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機械式メーター用目盛板作成ソフトウェア [Measuring equipme]

 機械式メーター用目盛板作成ソフトウェアの備忘録です。

E級アンプ設計ツールを公開してくれている Tonne Software が有料版とフリー版のメーター目盛作成ソフトウェアを公開しています。

以下は、サンプルとして公開されているものです。
ESR メーター
2-ohmmeter1.jpg
S メーター
smeter1.jpg
W メーター
wattswr1.jpg

最近、機械式のメーターは高価になってしまって、なかなか使えませんけど、この様なソフトウェアがあると便利です。

このサイトは他にもアマチュア無線に有用なソフトウェアを公開してくれています。
また QEX 誌などにも寄稿されています。
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Testing 123: Measuring Amateur Radio Performance on a Budget を買った [Measuring equipme]

 ネット通販で「Testing 123: Measuring Amateur Radio Performance on a Budget」を買いました。

71yxCCkdt0L._SL1437_.jpg
著者は、ZL3DW / ANDREW BARRON OM です。
以前に、同じ著者の「The Radio Today guide to the Yaesu FTDX10」も買っていました。

この本を買った理由は、説明にあった
This book includes performance checks that you can do at home without investing a lot of your hard-earned cash in expensive test equipment. Using new products from the Internet and free software in place of expensive test equipment.
に惹かれたからでした。

表紙には、以前に購入した OSA103 も載っています。
NanoVNA は載っていますが、TinySA は出てくる前の出版(2020年)なので載っていません。

でも、SDR 関係の測定も紹介されています。
送信、受信における レイテンシー の測定についても紹介されています。

TinySA も載った、改訂版に期待したいですね。
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DCA75 Pro のファームウェアとサポートソフトをアップデートした [Measuring equipme]

 DCA75 Pro のファームウェアと PC サポート ソフトウェアをアップデートしました。

T41EP で使う IRF510 のペアリングを検討するために DCA75 を引っ張り出したのですが、メーカーのサイトを見ると、マニュアルとソフトウェアがアップデートされていました。

それで PC サポート ソフトウェアをアップデートし、DCA75 を接続したところ、自動的にファームウェアもアップデートされました。

1-.jpg

デバイスマネージャーでは、この様に表示されています。
5-.jpg

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3in1 電磁波測定器 EF/MF/RFメーター を購入した [Measuring equipme]

 3in1 電磁波 測定器 EF / MF / RFメーター を購入してみました。

購入した理由は、電波防護指針が厳しくなって、自治会の防災訓練などで聞かれた時に、測定器もないのでは話にならないと思ったからです。通販サイトで見ると、そんなに高価なものではないので、試しに買ってみました。

FT5D をおにぎりベースに付け、コメットの VM-1 から FM のキャリヤを出して、RF を測ってみました。
その結果です。ほとんど数センチしか離れていません。表示が Slight でわずかでした。
20240828_124506~2_shr.JPG
グラフ表示です。
20240828_124533_shr.JPG

FTDX10 の時も「電波の強度が基準値以下であることを確認した書類の添付」を求められました。
いちど作ってあるので良いのですが、今後、固定局を変更する際は厄介です。
固定局の免許を取る人が減りそうです。

購入したのはこれです。

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SimSmith nanoVNA Connect [Measuring equipme]

 SimSmith 18.3 から nanoVNA Connect 機能が追加され、SimSmith と nanoVNA を接続して使えるようです。

以下は、SimSmith 18.4 に付いてくる資料からの抜粋です。
概要です。
16-.jpg
SimSmith と nanoVNA は、USB で接続しています。
17-.jpg

説明の動画もあります。
Three Methods to Measure Impedance with the NanoVNA

nanoVNA が変えていく世界がスゴイですね。
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リード線による小容量のコンデンサ(タイトルを改変) [Measuring equipme]

 小容量のコンデンサとして、リード線を捩じったものを使う事があります。

その容量を DE-5000 で測ってみました。
〔測る前〕
20240816_210127~2.JPG
浮遊容量が 1pF あります。
測定周波数は 100kHz です。

〔測った結果〕
20240816_210108~2.JPG
捩じったリード線を測ってみます。
浮遊容量分を差し引くと、約 2.7pF です。

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Automatic LQ Meter キット組み立て: トラブルシューティング (中断) [Measuring equipme]

 Automatic LQ Meter キット組み立て: トラブルシューティング 編です。

アップデート: 2024年8月12日
  使われているデバイスが日本の通販サイトにおいて扱いがないため、部品入手までしばらく中断します。


電源ブーストレギュレーター MCP1661 の出力が 2.6V 程度しか出力されておらず、異常発熱して高温になっており、全体が正常動作していません。そこでこのトラブルシューティング方法を考えました。

〔事実確認〕
① Si5351
  Arduino Nano を PCB に取り付けたまま、ファームウェアのダウンロード中に異常発熱して、高温になっていました。

② REG1 MCP1661
 1) 出力電圧設定用の抵抗取付時に、事前に抵抗値を確認して取り付けたにもかかわらず、取り付け後の抵抗値が異なる値を示していました。
REG_circuit.jpg
 2) 電池動作時に異常発熱して、高温になっていました。

〔確認事項〕
① REG1、抵抗、ダイオード、インダクタを外して、抵抗値を確認する。
② REG1 周りの基板パターンに製造不良が無いかを確認する。
③ 外部電源として、+5V を接続し、動作を確認する。
④ Si5351 の出力を確認する。

以上を試してみようと思います。
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Automatic LQ Meter キット組み立て: ファームウェア書き込み [Measuring equipme]

 Automatic LQ Meter キット組み立てで、ファームウェアの書き込みを行いました。

ここで失敗です。
Silicon Chip 誌では、Arduino Nano を基板に組み込んだ状態でファームウェアの書き込みを行うように書かれています。しかし、ファームウェアの書き込みで USB ケーブルを繋ぐため、外部から 5V 電源を供給してしまうため、電源 IC と、Si5351 のチップを壊してしまったようです。

では、ファームウェアの書き込みからです。
これもうまくいかなくて、何度もトライしました。そのせいで、上記チップとモジュールが壊れたのではと考えています。
ファームウェアはバイナリだけが公開されています。その為、Arduino Nano にバイナリを書き込むために AVRDUDESS を使うように記事には書かれています。

〔Arduino Nano の認識〕
AVRDUDESS で、Arduino Nano を認識させます。
ここがなかなかうまくいかなくて、困ったところです。
試行錯誤しているうちに Si5351 のモジュールが高温になっており、どうやら工場出荷状態で書かれている「ブリンク」のアプリで、LED をオン・オフさせるポートが悪さをしていると思います。LED に合わせてリレーも動いていました。
下は、いろいろパラメータを変えたり、Arduino Nano を Arduino IDE でブリンクのプログラムを書き込んだりしたりして、何とか検出できた結果です。
1-.jpg

〔ファームウェア 書き込み〕
次に、HEX ファイルを指定して、ファームウェアを書き込みました。
2-.jpg
何とかうまく書き込めたようです。

しかし、その後の動作確認を進めるなかで、電源 IC の異常な発熱を感じ、DMM で電圧を見てみると、2.6V 程度しか出ていません。おそらく、壊れていると思われます。

今回、高温になってしまった Si5351 のモジュールと電源 IC を手配して、交換しようと思います。
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Automatic LQ Meter キットの組み立て [Measuring equipme]

 Automatic LQ Meter キットを組み立てました。

〔部品表のチェック〕
まず、部品表のチェックからです。
1-BOM.jpg
CR 類は見ていませんけど、だいたい問題はなそうなので、作り始めます。

〔SMD パーツの半田付け〕
最初に、抵抗を付けて、次にコンデンサを付けます。コンデンサはすべてセラミックコンデンサです。
かなり大容量の物まで使われています。
次に、半導体の半田付けです。
2-SMD.jpg

〔ラジアル部品の半田付け〕
RF トランスのトロイダルコアにエナメル線を巻いて、基板に取り付けます。1次側のワンターンは、パネルの基板で実現しています。なかなか面白い設計です。
スイッチ、エンコーダーは、パネルを仮止めして、位置を確認しながら取り付けます。
3-assy.jpg

基板のモジュールもあるので、ちょっと考えて、Arduino Nano はソケットを付けました。
4-assy.jpg

次は、ファームウェアの書き込みです。
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Silicon Chip 社から Automatic LQ Meter のキットが届いた [Measuring equipme]

 オーストラリアの Silicon Chip 社という、CQ 出版のような会社から Automatic LQ Meter のキットが届きました。

Silicon Chip 社 Web サイトには、以下のような説明(一部 抜粋)があります。
Silicon Chip magazine is Australia's premier electronics magazine with reliable information on a whole range of electronics-related topics.

今回は7月号に投稿された Automatic LQ Meter の製作記事に関して、そのキットを購入してみました。

届いたのはこれです。
1.jpg

2.jpg

3.jpg

仕様です。
Features & Specifications
● Measures inductance (L) and quality factor (Q) over five frequency ranges
● Inductance (L) range: 0.1-999μH with 100nH resolution
● Quality factor (Q) range: 10 to 300
● Test frequency range: 100kHz to 90MHz
● Resonant capacitance options: 18pF, 51pF, 118pF, 238pF or 488pF
● Power supply: battery (3 x AA) or 5V DC @ 200mA


積キットにならないようにしなければ...
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T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER Low Pass Filter 測定治具とフィルター特性の不思議 [Measuring equipme]

 T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER Low Pass Filter 測定治具の特性を調べ、LPF 特性について考えてみました。

※ 51Ω でターミネートした写真を追加しました。

〔Low Pass Filter 測定治具の特性検証〕
DSA 815 の TG 出力と DSA 815 の入力をスルー接続のボードに接続し、測定環境のノイズフロアを確認します。
TG 出力を Off にし、RBW、VBW 共に 10kHz、スイープを 1MHz ~ 500MHz で見ています。
ノイズフロア は、80dB 取れています。
20240730 001 Throu board.jpg

今度は、測定治具に繋ぎ変えて、同じようにノイズフロアを確認してみます。
測定条件は上と同じです。
同じように、ノイズフロア は、80dB 取れています。
20240730 002terminate.jpg

今度は、スルーボードを使い、TG を On にして、ノーマライズします。そのあと、測定治具に繋ぎ変え、測定治具のそれぞれのコネクタに 51Ω の抵抗を付け、ターミネートした状態で測定治具の特性を見ています。
GTzXzbxacAAIU-U.jpg

ターミネートしていても、50dB 程、TG の信号が漏れています。180MHz 以上では、その値が大きくなっています。つまり、この測定治具でまぁまぁ測れる範囲は 180MHz が限界という事です。
20240730 003 throu.jpg

そこで、スイープを 1MHz ~ 200MHz に変更し、同じようにノーマライズをやり直して測った結果です。
180MHz まで 50dB 程 アイソレーションが取れていますので、これがこの測定治具の測定限界になります。
20240730 005 200mhz th.jpg

〔10m バンドの測定結果〕
-3dB が 32MHz、80MHz で -50dB という Low Pass Filter 特性になっています。
そこから上の周波数では、入力信号が出力側に漏れてきます。
上の 50Ω で終端した時と比べると、出力に入力信号が漏れており、これはフィルター基板による影響と考えられます。
20240730 006  10m.jpg

ちなみに 互換性のある QRP Labs の Low Pass Filter kit の特性は以下の様になっています。
スパンが 0MHz ~ 100MHz と異なりますが、55MHz から上で信号が大きくなっています。
lpf.jpg

やはりちゃんとした特性の Low Pass Filter を作るのは難しいですね。
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T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作(Section 7: Filter and Relay Boards/Daughter Board 測定治具 編) [Measuring equipme]

 T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作、Section 7: Filter and Relay Boards / Daughter Board 測定治具 編です。

作ったフィルターの特性を測定するため、簡単な治具を作りました。
これです。
GTkkGVRbUAAyK5q.jpg
GTkkGW-awAElthl.jpg
これを使って、各バンドのフィルター特性をスペアナで見てみようと思います。
フィルターの入力には 10dB Pad を入れてインピーダンス ミスマッチ の影響を減らそうと思います。
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DCA75 Pro で ネット通販の 2N3906 を測ってみた [Measuring equipme]

 ネット通販で 2N3906 を買ってみたので、その特性を atlas DCA75 Pro で測ってみました。

どうして 2N3906 を買ったかというと、「T41 5-BAND SDR TRANSCEIVER キット の製作(Section 6: Power Amplifier 準備編)」で書いたように、トランジスタが1本不足していたからです。

本来 2N3906 のところを 2N3904 が入っていました。なのでネット通販で 2N3906 を買ってみました。
以前、中華の通販で買った MOS FET はまがい物ばかりでした。
今回もまがい物が来るかもしれないので、特性を測ってみました。

<一般的な情報>
1-.jpg
hFE は 284 となっています。

<Ic / Vce>
2-Ic-Vce.jpg

<hFE / Vce>
3-hFE-Vce.jpg

<hFE / Ic>
4-hFE-Ic.jpg

<Ic / Vbe>
5-Ic-Vbe.jpg

<Ic / Ib>
6-Iv-Ib.jpg


トランジスタを変えて、hFE を見てみます。
<hFE = 272>
7-.jpg

<hFE = 268>
8-.jpg

何とかそれらしいデータが取れています。
残るは fT を見てみたいところですが、これは簡単ではないので、保留しておきます。

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中華通販サイトで アクティブ RF アイソレーション ディストリビュータ を買った [Measuring equipme]

 中華通販サイトで アクティブ RF アイソレーション ディストリビュータ を買ってみました。

購入した目的は、以前 中華通販サイトで RSP1 モドキを購入したのですが、そのアンテナ端子がバンド毎に分かれているので、それを集約して1本化するのに使えるかもを思ったからです。

買ったのはこれです。
0007ba8f-c056-4c55-b6d1-6e3ba4de561c.jpg
407980e1-349e-4c71-a9a5-b27eca886dd9.jpg

仕様は
製品名:アクティブRF分離配布器
動作周波数範囲: 100kHzから150MHzまで
挿入損失:0.8dB以下
出力から入力の分離度: 80dB以上
出力の隔離度: 60dB以上
入力インピーダンス:50Ω
バッテリー容量:600mAh(内蔵)
バッテリー寿命:連続使用3日以上
寸法:8 x 8 x 3.5cm
パッケージ重量:100グラム

簡単な動作確認として、特性を測ってみました。

測定に使うケーブル2本の特性です。1.5GHz まで見ています。
2023121601_cable1.jpg
2023121602_cable2.jpg
今回は 200MHz ぐらいまでを見ようと思っているので、良いかなと。

分配機を繋いで、電源 OFF の時の P1 出力です。
2023121603_Power-off.jpg

100kHz ~ 200MHz までの特性です。TG から -20dBm、100kHz ~ 200MHz の信号を入れています。
P1
2023120604_P1.jpg
150MHz で -2.88dBm のダウン。
P2
202312605_P2.jpg
150MHz で -2.50dBm のダウン。
P3
2023121607_P3.jpg
150MHz で -2.78dBm のダウン。
P4
2023121608_P4.jpg
150MHz で -2.31dBm のダウン。

分離度までは見ていません。
アンテナ信号の分配には、問題なく使えそうです。

購入情報です。
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クランプオン DC 電流プローブ CL33DC を入手 [Measuring equipme]

 オークションで「クランプオン DC 電流プローブ CL33DC」を入手しました。

これは、前から持っているアナログ式のテスター SANWA の TA55 に繋げて使うために前から探していました。もう製造中止で絶版になっています。TA55 には、専用レンジがあり、そのまま電流が読めます。

届いたものはこれです。
sanwa のロゴが入ったケースに入ってきました。
1_n.jpg

一緒に SANWA デジタルマルチメータ CD732 も入っています。
2_n.jpg
これはこれで使っていくつもりです。

TA55 で使う時には、電流プローブ側でゼロ点調整をする必要があります。
3_n.jpg

電流を測定する場合には、このように片側の電源ラインにクランプします。
4_n.jpg
電流の流れる方向もプローブの指示に合わせます。
逆にすると針が逆に振れてしまいます。

これは FTDX10 の受信時電流を測ったものです。
5_n.jpg
概ね、DC 電源側の電流表示と合っています。
やはり電流の測定は針が振れる方が見易いように思います。

精度は保証されませんが、交流電流(40~400 Hz)も 0~20 A / 200 A の範囲で測定する事ができます。
その場合は、交流電圧計(テスターの AC 電圧レンジ)に接続します。
DC の場合は、30A レンジでは 70mV で 7A、290mV で 29A ですが、交流の場合はどうなるのか気になります。でも、説明書には記載がありません。
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TinySA Ultra generator mode phase noise [Measuring equipme]

 Charlie / W5CDT OM が、TinySA Ultra をジェネレーター・モードで使った時の位相ノイズを測定してくれました。

記事は Groups.io に投稿されています。

TinySA Ultra の位相ノイズは、Web にある仕様によれば下記の通りです。
Phase noise at 10kHz offset -92dBc/Hz
Phase noise at 100kHz offset -108dBc/Hz
単位が dBc ですので、搬送波に対する電力比です。
つまり、搬送波に対して 10kHz 離れたところで 1Hz 幅の電力比です。
もし、測定しているスペアナのバンド幅が 1kHz だった場合、測定結果から 30dB(=1000/1)を引かないといけません。
つまり、測定バンド幅 1kHz で測った 0dBm の搬送波の 10kHz オフセットの電力が -60dBm だとしたら、位相ノイズは (0 - 60)dBc - 30dB = -90dBc/Hz です。

では、Charlie / W5CDT OM の測定結果を見てみましょう。
1.jpg
搬送波が -28.72dBm のように読めます。
RBW 10Hz、VBW 10kHz と読めます。右下の文字を無理やり読むと、Span 10kHz のようです。
仕様の -92dBc/Hz からすると、測定バンド幅 10Hz での電力比は -82dBc となります。
搬送波 -28.72dBm から 82dB 低い値は、-110.72dBm です。
ROHDE & SCHWARZ のスペアナはさわった事がないので、Span 10kHz が全体なのか、片側なのかが分かりません。でも、表示は、両端で -110dBm 辺りを示しています。
まぁ、仕様とだいたい合っているのでしょう。
でも、価格を考えたら立派なものだと思います。

それにしても Charlie / W5CDT OM は、良い測定器をお持ちです。羨ましい。(^^♪

参考資料:
ジッタと位相雑音
位相ノイズ
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Stand for TinySA ULTRA Spectrum Analyser [Measuring equipme]

 Phil さんが TinySA ULTRA Spectrum Analyser のスタンドを作り、3Dモデルを公開してくれました。

こちらです。

ダウンロード.jpg

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DSA815-TG で WWV を受信する [Measuring equipme]

 JH0CJH / JA1CTV OM のブログで RIGOL の DSA 815 で WWV 信号を受信し、周波数校正をおこなう記事が出ていました。

こちらです。

それで、家の DSA 815-TG でも試してみました。

まず、セルフキャリブレーション を止めています。
04.jpg

中心周波数を 10MHz にします。
06.jpg

ゲインを調整します。
01.jpg

RBW を 10Hz に設定しますが、家の機械は 100Hz までしか設定できません。(´;ω;`)

DSA 815-TG のバージョンを調べると、家のはそうとう古く、最新のファームウェアが対応していません。(´;ω;`)
03.jpg

まぁ、でもそれらしくは受信しているので、良い事にしました。
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PicoScope のバージョンをあげました [Measuring equipme]

 たまたま見てみたら PicoScope のバージョンがだいぶ上がっていたので、上げてみました。

1-.jpg
だいぶ 使い勝手が変わっています。
いろいろな測定機能も使えるようですが、持っている USB オシロスコープ の本体が古いので、どこまで機能が使えるのかは分かりません。
以前、I2C のプロトコル解析機能は便利に使わせてもらいました。
それがあって、一体型の普通のオシロスコープもプロトコル解析機能がある RIGOL のものに替えてしまったほどです。

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磁場プローブを買ってみた [Measuring equipme]

 通販サイトが紹介してきたので、磁界プローブを買ってみました。

これです。
DSC09465.JPG
箱も付いています。
DSC09464.JPG
まだ試していませんが、そのうち、部屋のノイズ源を探すのに使ってみようと思います。











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