使って基台を固定し、ノンラジアル の モビホ を付けました。
アンテナ基台
モビホ(SG-M507)
ランディングポールの固定
固定には ダイソーのソフトワイヤー 50cm を使ってみました。
アンテナの様子
防災訓練の会場が地区の公園で、アンテナを立てられる場所は桜の木があるので、こうなってしまいました。
今日はテントの中に日差しが入って、FT2D の画面が見づらかったです。次回は、カラー表示のハンディ機を何とかしたいですね。
2m バンドのノイズ [VHF/UHF]
昨日、定例の2m CW ロールコールに参加しようとしたところ、バンド全体に不思議なノイズが出ており、諦めました。
FT-991A のバンドスコープ表示がこちらです。
かなり強力で、等間隔のスペクトルがバンド全体に出ており、時間とともにシフトしていきます。
以前にも このノイズに悩まされました。発生源が何なのかが気になります。
シフトしていく周波数が受信信号に被ると、CW でも信号が判別できません。困ったものです。
以前は暫くすると無くなったのですが、今回は長く続きました。
以前のノイズに関する記事のリンクはこちら。
2m バンドのノイズ
2m の不思議なノイズ
FT-991A のバンドスコープ表示がこちらです。
かなり強力で、等間隔のスペクトルがバンド全体に出ており、時間とともにシフトしていきます。
以前にも このノイズに悩まされました。発生源が何なのかが気になります。
シフトしていく周波数が受信信号に被ると、CW でも信号が判別できません。困ったものです。
以前は暫くすると無くなったのですが、今回は長く続きました。
以前のノイズに関する記事のリンクはこちら。
2m バンドのノイズ
2m の不思議なノイズ
Quadrifilar Helicoidal (QFH) Antenna [VHF/UHF]
いつも良くして貰っている OM さんから、Quadrifilar Helicoidal Antenna を頂きました。
これです。
このアンテナの面白いところは、その放射パタンにあります。
3D 表示で見ると、こうなります。
頂いたアンテナは、これをキットとして販売したものを 1.2GHz に合わせて、改造したものです。
これは、基板のサイズが本来の 1.2GHz とは合っていません。
そこで、こちらのサイトを利用させていただき、計算してみました。
Calculator
その結果です。
入力データはこのようにしました。
大きい方のループサイズは、次の様になります。
小さい方のループサイズは、次の様になります。
これを見ると、中華の基板屋さんでも作れそうなサイズです。
このアンテナは、ダイポールのような平衡型のアンテナです。
ですので、送信でも使うには、厳密にはバランが必要です。
それも基板上に作れないかを考えてみたいと思います。
これです。
このアンテナの面白いところは、その放射パタンにあります。
3D 表示で見ると、こうなります。
頂いたアンテナは、これをキットとして販売したものを 1.2GHz に合わせて、改造したものです。
これは、基板のサイズが本来の 1.2GHz とは合っていません。
そこで、こちらのサイトを利用させていただき、計算してみました。
Calculator
その結果です。
入力データはこのようにしました。
大きい方のループサイズは、次の様になります。
小さい方のループサイズは、次の様になります。
これを見ると、中華の基板屋さんでも作れそうなサイズです。
このアンテナは、ダイポールのような平衡型のアンテナです。
ですので、送信でも使うには、厳密にはバランが必要です。
それも基板上に作れないかを考えてみたいと思います。
ランディングポールに平板基台を付けた [VHF/UHF]
ランディングポールにネジを付けた [VHF/UHF]
移動運用で使っているランディングポール(タモ)の先端にネジを付けました。
以前のRH770 と5mランディングポール (JH4VAJ さんのリンクを追加)で紹介したランディングポールを移動運用で使ってきました。釣り竿のようなしなりもなく、便利です。
しかし、いつもハンディ機用のアンテナの固定が悩みの種でした。ランディングポールの先端にはネジが切ってあるのですが、ネジの規格が分かりません。
先日、そのネジの規格が分かりました。W 1/2 でした。そこで近くのホームセンターで買ってきて、取り付けてみました。
こんな感じです。
今度は、ある程度の強度があるアルミ板と BNC 中継コネクタを取り付けて、ハンディ機用のアンテナを固定できるようにしようと思います。
以前のRH770 と5mランディングポール (JH4VAJ さんのリンクを追加)で紹介したランディングポールを移動運用で使ってきました。釣り竿のようなしなりもなく、便利です。
しかし、いつもハンディ機用のアンテナの固定が悩みの種でした。ランディングポールの先端にはネジが切ってあるのですが、ネジの規格が分かりません。
先日、そのネジの規格が分かりました。W 1/2 でした。そこで近くのホームセンターで買ってきて、取り付けてみました。
こんな感じです。
今度は、ある程度の強度があるアルミ板と BNC 中継コネクタを取り付けて、ハンディ機用のアンテナを固定できるようにしようと思います。
測定環境を変えて 144 / 430MHz アストラルプレーン・アンテナを測定する [VHF/UHF]
測定環境を変えて 144 / 430MHz アストラルプレーン・アンテナを測定してみました。
以前、測定した 144 / 430MHz アストラルプレーン・アンテナを再度、調整するために、測定環境を変えて測定してみました。
測定には、コネクタが SMA の N1201SA を使っています。
以前に測定した時には、シャックのある部屋で周りにはリグ、測定器、金属のラック、アルミサッシなどが周りにありました。庭で測定した時には縁側に置いて測定したので、アルミサッシとアルミの雨戸が傍にありました。
今回は2階へ上がる階段で、2階の手摺りに置いて測定しています。
この場所の場合、周りに金属物は傍にありません。
〔144MHz〕
〇 周りに何もない状態
測定範囲:140MHz ~ 147MHz
マーカー:144MHz SWR:4.655
〇 アナライザーの筐体に手を触れた状態
測定範囲:140MHz ~ 147MHz
マーカー:144MHz SWR:1.247
〇 周りに何もない状態
測定範囲:140MHz ~ 147MHz
マーカー:144MHz SWR:4.720
縦の目盛りを 0.5 から 1.0 に倍にしています。
〇 周りに何もない状態
測定範囲:140MHz ~ 154MHz
マーカー:144MHz SWR:4.706
周波数範囲を 154MHz まで広げています。
〇 アナライザーの筐体に手を触れた状態
測定範囲:140MHz ~ 154MHz
マーカー:144MHz SWR:1.371
144MHz で使う場合は、ハンディ機に取り付け、ハンディ機を持った状態で使うのが良さそうです。
その場合、144MHz から 146MHz までで SWR は 1.3 以下です。
〔430MHz〕
〇 周りに何もない状態
測定範囲:426MHz ~ 440MHz
マーカー:433MHz SWR:1.242
〇 アナライザーの筐体に手を触れた状態
測定範囲:426MHz ~ 440MHz
マーカー:433MHz SWR:1.261
430MHz では、差が出ません。
どちらも 430MHz 辺りに SWR 最低点があります。436MHz までは SWR 1.5 以下です。
このアンテナを移動で使う場合、ポールを使う時にはまた違う工夫が必要そうです。
測定に工夫が必要なので、うまい方法が見つかったら試してみます。
これまでの記事
144/430MHz アストラルプレーン・アンテナを測定する
RigExpert AA-650 ZOOM で 144 / 430MHz アストラルプレーン・アンテナを測定する
3つのアンテナ・アナライザーで 144 / 430MHz アストラルプレーン・アンテナを測定する
以前、測定した 144 / 430MHz アストラルプレーン・アンテナを再度、調整するために、測定環境を変えて測定してみました。
測定には、コネクタが SMA の N1201SA を使っています。
以前に測定した時には、シャックのある部屋で周りにはリグ、測定器、金属のラック、アルミサッシなどが周りにありました。庭で測定した時には縁側に置いて測定したので、アルミサッシとアルミの雨戸が傍にありました。
今回は2階へ上がる階段で、2階の手摺りに置いて測定しています。
この場所の場合、周りに金属物は傍にありません。
〔144MHz〕
〇 周りに何もない状態
測定範囲:140MHz ~ 147MHz
マーカー:144MHz SWR:4.655
〇 アナライザーの筐体に手を触れた状態
測定範囲:140MHz ~ 147MHz
マーカー:144MHz SWR:1.247
〇 周りに何もない状態
測定範囲:140MHz ~ 147MHz
マーカー:144MHz SWR:4.720
縦の目盛りを 0.5 から 1.0 に倍にしています。
〇 周りに何もない状態
測定範囲:140MHz ~ 154MHz
マーカー:144MHz SWR:4.706
周波数範囲を 154MHz まで広げています。
〇 アナライザーの筐体に手を触れた状態
測定範囲:140MHz ~ 154MHz
マーカー:144MHz SWR:1.371
144MHz で使う場合は、ハンディ機に取り付け、ハンディ機を持った状態で使うのが良さそうです。
その場合、144MHz から 146MHz までで SWR は 1.3 以下です。
〔430MHz〕
〇 周りに何もない状態
測定範囲:426MHz ~ 440MHz
マーカー:433MHz SWR:1.242
〇 アナライザーの筐体に手を触れた状態
測定範囲:426MHz ~ 440MHz
マーカー:433MHz SWR:1.261
430MHz では、差が出ません。
どちらも 430MHz 辺りに SWR 最低点があります。436MHz までは SWR 1.5 以下です。
このアンテナを移動で使う場合、ポールを使う時にはまた違う工夫が必要そうです。
測定に工夫が必要なので、うまい方法が見つかったら試してみます。
これまでの記事
144/430MHz アストラルプレーン・アンテナを測定する
RigExpert AA-650 ZOOM で 144 / 430MHz アストラルプレーン・アンテナを測定する
3つのアンテナ・アナライザーで 144 / 430MHz アストラルプレーン・アンテナを測定する
中華 ハンディアンテナ を試す [VHF/UHF]
以前、話題になっていた 中華 ハンディアンテナ がネット通販にあったので、試してみました。
ものはこれです。
測定は N1201SA を使いました。
測定条件は2種類、机の上に置いた時と手に持った時です。
通販サイトには 144 / 430MHz送受信対応 とありますが、1200MHz も測ってみました。
〔机の上に置いた時〕
144MHz
430MHz
1200MHz
144MHz は全然ダメで、430MHz は何とか、不思議と 1200MHz にも SWR の低いところがあります。
〔手に持った時〕
やはりボディエフェクトで結果がかなり異なります。
144MHz
430MHz
1200MHz
144MHz は SWR が使えるレベルに変わりました。430MHz は SWR が広範囲で 2 以下になっています。1200MHz は、手に持った方が SWR が上がっています。
これ、小型なので実際に使って他のアンテナとの違いを見てみたいと思います。
ものはこれです。
測定は N1201SA を使いました。
測定条件は2種類、机の上に置いた時と手に持った時です。
通販サイトには 144 / 430MHz送受信対応 とありますが、1200MHz も測ってみました。
〔机の上に置いた時〕
144MHz
430MHz
1200MHz
144MHz は全然ダメで、430MHz は何とか、不思議と 1200MHz にも SWR の低いところがあります。
〔手に持った時〕
やはりボディエフェクトで結果がかなり異なります。
144MHz
430MHz
1200MHz
144MHz は SWR が使えるレベルに変わりました。430MHz は SWR が広範囲で 2 以下になっています。1200MHz は、手に持った方が SWR が上がっています。
これ、小型なので実際に使って他のアンテナとの違いを見てみたいと思います。
DJ-G7用3Dプリンターアンテナ(その3) [VHF/UHF]
DJ-G7用3Dプリンターアンテナ(その2) [VHF/UHF]
DJ-G7用3Dプリンターアンテナ、その2です。
開発者の PVV さんから調整用のエレメントを頂きましたので、調整してみました。
まず、調整前の状態を測ってみます。
エレメントは保護キャップを外しています。
キャップがあると容量環として働き、同調する周波数が下がります。
こうなります。
頂いた調整用のエレメントは第2導波器として使います。
ちょっとずつ切り詰めて、最終的にこうなりました。
上は元の導波器、下が調整後の導波器です。
この時の特性です。
広帯域で見ると
1250MHz から 1320MHz で見たものです。横軸、一目盛りが 10MHz になっています。
約 1260MHz から 1300MHz で SWR が 1.5 以下になっています。
十分な特性が出ています。
開発者の PVV さんから調整用のエレメントを頂きましたので、調整してみました。
まず、調整前の状態を測ってみます。
エレメントは保護キャップを外しています。
キャップがあると容量環として働き、同調する周波数が下がります。
こうなります。
頂いた調整用のエレメントは第2導波器として使います。
ちょっとずつ切り詰めて、最終的にこうなりました。
上は元の導波器、下が調整後の導波器です。
この時の特性です。
広帯域で見ると
1250MHz から 1320MHz で見たものです。横軸、一目盛りが 10MHz になっています。
約 1260MHz から 1300MHz で SWR が 1.5 以下になっています。
十分な特性が出ています。
DJ-G7用3Dプリンターアンテナ [VHF/UHF]
PVV さんが頒布している「DJ-G7用3Dプリンターアンテナ」を試してみました。
すぐに組み上げられるので、さっそく N1201SA で特性を測ってみます。
SWR 最低点が低い方にあるのが分かります。
アンテナを外して付属のホイップ単体での特性を見てみます。
1200MHz バンドでに合わせた特性になっています。
マーカー位置を移して、1295MHz での SWR を見ると、あまり良く有りません。
もしかしてと思い、保護キャップを上下とも外してみると
1200MHz バンドで使えそうな SWR になりました。
こんな感じです。
これはお手軽に八木アンテナを運用できるので、移動運用では便利そうです。
次回、山に行った時には持参して試して見ようと思います。
すぐに組み上げられるので、さっそく N1201SA で特性を測ってみます。
SWR 最低点が低い方にあるのが分かります。
アンテナを外して付属のホイップ単体での特性を見てみます。
1200MHz バンドでに合わせた特性になっています。
マーカー位置を移して、1295MHz での SWR を見ると、あまり良く有りません。
もしかしてと思い、保護キャップを上下とも外してみると
1200MHz バンドで使えそうな SWR になりました。
こんな感じです。
これはお手軽に八木アンテナを運用できるので、移動運用では便利そうです。
次回、山に行った時には持参して試して見ようと思います。
144/430MHz アストラルプレーン・アンテナで APRS ビーコンを出してみた(江ノ島編) [VHF/UHF]
144/430MHz アストラルプレーン・アンテナで APRS ビーコンを出してみた [VHF/UHF]
TS-700GⅡ にスピーカーを付ける [VHF/UHF]
FT-991A 430MHz 帯でのスプリアスを見てみた [VHF/UHF]
SNS で FT-991A 430MHz でのスプリアスが話題になっていたので、家のも測ってみました。
参考にしたのはこちらのサイトです。
家では地デジを CATV で見ているため、アンテナがありません。そこでスペアナにロッドアンテナを付けて見てみる事にしました。
スペアナで、搬送波 + 地デジ帯域 をカバーする400~800MHz を
RBW:10kHz
VBW:10kHz
で見てみました。
〔無信号状態〕
〔432.660MHz FM 50W 送信 無変調〕
特にノイズ・フロアが上がるような感じはありません。
650MHz に信号がありますが、これはもとからある信号です。
〔地デジの帯域 470~710MHz〕
搬送波を外して地デジの帯域で見ています。特に変わりありません。
〔FM 搬送波〕
FM 搬送波の近傍を見ています。
〔CW 搬送波〕
CW 搬送波の近傍を見ています。
以上を見ていると、家の FT-991A は、参照したサイトのようなノイズ・フロアの上昇は見られませんでした。
これは個体差なのでしょうか。
それともメーカーが何か対策したのでしょうか。
参考にしたのはこちらのサイトです。
家では地デジを CATV で見ているため、アンテナがありません。そこでスペアナにロッドアンテナを付けて見てみる事にしました。
スペアナで、搬送波 + 地デジ帯域 をカバーする400~800MHz を
RBW:10kHz
VBW:10kHz
で見てみました。
〔無信号状態〕
〔432.660MHz FM 50W 送信 無変調〕
特にノイズ・フロアが上がるような感じはありません。
650MHz に信号がありますが、これはもとからある信号です。
〔地デジの帯域 470~710MHz〕
搬送波を外して地デジの帯域で見ています。特に変わりありません。
〔FM 搬送波〕
FM 搬送波の近傍を見ています。
〔CW 搬送波〕
CW 搬送波の近傍を見ています。
以上を見ていると、家の FT-991A は、参照したサイトのようなノイズ・フロアの上昇は見られませんでした。
これは個体差なのでしょうか。
それともメーカーが何か対策したのでしょうか。
2MHz-700MHz RF パワーアンプ HF VHF UHF FM ブロードバンド パワーアンプ [VHF/UHF]
年末商戦の案内が来ていたので、幾つかのモジュールを AliExpress で買ってみました。
そのうちの一つが今日、届きました。
これです。
2MHz-700MHz RF パワーアンプ HF VHF UHF FM ブロードバンド パワーアンプ
怪しい日本語の説明では、以下のようになっています。
袋の上から見ると、アンプ IC の従属接続のようです。これも年明けに試してみます。
(原文そのままです)
特徴:
高品質の回路基板を採用し、安定性と信頼性があります。
あらゆるタイプのワイヤレスアプリケーション、fm短波ラジオのリモコン玩具、デジタルラジオなどに対応するブロードバンドrfパワーアンプ。
3ワットの最大出力、15vの電圧供給、2mhz〜700mhzのブロードバンド動作が可能です。
このrfパワーアンプの通常のパワーゲインは35 dbです。
仕様:
供給電圧: dc 12〜15v (標準15v 0.3-0.5a)
動作周波数: 2mhz-700mhz、入力および出力インピーダンス: 50オーム。
最大出力電力: 34.8dbm(3w)
最大入力電力: <10dbm
一般的なパワーゲイン: 35 db (> 300mのゲインがわずかに減少)
材質: pcbボード & プラスチック & 金属
寸法: 47x31mm/1.85x1.22インチ
そのうちの一つが今日、届きました。
これです。
2MHz-700MHz RF パワーアンプ HF VHF UHF FM ブロードバンド パワーアンプ
怪しい日本語の説明では、以下のようになっています。
袋の上から見ると、アンプ IC の従属接続のようです。これも年明けに試してみます。
(原文そのままです)
特徴:
高品質の回路基板を採用し、安定性と信頼性があります。
あらゆるタイプのワイヤレスアプリケーション、fm短波ラジオのリモコン玩具、デジタルラジオなどに対応するブロードバンドrfパワーアンプ。
3ワットの最大出力、15vの電圧供給、2mhz〜700mhzのブロードバンド動作が可能です。
このrfパワーアンプの通常のパワーゲインは35 dbです。
仕様:
供給電圧: dc 12〜15v (標準15v 0.3-0.5a)
動作周波数: 2mhz-700mhz、入力および出力インピーダンス: 50オーム。
最大出力電力: 34.8dbm(3w)
最大入力電力: <10dbm
一般的なパワーゲイン: 35 db (> 300mのゲインがわずかに減少)
材質: pcbボード & プラスチック & 金属
寸法: 47x31mm/1.85x1.22インチ
TS-700GⅡ を入手 [VHF/UHF]
TS-700GⅡ を3台も入手してしまいました。
何故、今更 2mのオールモード機を手に入れたかというと、先日の FT-991A の故障によります。
あれでローカル局が行っている2m CW ロールコールに参加できなくなってしまいました。
2mの機器として KX3 があるのですが、2m CW では周波数安定度に難があります。
そこでCQ出版の「アマチュア無線機 メインテナンス・ブック」に出ていた TS-700GⅡを入手する事にしました。
で、最初に入手した機械に下記のラベルが貼ってありました。
どうやら BCL で高名な 山田耕嗣 氏が所有していた機械のようです。
で、これは電源に問題があり、動作しません。
これを修理するため、部品取り用として追加で2台も入手してしまいました。
どれも完動ではありません。
まずは、山田耕嗣氏 所有の機械から手を付けていこうと思います。
この機械は電源電圧が正常に出ていません。まずはここをちゃんと動くようにする必要があります。
ここには古いレギュレータ用 IC が使われており、もう入手は厳しい状況です。
それで部品取り用に、あと2台も手に入れてしまいました。
何故、今更 2mのオールモード機を手に入れたかというと、先日の FT-991A の故障によります。
あれでローカル局が行っている2m CW ロールコールに参加できなくなってしまいました。
2mの機器として KX3 があるのですが、2m CW では周波数安定度に難があります。
そこでCQ出版の「アマチュア無線機 メインテナンス・ブック」に出ていた TS-700GⅡを入手する事にしました。
で、最初に入手した機械に下記のラベルが貼ってありました。
どうやら BCL で高名な 山田耕嗣 氏が所有していた機械のようです。
で、これは電源に問題があり、動作しません。
これを修理するため、部品取り用として追加で2台も入手してしまいました。
どれも完動ではありません。
まずは、山田耕嗣氏 所有の機械から手を付けていこうと思います。
この機械は電源電圧が正常に出ていません。まずはここをちゃんと動くようにする必要があります。
ここには古いレギュレータ用 IC が使われており、もう入手は厳しい状況です。
それで部品取り用に、あと2台も手に入れてしまいました。