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DCA75 Pro で ネット通販の 2N3906 を測ってみた [Measuring equipme]

 ネット通販で 2N3906 を買ってみたので、その特性を atlas DCA75 Pro で測ってみました。

どうして 2N3906 を買ったかというと、「T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作(Section 6: Power Amplifier 準備編)」で書いたように、トランジスタが1本不足していたからです。

本来 2N3906 のところを 2N3904 が入っていました。なのでネット通販で 2N3906 を買ってみました。
以前、中華の通販で買った MOS FET はまがい物ばかりでした。
今回もまがい物が来るかもしれないので、特性を測ってみました。

<一般的な情報>
1-.jpg
hFE は 284 となっています。

<Ic / Vce>
2-Ic-Vce.jpg

<hFE / Vce>
3-hFE-Vce.jpg

<hFE / Ic>
4-hFE-Ic.jpg

<Ic / Vbe>
5-Ic-Vbe.jpg

<Ic / Ib>
6-Iv-Ib.jpg


トランジスタを変えて、hFE を見てみます。
<hFE = 272>
7-.jpg

<hFE = 268>
8-.jpg

何とかそれらしいデータが取れています。
残るは fT を見てみたいところですが、これは簡単ではないので、保留しておきます。

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中華通販サイトで アクティブ RF アイソレーション ディストリビュータ を買った [Measuring equipme]

 中華通販サイトで アクティブ RF アイソレーション ディストリビュータ を買ってみました。

購入した目的は、以前 中華通販サイトで RSP1 モドキを購入したのですが、そのアンテナ端子がバンド毎に分かれているので、それを集約して1本化するのに使えるかもを思ったからです。

買ったのはこれです。
0007ba8f-c056-4c55-b6d1-6e3ba4de561c.jpg
407980e1-349e-4c71-a9a5-b27eca886dd9.jpg

仕様は
製品名:アクティブRF分離配布器
動作周波数範囲: 100kHzから150MHzまで
挿入損失:0.8dB以下
出力から入力の分離度: 80dB以上
出力の隔離度: 60dB以上
入力インピーダンス:50Ω
バッテリー容量:600mAh(内蔵)
バッテリー寿命:連続使用3日以上
寸法:8 x 8 x 3.5cm
パッケージ重量:100グラム

簡単な動作確認として、特性を測ってみました。

測定に使うケーブル2本の特性です。1.5GHz まで見ています。
2023121601_cable1.jpg
2023121602_cable2.jpg
今回は 200MHz ぐらいまでを見ようと思っているので、良いかなと。

分配機を繋いで、電源 OFF の時の P1 出力です。
2023121603_Power-off.jpg

100kHz ~ 200MHz までの特性です。TG から -20dBm、100kHz ~ 200MHz の信号を入れています。
P1
2023120604_P1.jpg
150MHz で -2.88dBm のダウン。
P2
202312605_P2.jpg
150MHz で -2.50dBm のダウン。
P3
2023121607_P3.jpg
150MHz で -2.78dBm のダウン。
P4
2023121608_P4.jpg
150MHz で -2.31dBm のダウン。

分離度までは見ていません。
アンテナ信号の分配には、問題なく使えそうです。

購入情報です。
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クランプオン DC 電流プローブ CL33DC を入手 [Measuring equipme]

 オークションで「クランプオン DC 電流プローブ CL33DC」を入手しました。

これは、前から持っているアナログ式のテスター SANWA の TA55 に繋げて使うために前から探していました。もう製造中止で絶版になっています。TA55 には、専用レンジがあり、そのまま電流が読めます。

届いたものはこれです。
sanwa のロゴが入ったケースに入ってきました。
1_n.jpg

一緒に SANWA デジタルマルチメータ CD732 も入っています。
2_n.jpg
これはこれで使っていくつもりです。

TA55 で使う時には、電流プローブ側でゼロ点調整をする必要があります。
3_n.jpg

電流を測定する場合には、このように片側の電源ラインにクランプします。
4_n.jpg
電流の流れる方向もプローブの指示に合わせます。
逆にすると針が逆に振れてしまいます。

これは FTDX10 の受信時電流を測ったものです。
5_n.jpg
概ね、DC 電源側の電流表示と合っています。
やはり電流の測定は針が振れる方が見易いように思います。

精度は保証されませんが、交流電流(40~400 Hz)も 0~20 A / 200 A の範囲で測定する事ができます。
その場合は、交流電圧計(テスターの AC 電圧レンジ)に接続します。
DC の場合は、30A レンジでは 70mV で 7A、290mV で 29A ですが、交流の場合はどうなるのか気になります。でも、説明書には記載がありません。
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TinySA Ultra generator mode phase noise [Measuring equipme]

 Charlie / W5CDT OM が、TinySA Ultra をジェネレーター・モードで使った時の位相ノイズを測定してくれました。

記事は Groups.io に投稿されています。

TinySA Ultra の位相ノイズは、Web にある仕様によれば下記の通りです。
Phase noise at 10kHz offset -92dBc/Hz
Phase noise at 100kHz offset -108dBc/Hz
単位が dBc ですので、搬送波に対する電力比です。
つまり、搬送波に対して 10kHz 離れたところで 1Hz 幅の電力比です。
もし、測定しているスペアナのバンド幅が 1kHz だった場合、測定結果から 30dB(=1000/1)を引かないといけません。
つまり、測定バンド幅 1kHz で測った 0dBm の搬送波の 10kHz オフセットの電力が -60dBm だとしたら、位相ノイズは (0 - 60)dBc - 30dB = -90dBc/Hz です。

では、Charlie / W5CDT OM の測定結果を見てみましょう。
1.jpg
搬送波が -28.72dBm のように読めます。
RBW 10Hz、VBW 10kHz と読めます。右下の文字を無理やり読むと、Span 10kHz のようです。
仕様の -92dBc/Hz からすると、測定バンド幅 10Hz での電力比は -82dBc となります。
搬送波 -28.72dBm から 82dB 低い値は、-110.72dBm です。
ROHDE & SCHWARZ のスペアナはさわった事がないので、Span 10kHz が全体なのか、片側なのかが分かりません。でも、表示は、両端で -110dBm 辺りを示しています。
まぁ、仕様とだいたい合っているのでしょう。
でも、価格を考えたら立派なものだと思います。

それにしても Charlie / W5CDT OM は、良い測定器をお持ちです。羨ましい。(^^♪

参考資料:
ジッタと位相雑音
位相ノイズ
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Stand for TinySA ULTRA Spectrum Analyser [Measuring equipme]

 Phil さんが TinySA ULTRA Spectrum Analyser のスタンドを作り、3Dモデルを公開してくれました。

こちらです。

ダウンロード.jpg

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DSA815-TG で WWV を受信する [Measuring equipme]

 JH0CJH / JA1CTV OM のブログで RIGOL の DSA 815 で WWV 信号を受信し、周波数校正をおこなう記事が出ていました。

こちらです。

それで、家の DSA 815-TG でも試してみました。

まず、セルフキャリブレーション を止めています。
04.jpg

中心周波数を 10MHz にします。
06.jpg

ゲインを調整します。
01.jpg

RBW を 10Hz に設定しますが、家の機械は 100Hz までしか設定できません。(´;ω;`)

DSA 815-TG のバージョンを調べると、家のはそうとう古く、最新のファームウェアが対応していません。(´;ω;`)
03.jpg

まぁ、でもそれらしくは受信しているので、良い事にしました。
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PicoScope のバージョンをあげました [Measuring equipme]

 たまたま見てみたら PicoScope のバージョンがだいぶ上がっていたので、上げてみました。

1-.jpg
だいぶ 使い勝手が変わっています。
いろいろな測定機能も使えるようですが、持っている USB オシロスコープ の本体が古いので、どこまで機能が使えるのかは分かりません。
以前、I2C のプロトコル解析機能は便利に使わせてもらいました。
それがあって、一体型の普通のオシロスコープもプロトコル解析機能がある RIGOL のものに替えてしまったほどです。

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磁場プローブを買ってみた [Measuring equipme]

 通販サイトが紹介してきたので、磁界プローブを買ってみました。

これです。
DSC09465.JPG
箱も付いています。
DSC09464.JPG
まだ試していませんが、そのうち、部屋のノイズ源を探すのに使ってみようと思います。











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NanoVNA-H4 のファームウェアをアップデート [Measuring equipme]

 引き続き、NanoVNA-H4 のファームウェアもアップデートしました。

1.DfuSeDemo での書き込み
ファイルを選択し
5-.jpg
Upgrade ボタンを押して、アップデートします。
終了すると、Successful と表示されます。
6-.jpg

USB ケーブルを抜くと、アップデートされたファームウェアで動き出しました。

3.アップデートの確認
アップデート前は、2020 年のバージョンでした。
DSC09443.JPG
アップデート後は、2022 年のバージョンになっています。
DSC09444.JPG

同じく、フォントが見やすくなっています。
DSC09445.JPG

こちらも、再度、キャリブレーションが必要なので、後で行う予定です。
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NanoVNA-H のファームウェアをアップデート [Measuring equipme]

 NanoVNA-H のファームウェアをアップデートしました。

参考にしたのは、こちらの NanoVNA の Web サイトです。

1.DfuSe USB device firmware upgrade (DFU) software のインストール

サイトの説明に従って、DfuSe USB device firmware upgrade (DFU) software をインストールします。

次に、NanoVNA-H をメニューから DFU モードにして、PC に接続します。
DSC09435.JPG
PC で、きちんと認識されている事を確認します。
1-.jpg
最初、ドライバーが自動的にインストールされなかったので、C: ドライブ指定して、検索すると、無事に組み込まれました。

2.DfuSeDemo での書き込み
ファイルを選択し
2-.jpg
Upgrade ボタンを押して、アップデートします。
注意のダイアログボックスが出ますが、「はい」をクリックして続けます。
3-.jpg
終了すると、Successful と表示されます。
4-.jpg

USB ケーブルを抜いて、電源を On / Off してアップデートの結果を確認します。

3.アップデートの確認
アップデート前は、2019 年のバージョンでした。
DSC09433.JPG
アップデート後は、2022 年のバージョンになっています。
DSC09436.JPG

フォントが見やすくなっています。
DSC09442.JPG

再度、キャリブレーションが必要なので、後で行う予定です。

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NanoVNA-H4 と RF Demo Kit を試す [Measuring equipme]

 ずいぶん前に購入してあったのですが、NanoVNA-H4 と RF Demo Kit を動かしてみました。

RF Demo Kit は、Ali で購入した DEEPELEC のものです。
これです。
RF_Demo_Kit_Top.jpg

〔キャリブレーション〕
ボードの下部には、13、14、15、16 に、それぞれ Short、Open、Load、Thru のパタンが作ってあります。まず、これを使って NanoVNA-H4 のキャリブレーションを行います。
DEEPELEC のサイトを見ると、周波数範囲が 50kHz から 600MHz になっているので、最初に周波数範囲の設定を行います。
これは、メニューの STIMULUS から START、STOP でそれぞれ設定します。

次に、CH0 を 14 Open に接続し、CALIBRATE の OPEN をタップします。
今度は CH0 を 13 Short に接続し、SHORT をタップします。
続いて、CH0 を 15 Load に接続し、LOAD をタップします。
そのまま、ISOLN をタップします。
最後に CH0 と CH1 を 16 Thru に接続し、THRU をタップします。
DONE をタップすると、SAVE が表示されるので、適当なところにセーブしておきます。
以上で、キャリブレーション作業は終了です。

次にキャリブレーションの確認をします。
トレース表示を CH0 の SMITH にして、Short、Load、Open がそれぞれ正しく表示される事を確認します。

〔各回路の測定〕
次に、RF Demo Kit に作りこまれている回路を測ってみます。
1. RLC circuit
DSC09401.JPG

2.RLC circuit
DSC09402.JPG

3. 33Ω
DSC09404.JPG

4. 75Ω
DSC09405.JPG

7. RC series circuit
DSC09407.JPG

8. LC series circuit
DSC09409.JPG

5. BSF Ceramic Notch, Centre Freq = 6.5MHz
DSC09413.JPG

他の回路は、今回は見ていません。
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DCA75 - Atlas DCA Pro Advanced Semiconductor Analyser で MOS FET を測ってみた [Measuring equipme]

 DCA75 - Atlas DCA Pro Advanced Semiconductor Analyser で MOS FET を測ってみました。

まず、Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
1-dca75.jpg
きちんと Depletion Mode の Vgs の値が測定できています。

5-dca75.jpg
何故か、カーブがぎこちないです。でも、Vgs が負電圧のところから測定できています。

6-dca75.jpg
こちらも、カーブがぎこちないです。


今度は Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
7-dca75.jpg
きちんと認識されています。

8-dca75.jpg
スムーズなカーブが取れています。

9-dca75.jpg
こちらも。

やはり、簡易的なカーブ・トレーサー機能では、Depletion Mode の MOS FET の特性をきちんとは測れないようです。残念。(*´ω`)
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Analog Discovery 2 のカーブ・トレーサー機能を試してみた [Measuring equipme]

 Depletion Mode MOS FET 測定に関連して Analog Discovery 2 のカーブ・トレーサー機能も試してみました。

まず、Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
Id / Vds 特性です。
14-2sk241.jpg
DCA75 と同じように、カーブがぎこちないです。

Id / Vgs 特性です。
15-2sk241.jpg
こちらも、カーブがぎこちないです。

Vds / Vgs 特性です。
16-2sk241.jpg


今度は Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
Id / Vds 特性です。
11-2N7000.jpg
奇麗なカーブで取れています。

Id / Vgs 特性です。
12-2N7000.jpg
教科書的なカーブで、ピンチオフ電圧も分かります。

Vds / Vgs 特性です。
13-2N7000.jpg


やはり、Analog Discovery 2 のカーブ・トレーサー機能でも、Depletion Mode の MOS FET の特性をきちんとは測れないようです。残念。(*´ω`)

何故、こんなにカーブ・トレーサー機能を調べたかというと、世の中に出回っている偽物をつかまされた時に、個人が簡単に証拠を得られるかを確認したかったのです。
Enhancement Mode の MOS FET は大丈夫ですが、Depletion Mode の MOS FET は難しそうです。
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中華トランジスター・テスター、格安トランジスター・テスターは Depletion Mode MOS FET を正確には測れない [Measuring equipme]

 ここのところ、古い RF 用 MOS FET を測っていて、気が付いた事があります。

それは、「中華トランジスター・テスター、格安トランジスター・テスターは Depletion Mode MOS FET を正確には測れない」という事です。

古い RF 用 MOS FET は、Depletion Mode = normally on 動作をしています。
(※ Depletion Mode の日本語表記は揺れていて、ディプリーション・モード、デプレッション・モード の2通りの表記があります。)
その為、Vgs(off) を調べるには負電源が必要です。

中華トランジスター・テスター、低価格の半導体アナライザーでは、負電源がなく測れません。

Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
中華トランジスター・テスターです。
20230423_161636.JPG
Vt の値がおかしいですし、あとは モードと端子情報しかありません。

低価格の半導体アナライザーです。
20230423_161812.JPG
20230423_161819.JPG
こちらも、モードと端子情報しかありません。

Pro 版の半導体アナライザーです。
20230423_162013.JPG

20230423_162018.JPG
Vgs(on) の値が -0.449V と出ています。

20230423_162038.JPG
Vgs(off) の値が -1.344V と出ています。

Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
中華トランジスター・テスターです。
20230423_165112.JPG
Vt の表示があります。

低価格の半導体アナライザーです。
20230423_165213.JPG

20230423_165226.JPG
Vgs の表示があります。

まぁ、価格的に差があるし、Depletion Mode の MOS FET は絶滅危惧種なので、仕方ないですね。
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Analog Discovery 2 を購入してみた [Measuring equipme]

 PC に接続して使う多用途測定器の Analog Discovery 2 を購入してみました。

購入した動機は、下記の本を秋葉原の本屋さんで見てしまった事です。そのまま、秋月に寄って 買ってしまいました。
APB-3 と同じく、FPGA と AD、DA で汎用の測定器を実現しています。
特徴は、アナログの入力が 差動 入力になっている事です。
店頭には、インピーダンス測定アダプターとブレッドボードの接続アダプターがあったので、一緒に購入してきました。
カーブトレーサーのアダプターは、秋月の通販で申し込みました。

下記は、トロイダル・コアに巻いたコイルの測定結果です。
1-coil-2.jpg
オプションのアダプター以外にも、自作のジグを用意してインピーダンスを測定する事もできます。
ここではアダプターを使うので、アダプターを指定しました。
測定周波数は 10MHz です。測定前に、赤い四角で囲まれたメニューを使って、オープン、ショートのキャリブレーションができます。
LCR メーターとしては DE-5000 があるのですが、測定周波数が 100kHz までという制限があります。
こちらは 10MHz まで使えます。アナライザー・モードでは 25MHz も選べます。

USB測定器 Analog Discovery活用入門 (トライアルシリーズ)


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DCA75 - Atlas DCA Pro Advanced Semiconductor Analyser [Measuring equipme]

 Peak Electronic Design 社の DCA75 - Atlas DCA Pro Advanced Semiconductor Analyser を買いました。

今まで持っていたものよりも対象デバイスや測定項目が増えています。
特徴を引用すると、
測れるデバイスは下記になります。
・ Bipolar transistors (NPN/PNP inc Silicon/Germanium)
・ Darlington transistors (NPN/PNP)
・ Enhancement mode MOSFETs (N-Ch and P-Ch)
・ Depletion mode MOSFETs (N-Ch and P-Ch)
・ Junction FETs (N-Ch and P-Ch). Both symmetrical and asymmetrical types.
・ Enhancement IGBTs (N-Ch and P-Ch).
・ Diodes and diode networks (2 and 3 lead types).
・ Zener diodes (up to about 9V).
・ Voltage regulators (up to about 8V).
・ LEDs and bi-colour LEDs (2 lead and 3 lead types).
・ Low power sensitive Triacs and Thyristors (<10mA trigger and hold)

測れる項目は下記になります。
・ BJT current gain (hFE).
・ BJT base emitter voltage (Vbe).
・ BJT collector leakage current.
・ MOSFET on and off gate threshold voltages.
・ MOSFET transconductance.
・ JFET pinch-off voltage.
・ JFET transconductance.
・ JFET IDSS (drain current for Vgs=0)
・ IGBT on and off gate threshold voltages.
・ IGBT transconductance.
・ Voltage regulator output voltage.
・ Voltage regulator quiescent current consumption.
・ Voltage regulator drop-out voltage.
・ Zener voltage.
・ Diode forward voltage drop.

PC に接続すると、curve tracing, data storage / retrieval, device matching ができます。
グラフの結果を Excel にも出力できます。

ただし、電池で動くため、動作電圧と動作電流に下記の制約があります。
これは小信号トランジスターでは問題になりませんが、小信号の MOS FET では厳しいところもあります。
Test current (into short circuit): ±12mA (typical)
Test voltage (into open circuit): ±12V (typical)

PC に接続すると、デバイス マネージャーで確認できます。
1-.jpg

トランジスターの Ic / Vce 特性です。
2-Vce-Ic.jpg

トランジスターの Ic / Vbe 特性です。
3-Vbe-Ic.jpg

昔、オシロスコープに表示するアダプターの製作記事もありましたが、便利になりました。
会社に入った頃は、Tektronix 576 が一般的でしたが、とても個人が買えるものではありませんでした。
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TM4313 GNSS Disciplined OCXO を PC と接続する [Measuring equipme]

 以前、コメントで教えていただいた NMEA Monitor for windows を使い、TM4313 GNSS Disciplined OCXO を PC に接続してみました。

NMEA Monitor for windows を起動し、TM4313 GNSS Disciplined OCXO との通信条件を設定します。
nema_set.jpg

接続できると情報が更新されて行きます。
nema.jpg

同じようなソフトウェアに Lady Heather's Disciplined Oscillator Control Program がありますが、こちらは通信設定をしても、うまく動作しませんでした。
何が悪いのかを、もう少し確認してみようと思います。
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tinySA ULTRA が出ました [Measuring equipme]

 なんと tinySA ULTRA が出ました。

こちらです。

こちらには仕様の比較があります。

tinySAtinySA Ultra
Resolution filters in 1,3,10 stepsfrom 3kHz to 600kHzfrom 200Hz to 850kHz

これが本当なら、ポチりたい。

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SSDL01 – QRP ダミーロード を作った [Measuring equipme]

 JH4VAJ OM の SSDL01 – QRP ダミーロード を作りました。

キットなので、半田付けして作ります。
DSC09279.JPG

完成したところで、DMM で抵抗値を測定すると 50.1Ω になっていました。

出来上がったものをアンテナ・アナライザーで SWR を測ってみました。

接続したところ
DSC09277.JPG

測定結果
DSC09276.JPG

SWR が 1.5 になるのは 1010MHz でした。

これで QRP 機のダミーロードで 430MHz まで安心して使えるものができました。

JH4VAJ OM のサイトはこちらです。
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An *Unofficial* User Manual for AntScope+Android+BlueTooth [Measuring equipme]

 Groups.io の RigExpert グループに Android で AntScope を使う場合のアンオフィシャル・マニュアルが投稿されていました。

BlueTooth 対応のアンテナ・アナライザーが必要ですが、アンテナ給電点にアナライザーを接続して、リモートで特性を測れるのは便利です。

アンオフィシャル・マニュアル は こちら です。

AA-650 を BlueTooth で使うのは前にもブログに書いていますが、正規のマニュアルには簡単な記述しかありませんでした。このアンオフィシャル・マニュアルは便利かもしれません。

RigExpert AA-650 ZOOM の Bluetooth 接続を試す
RigExpert AA-650 ZOOM で 144 / 430MHz アストラルプレーン・アンテナを測定する
3つのアンテナ・アナライザーで 144 / 430MHz アストラルプレーン・アンテナを測定する
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