APRS ビーコンを出してみた(箱根 金時山編) [APRS]
今日は、足柄峠の林道から金時山に登ってきました。
その間の APRS ビーコンの状況です。
かなり良く ビーコン が捉えられています。
箱根の山から伊豆市まで届いていました。
直接、電波を受信した局
伊豆市、千葉、東京に届いていました。
その間の APRS ビーコンの状況です。
かなり良く ビーコン が捉えられています。
箱根の山から伊豆市まで届いていました。
直接、電波を受信した局
伊豆市、千葉、東京に届いていました。
DCA75 - Atlas DCA Pro Advanced Semiconductor Analyser で MOS FET を測ってみた [Measuring equipme]
DCA75 - Atlas DCA Pro Advanced Semiconductor Analyser で MOS FET を測ってみました。
まず、Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
きちんと Depletion Mode の Vgs の値が測定できています。
何故か、カーブがぎこちないです。でも、Vgs が負電圧のところから測定できています。
こちらも、カーブがぎこちないです。
今度は Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
きちんと認識されています。
スムーズなカーブが取れています。
こちらも。
やはり、簡易的なカーブ・トレーサー機能では、Depletion Mode の MOS FET の特性をきちんとは測れないようです。残念。(*´ω`)
まず、Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
きちんと Depletion Mode の Vgs の値が測定できています。
何故か、カーブがぎこちないです。でも、Vgs が負電圧のところから測定できています。
こちらも、カーブがぎこちないです。
今度は Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
きちんと認識されています。
スムーズなカーブが取れています。
こちらも。
やはり、簡易的なカーブ・トレーサー機能では、Depletion Mode の MOS FET の特性をきちんとは測れないようです。残念。(*´ω`)
Analog Discovery 2 のカーブ・トレーサー機能を試してみた [Measuring equipme]
Depletion Mode MOS FET 測定に関連して Analog Discovery 2 のカーブ・トレーサー機能も試してみました。
まず、Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
Id / Vds 特性です。
DCA75 と同じように、カーブがぎこちないです。
Id / Vgs 特性です。
こちらも、カーブがぎこちないです。
Vds / Vgs 特性です。
今度は Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
Id / Vds 特性です。
奇麗なカーブで取れています。
Id / Vgs 特性です。
教科書的なカーブで、ピンチオフ電圧も分かります。
Vds / Vgs 特性です。
やはり、Analog Discovery 2 のカーブ・トレーサー機能でも、Depletion Mode の MOS FET の特性をきちんとは測れないようです。残念。(*´ω`)
何故、こんなにカーブ・トレーサー機能を調べたかというと、世の中に出回っている偽物をつかまされた時に、個人が簡単に証拠を得られるかを確認したかったのです。
Enhancement Mode の MOS FET は大丈夫ですが、Depletion Mode の MOS FET は難しそうです。
まず、Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
Id / Vds 特性です。
DCA75 と同じように、カーブがぎこちないです。
Id / Vgs 特性です。
こちらも、カーブがぎこちないです。
Vds / Vgs 特性です。
今度は Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
Id / Vds 特性です。
奇麗なカーブで取れています。
Id / Vgs 特性です。
教科書的なカーブで、ピンチオフ電圧も分かります。
Vds / Vgs 特性です。
やはり、Analog Discovery 2 のカーブ・トレーサー機能でも、Depletion Mode の MOS FET の特性をきちんとは測れないようです。残念。(*´ω`)
何故、こんなにカーブ・トレーサー機能を調べたかというと、世の中に出回っている偽物をつかまされた時に、個人が簡単に証拠を得られるかを確認したかったのです。
Enhancement Mode の MOS FET は大丈夫ですが、Depletion Mode の MOS FET は難しそうです。
中華トランジスター・テスター、格安トランジスター・テスターは Depletion Mode MOS FET を正確には測れない [Measuring equipme]
ここのところ、古い RF 用 MOS FET を測っていて、気が付いた事があります。
それは、「中華トランジスター・テスター、格安トランジスター・テスターは Depletion Mode MOS FET を正確には測れない」という事です。
古い RF 用 MOS FET は、Depletion Mode = normally on 動作をしています。
(※ Depletion Mode の日本語表記は揺れていて、ディプリーション・モード、デプレッション・モード の2通りの表記があります。)
その為、Vgs(off) を調べるには負電源が必要です。
中華トランジスター・テスター、低価格の半導体アナライザーでは、負電源がなく測れません。
Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
中華トランジスター・テスターです。
Vt の値がおかしいですし、あとは モードと端子情報しかありません。
低価格の半導体アナライザーです。
こちらも、モードと端子情報しかありません。
Pro 版の半導体アナライザーです。
Vgs(on) の値が -0.449V と出ています。
Vgs(off) の値が -1.344V と出ています。
Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
中華トランジスター・テスターです。
Vt の表示があります。
低価格の半導体アナライザーです。
Vgs の表示があります。
まぁ、価格的に差があるし、Depletion Mode の MOS FET は絶滅危惧種なので、仕方ないですね。
それは、「中華トランジスター・テスター、格安トランジスター・テスターは Depletion Mode MOS FET を正確には測れない」という事です。
古い RF 用 MOS FET は、Depletion Mode = normally on 動作をしています。
(※ Depletion Mode の日本語表記は揺れていて、ディプリーション・モード、デプレッション・モード の2通りの表記があります。)
その為、Vgs(off) を調べるには負電源が必要です。
中華トランジスター・テスター、低価格の半導体アナライザーでは、負電源がなく測れません。
Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
中華トランジスター・テスターです。
Vt の値がおかしいですし、あとは モードと端子情報しかありません。
低価格の半導体アナライザーです。
こちらも、モードと端子情報しかありません。
Pro 版の半導体アナライザーです。
Vgs(on) の値が -0.449V と出ています。
Vgs(off) の値が -1.344V と出ています。
Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
中華トランジスター・テスターです。
Vt の表示があります。
低価格の半導体アナライザーです。
Vgs の表示があります。
まぁ、価格的に差があるし、Depletion Mode の MOS FET は絶滅危惧種なので、仕方ないですね。
APRS ビーコンを出してみた(丹沢 鍋割山編) [APRS]
TX50 QRP 送信機用 LPF を作って、測定してみた(無線設備規則 別表第3号 追加) [QRP]
TX50 QRP 送信機用 LPF を試作して、その特性を測ってみました。
無線設備規則 別表第3号 の内容を追加しました。
作った LPF です。
もし、減衰量が足りなければ、基板を起こして、フィルター段数を増やしてみる予定です。
〔LPF の特性確認〕
ノーマライズして、単純に測ってみた波形です。RBW、VBW が適切でないため、ノイズフロアが高いです。
RBW、VBW を調整して測った結果です。
マーカーをデルタで取っているため、周波数もデルタで表示されています。
周波数を差分でなく、表示する方法もあると思うのですが、メニューに見つかりませんでした。
拡大して、3dB 減衰する周波数は 51.13MHz でした。
2次高調波の周波数における減衰量は -41.63dB です。
LPF の特性としては
51.13MHz -3.00dB
101.20MHz -41.63dB
LTspice でのシミュレーション結果より減衰量が多いです。これはコイルのインダクタンスが多めになった影響かもしれません。
〔LPF の効果確認〕
これは TX50 の出力スプリアスです。DSA815 の入力に 10dB + 6dB のアッテネーターを入れています。
LPF を入れた結果です。
LPF を入れる事で挿入ロスが発生していますが、スプリアスは抑制されています。
挿入ロスは、LPF の入力インピーダンス 50 Ωと TX50 の出力インピーダンスが合っていない事によるロスが大きいのかもしれません。
第2高調波をもう少し押さえたいので、7次の LPF で基板化を検討します。
念のため、無線設備規則 別表第3号 で確認してみました。
となっています。
ですので、LPF が無いと、規則を満たしませんが、5次でなく、3次でも行けるかもしれません。
基板化は、念のため、5次でパタンを起こそうかと思います。
無線設備規則 別表第3号 の内容を追加しました。
作った LPF です。
もし、減衰量が足りなければ、基板を起こして、フィルター段数を増やしてみる予定です。
〔LPF の特性確認〕
ノーマライズして、単純に測ってみた波形です。RBW、VBW が適切でないため、ノイズフロアが高いです。
RBW、VBW を調整して測った結果です。
マーカーをデルタで取っているため、周波数もデルタで表示されています。
周波数を差分でなく、表示する方法もあると思うのですが、メニューに見つかりませんでした。
拡大して、3dB 減衰する周波数は 51.13MHz でした。
2次高調波の周波数における減衰量は -41.63dB です。
LPF の特性としては
51.13MHz -3.00dB
101.20MHz -41.63dB
LTspice でのシミュレーション結果より減衰量が多いです。これはコイルのインダクタンスが多めになった影響かもしれません。
〔LPF の効果確認〕
これは TX50 の出力スプリアスです。DSA815 の入力に 10dB + 6dB のアッテネーターを入れています。
LPF を入れた結果です。
LPF なし | LPF あり | 差分 | |
---|---|---|---|
50MHz | 11.48dBm | 7.73dBm | 3.75dB |
100MHz | -7.030dBm | -40.67dBm | 33.64dB |
LPF を入れる事で挿入ロスが発生していますが、スプリアスは抑制されています。
挿入ロスは、LPF の入力インピーダンス 50 Ωと TX50 の出力インピーダンスが合っていない事によるロスが大きいのかもしれません。
第2高調波をもう少し押さえたいので、7次の LPF で基板化を検討します。
念のため、無線設備規則 別表第3号 で確認してみました。
周波数 | 空中線電力 | 帯域外領域 | スプリアス領域 |
---|---|---|---|
30MHzを超え54MHz以下 | 1W以下 | 100μW以下 | 50μW以下 |
-10dBm | -13dBm |
となっています。
ですので、LPF が無いと、規則を満たしませんが、5次でなく、3次でも行けるかもしれません。
基板化は、念のため、5次でパタンを起こそうかと思います。
TX50 QRP 送信機用 LPF のコイルを巻く [QRP]
TX50 QRP 送信機用 LPF のコイルを巻いてみました。
先日、町田でトロイダル・コアを買ってきたので、コイルを巻いて、Analog Discovery 2 で測ってみました。
1個目の測定結果です。
2個目の測定結果です。
前回の設計では T25-10 に 10回 巻いて、0.19 μH でしたが、実測では 0.22 μH と 0.21 μH となりました。
コンデンサと SMA コネクタ、実験基板も買ってきてあるので、LPF の配線をしてみようと思います。
先日、町田でトロイダル・コアを買ってきたので、コイルを巻いて、Analog Discovery 2 で測ってみました。
1個目の測定結果です。
2個目の測定結果です。
前回の設計では T25-10 に 10回 巻いて、0.19 μH でしたが、実測では 0.22 μH と 0.21 μH となりました。
コンデンサと SMA コネクタ、実験基板も買ってきてあるので、LPF の配線をしてみようと思います。
Analog Discovery 2 を購入してみた [Measuring equipme]
PC に接続して使う多用途測定器の Analog Discovery 2 を購入してみました。
購入した動機は、下記の本を秋葉原の本屋さんで見てしまった事です。そのまま、秋月に寄って 買ってしまいました。
APB-3 と同じく、FPGA と AD、DA で汎用の測定器を実現しています。
特徴は、アナログの入力が 差動 入力になっている事です。
店頭には、インピーダンス測定アダプターとブレッドボードの接続アダプターがあったので、一緒に購入してきました。
カーブトレーサーのアダプターは、秋月の通販で申し込みました。
下記は、トロイダル・コアに巻いたコイルの測定結果です。
オプションのアダプター以外にも、自作のジグを用意してインピーダンスを測定する事もできます。
ここではアダプターを使うので、アダプターを指定しました。
測定周波数は 10MHz です。測定前に、赤い四角で囲まれたメニューを使って、オープン、ショートのキャリブレーションができます。
LCR メーターとしては DE-5000 があるのですが、測定周波数が 100kHz までという制限があります。
こちらは 10MHz まで使えます。アナライザー・モードでは 25MHz も選べます。
USB測定器 Analog Discovery活用入門 (トライアルシリーズ)
購入した動機は、下記の本を秋葉原の本屋さんで見てしまった事です。そのまま、秋月に寄って 買ってしまいました。
APB-3 と同じく、FPGA と AD、DA で汎用の測定器を実現しています。
特徴は、アナログの入力が 差動 入力になっている事です。
店頭には、インピーダンス測定アダプターとブレッドボードの接続アダプターがあったので、一緒に購入してきました。
カーブトレーサーのアダプターは、秋月の通販で申し込みました。
下記は、トロイダル・コアに巻いたコイルの測定結果です。
オプションのアダプター以外にも、自作のジグを用意してインピーダンスを測定する事もできます。
ここではアダプターを使うので、アダプターを指定しました。
測定周波数は 10MHz です。測定前に、赤い四角で囲まれたメニューを使って、オープン、ショートのキャリブレーションができます。
LCR メーターとしては DE-5000 があるのですが、測定周波数が 100kHz までという制限があります。
こちらは 10MHz まで使えます。アナライザー・モードでは 25MHz も選べます。
USB測定器 Analog Discovery活用入門 (トライアルシリーズ)
ADALM Pluto を使った新しいSDR、Maia SDR が公開されている [SDR]
ADALM Pluto を使った新しい FPGA ベースのオープン・ソース SDR、Maia SDR が公開されています。
Maia SDR
動画はこちら。
特徴は UI として、スマホ、タブレット などの Web ブラウザが使われていることです。
The FPGA design (maia-hdl) is written in Amaranth and includes:
・ Pipelined FFT core focusing on low resource usage and flexible configuration.
・ DMAs focusing on low resource usage and high throughput.
A software application (maia-httpd) written in asynchronous Rust runs on the Zynq ARM CPU. It provides:
・ An HTTP server that serves the UI as a web application.
・ Control of the FPGA IP cores and AD936x through a RESTful API.
・ Streaming of waterfall (spectrogram) data using WebSockets.
The UI is a web application (maia-wasm) written in Rust with WebAssembly. It uses WebGL2 to render the waterfall (see the waterfall demo).
面白いものが出てきますね。
Maia SDR
動画はこちら。
特徴は UI として、スマホ、タブレット などの Web ブラウザが使われていることです。
The FPGA design (maia-hdl) is written in Amaranth and includes:
・ Pipelined FFT core focusing on low resource usage and flexible configuration.
・ DMAs focusing on low resource usage and high throughput.
A software application (maia-httpd) written in asynchronous Rust runs on the Zynq ARM CPU. It provides:
・ An HTTP server that serves the UI as a web application.
・ Control of the FPGA IP cores and AD936x through a RESTful API.
・ Streaming of waterfall (spectrogram) data using WebSockets.
The UI is a web application (maia-wasm) written in Rust with WebAssembly. It uses WebGL2 to render the waterfall (see the waterfall demo).
面白いものが出てきますね。
DCA75 - Atlas DCA Pro Advanced Semiconductor Analyser [Measuring equipme]
Peak Electronic Design 社の DCA75 - Atlas DCA Pro Advanced Semiconductor Analyser を買いました。
今まで持っていたものよりも対象デバイスや測定項目が増えています。
特徴を引用すると、
測れるデバイスは下記になります。
・ Bipolar transistors (NPN/PNP inc Silicon/Germanium)
・ Darlington transistors (NPN/PNP)
・ Enhancement mode MOSFETs (N-Ch and P-Ch)
・ Depletion mode MOSFETs (N-Ch and P-Ch)
・ Junction FETs (N-Ch and P-Ch). Both symmetrical and asymmetrical types.
・ Enhancement IGBTs (N-Ch and P-Ch).
・ Diodes and diode networks (2 and 3 lead types).
・ Zener diodes (up to about 9V).
・ Voltage regulators (up to about 8V).
・ LEDs and bi-colour LEDs (2 lead and 3 lead types).
・ Low power sensitive Triacs and Thyristors (<10mA trigger and hold)
測れる項目は下記になります。
・ BJT current gain (hFE).
・ BJT base emitter voltage (Vbe).
・ BJT collector leakage current.
・ MOSFET on and off gate threshold voltages.
・ MOSFET transconductance.
・ JFET pinch-off voltage.
・ JFET transconductance.
・ JFET IDSS (drain current for Vgs=0)
・ IGBT on and off gate threshold voltages.
・ IGBT transconductance.
・ Voltage regulator output voltage.
・ Voltage regulator quiescent current consumption.
・ Voltage regulator drop-out voltage.
・ Zener voltage.
・ Diode forward voltage drop.
PC に接続すると、curve tracing, data storage / retrieval, device matching ができます。
グラフの結果を Excel にも出力できます。
ただし、電池で動くため、動作電圧と動作電流に下記の制約があります。
これは小信号トランジスターでは問題になりませんが、小信号の MOS FET では厳しいところもあります。
Test current (into short circuit): ±12mA (typical)
Test voltage (into open circuit): ±12V (typical)
PC に接続すると、デバイス マネージャーで確認できます。
トランジスターの Ic / Vce 特性です。
トランジスターの Ic / Vbe 特性です。
昔、オシロスコープに表示するアダプターの製作記事もありましたが、便利になりました。
会社に入った頃は、Tektronix 576 が一般的でしたが、とても個人が買えるものではありませんでした。
今まで持っていたものよりも対象デバイスや測定項目が増えています。
特徴を引用すると、
測れるデバイスは下記になります。
・ Bipolar transistors (NPN/PNP inc Silicon/Germanium)
・ Darlington transistors (NPN/PNP)
・ Enhancement mode MOSFETs (N-Ch and P-Ch)
・ Depletion mode MOSFETs (N-Ch and P-Ch)
・ Junction FETs (N-Ch and P-Ch). Both symmetrical and asymmetrical types.
・ Enhancement IGBTs (N-Ch and P-Ch).
・ Diodes and diode networks (2 and 3 lead types).
・ Zener diodes (up to about 9V).
・ Voltage regulators (up to about 8V).
・ LEDs and bi-colour LEDs (2 lead and 3 lead types).
・ Low power sensitive Triacs and Thyristors (<10mA trigger and hold)
測れる項目は下記になります。
・ BJT current gain (hFE).
・ BJT base emitter voltage (Vbe).
・ BJT collector leakage current.
・ MOSFET on and off gate threshold voltages.
・ MOSFET transconductance.
・ JFET pinch-off voltage.
・ JFET transconductance.
・ JFET IDSS (drain current for Vgs=0)
・ IGBT on and off gate threshold voltages.
・ IGBT transconductance.
・ Voltage regulator output voltage.
・ Voltage regulator quiescent current consumption.
・ Voltage regulator drop-out voltage.
・ Zener voltage.
・ Diode forward voltage drop.
PC に接続すると、curve tracing, data storage / retrieval, device matching ができます。
グラフの結果を Excel にも出力できます。
ただし、電池で動くため、動作電圧と動作電流に下記の制約があります。
これは小信号トランジスターでは問題になりませんが、小信号の MOS FET では厳しいところもあります。
Test current (into short circuit): ±12mA (typical)
Test voltage (into open circuit): ±12V (typical)
PC に接続すると、デバイス マネージャーで確認できます。
トランジスターの Ic / Vce 特性です。
トランジスターの Ic / Vbe 特性です。
昔、オシロスコープに表示するアダプターの製作記事もありましたが、便利になりました。
会社に入った頃は、Tektronix 576 が一般的でしたが、とても個人が買えるものではありませんでした。
µSDX の新しいファームウェア [SDR]
Groups.io に µSDX の新しいファームウェア 4.00A の情報があったので、メモしておきます。
GitHub 公開版
uSDXOpen
Groups.io 公開版
uSDX V4.00A firmware by Rob Colclough
4.00A のヘッダー情報です。
// G8RDI Modifications log:
#define VERSION "4.00a" // Fixed format "9.99z" : Additions and changes Copyright 2022-2023 GW8RDI - You can use and distribute if you maintain the copyright message, commercial use is prohibited.
// 2022/03/04 - Added delay to show serial number at start - G8RDI mod
// Added band change direction based on last freq step directions. See "case BE | DC:" - G8RDI mod
// Set PB3/PB5 to output in init to drive LCD backlight
// 2022/03/05 - Release 1.02wA2 2022/03/20 : Added Cat 8.6 ad QUAD enable 8.7 menu items
// 2022/03/06 - With MORE_MIC_GAIN enabled & QUAD disabled, SSB TX voice is sounding much better!
// 2022/04/24 - Release 1.02wA3: Fixed band dir. bug
// 2022/05/08 - Added KEEP_BAND_DATA to maintain last freq and mode set on each band.
// 2022/05/09 - Release 1.02wA4 : Maintains last freq and mode set for each band, up to 9 bands set. Added error code display.
// 2022/05/11 - Changed menu to cycle end-start, start-end
// 2022/07/19 - Added full CW mode update on band change, minor fixes
// 2022/07/19 - Release 1.02wA5 : Maintains last freq and mode set for each band, up to 9 bands set. Added error code display.
// 2022/07/28 - Release 1.02wA6 : Minor changes. Reduced CW message duplication to release more memory.
// 2022/08/16 - Release 1.02wA7 : Directional band-change went in the wrong direction if SWAP_ROTARY was not enabled. This fix solves that issue.
// 2022/08/19 - Release 1.02wA8 : Directional band-change saved last band-mode to Flash, and not mode of band changed to, causing incorrect mode restore if shutdown without band change. Minor other changes, DEBUG modes changes callsign.
// 2022/08/22 - Release 1.02wA8a : Red Corners Unit: CW messages updated, Band menu fix as was showing 6m in the list. Added WHITE_CORNERS to config list.
// 2022/08/22 - Release 2.00a : Jumped version to avoid confusion with prev. releases. Added SWR, 115200 baud CAT, experimental changes to AM and FM, and minor tidy up
// 2022/10/12 - Release 2.00b : NR stays as last used.
// 2022/11/06 - Release 2.00c : #define KEYER CW keyer for Iambic -> NOTE: Auto CW msg sending aborts if not installed, and 700Hz filter selection gives reduced gain.
// : Added new post mag IQ filter, added BlackBrick config.
// 2023/02/09 - Release 2.00d : Added CAT freq. error handling, in RIT mode the TX freq. is now displayed, plus FIR noise filter, see #define NR_FIR below. NR 0-2 is 1.02x method, 3-8 is now FIR DSP filter method to be used with Full b/w and Att2 = 2
// 2023/02/09 - Release 2.00e : Ammended code to support +/- 99 KHz RIT receiver offset, and added CAT command to set the RIT offset.
// 2023/03/14 - Release 2.00f : Ammended code with new "TT" CAT command to set a TX offset frequency; see CAT_XO_CMD. Minor improvements for setting mode display, etc.
// 2023/03/14 - Update to 2.00f : Ammended code as missing #ifdef KEEP_BAND_DATA on line 5922
// 2023/04/01 - Release 4.00a : Changed to version 4.00 as DL2MAN jumped his version up to 2.00! CAT now enables directly from the menu without needing a reboot to activate! CAT MDx; now refreshes LCD fully after CW mode. // Re-coded KEEP_BAND_DATA switch statements which freed 328 bytes!!
GitHub 公開版
uSDXOpen
Groups.io 公開版
uSDX V4.00A firmware by Rob Colclough
4.00A のヘッダー情報です。
// G8RDI Modifications log:
#define VERSION "4.00a" // Fixed format "9.99z" : Additions and changes Copyright 2022-2023 GW8RDI - You can use and distribute if you maintain the copyright message, commercial use is prohibited.
// 2022/03/04 - Added delay to show serial number at start - G8RDI mod
// Added band change direction based on last freq step directions. See "case BE | DC:" - G8RDI mod
// Set PB3/PB5 to output in init to drive LCD backlight
// 2022/03/05 - Release 1.02wA2 2022/03/20 : Added Cat 8.6 ad QUAD enable 8.7 menu items
// 2022/03/06 - With MORE_MIC_GAIN enabled & QUAD disabled, SSB TX voice is sounding much better!
// 2022/04/24 - Release 1.02wA3: Fixed band dir. bug
// 2022/05/08 - Added KEEP_BAND_DATA to maintain last freq and mode set on each band.
// 2022/05/09 - Release 1.02wA4 : Maintains last freq and mode set for each band, up to 9 bands set. Added error code display.
// 2022/05/11 - Changed menu to cycle end-start, start-end
// 2022/07/19 - Added full CW mode update on band change, minor fixes
// 2022/07/19 - Release 1.02wA5 : Maintains last freq and mode set for each band, up to 9 bands set. Added error code display.
// 2022/07/28 - Release 1.02wA6 : Minor changes. Reduced CW message duplication to release more memory.
// 2022/08/16 - Release 1.02wA7 : Directional band-change went in the wrong direction if SWAP_ROTARY was not enabled. This fix solves that issue.
// 2022/08/19 - Release 1.02wA8 : Directional band-change saved last band-mode to Flash, and not mode of band changed to, causing incorrect mode restore if shutdown without band change. Minor other changes, DEBUG modes changes callsign.
// 2022/08/22 - Release 1.02wA8a : Red Corners Unit: CW messages updated, Band menu fix as was showing 6m in the list. Added WHITE_CORNERS to config list.
// 2022/08/22 - Release 2.00a : Jumped version to avoid confusion with prev. releases. Added SWR, 115200 baud CAT, experimental changes to AM and FM, and minor tidy up
// 2022/10/12 - Release 2.00b : NR stays as last used.
// 2022/11/06 - Release 2.00c : #define KEYER CW keyer for Iambic -> NOTE: Auto CW msg sending aborts if not installed, and 700Hz filter selection gives reduced gain.
// : Added new post mag IQ filter, added BlackBrick config.
// 2023/02/09 - Release 2.00d : Added CAT freq. error handling, in RIT mode the TX freq. is now displayed, plus FIR noise filter, see #define NR_FIR below. NR 0-2 is 1.02x method, 3-8 is now FIR DSP filter method to be used with Full b/w and Att2 = 2
// 2023/02/09 - Release 2.00e : Ammended code to support +/- 99 KHz RIT receiver offset, and added CAT command to set the RIT offset.
// 2023/03/14 - Release 2.00f : Ammended code with new "TT" CAT command to set a TX offset frequency; see CAT_XO_CMD. Minor improvements for setting mode display, etc.
// 2023/03/14 - Update to 2.00f : Ammended code as missing #ifdef KEEP_BAND_DATA on line 5922
// 2023/04/01 - Release 4.00a : Changed to version 4.00 as DL2MAN jumped his version up to 2.00! CAT now enables directly from the menu without needing a reboot to activate! CAT MDx; now refreshes LCD fully after CW mode. // Re-coded KEEP_BAND_DATA switch statements which freed 328 bytes!!
2m バンドのノイズ [VHF/UHF]
昨日、定例の2m CW ロールコールに参加しようとしたところ、バンド全体に不思議なノイズが出ており、諦めました。
FT-991A のバンドスコープ表示がこちらです。
かなり強力で、等間隔のスペクトルがバンド全体に出ており、時間とともにシフトしていきます。
以前にも このノイズに悩まされました。発生源が何なのかが気になります。
シフトしていく周波数が受信信号に被ると、CW でも信号が判別できません。困ったものです。
以前は暫くすると無くなったのですが、今回は長く続きました。
以前のノイズに関する記事のリンクはこちら。
2m バンドのノイズ
2m の不思議なノイズ
FT-991A のバンドスコープ表示がこちらです。
かなり強力で、等間隔のスペクトルがバンド全体に出ており、時間とともにシフトしていきます。
以前にも このノイズに悩まされました。発生源が何なのかが気になります。
シフトしていく周波数が受信信号に被ると、CW でも信号が判別できません。困ったものです。
以前は暫くすると無くなったのですが、今回は長く続きました。
以前のノイズに関する記事のリンクはこちら。
2m バンドのノイズ
2m の不思議なノイズ
TX50 QRP 送信機用 LPF の S11 を計算してみた [QRP]
RX50 QRP 受信機からの漏洩電波 [QRP]
学研 トランシーバー の超再生受信部からの漏洩電波が凄いので、RX50 も見てみました。
DSA815 での測定結果です。
〔センター 75MHz、スパン 100MHz〕
85MHz 辺りに見える信号は FM の電波です。それと同程度の信号が漏れています。
〔センター 50MHz、スパン 15MHz〕
48.5MHz から 53MHz にかけて漏洩電波があります。
対策としては、ゲイン 10dB くらいの RF 増幅を1段 追加して、超再生検波段とのアイソレーションを取った方が良さそうです。
今井 栄 (著)「作りながら理解するラジオと電子回路 (HAM TECHNICAL SERIES)」、4-3 超再生方式のエアバンド・レシーバの製作 でも、漏洩電波対策として、高周波増幅段を設けています。
DSA815 での測定結果です。
〔センター 75MHz、スパン 100MHz〕
85MHz 辺りに見える信号は FM の電波です。それと同程度の信号が漏れています。
〔センター 50MHz、スパン 15MHz〕
48.5MHz から 53MHz にかけて漏洩電波があります。
対策としては、ゲイン 10dB くらいの RF 増幅を1段 追加して、超再生検波段とのアイソレーションを取った方が良さそうです。
今井 栄 (著)「作りながら理解するラジオと電子回路 (HAM TECHNICAL SERIES)」、4-3 超再生方式のエアバンド・レシーバの製作 でも、漏洩電波対策として、高周波増幅段を設けています。
TX50 RX50 QRP 送受信機キット のケースを考える [QRP]
TX50 RX50 QRP 送受信機キット のケースを考えてみました。
以前、2眼レフ・カメラを模したチョコレートの缶を TX50 RX50 QRP 送受信機キット のケースに考えていました。でも、トランシーバーらしくありません。
子供の頃、トランシーバーというと、ウォーキー・トーキーがありました。イメージとしては、あれがトランシーバーです。子供にとって、有名なのは学研のトランシーバーで、憧れの的でした。
やはり、50.620MHz 1波だけのトランシーバーなら、あの格好にさせたくなります。で、オークションで探してみました。そしたら、結構あります。安いものを落札してみました。
これです。
表側
裏側
電池の端子を清掃して、電池を入れてみました。何とか、動いています。向かい合わせにして、送信ボタンを押すと、ハウリングを起こします。
そこで、スペアナで波形を測ってみました。2台1セットなので、2台分です。
〔A号機〕
受信
超再生のクエンチング発振が見て取れます。
送信
27MHz 帯で電波が出ています。
〔B号機〕
受信
超再生のクエンチング発振が見て取れます。
送信
27MHz 帯で電波が出ています。
A号機は、送信ボタンに接触不良があり、不安定です。
これを直して、送信と受信の周波数を合わせこめば、ちゃんと動きそうです。
古いものなのにビックリです。
おもちゃとは言え、動くのに感動しました。
以前、2眼レフ・カメラを模したチョコレートの缶を TX50 RX50 QRP 送受信機キット のケースに考えていました。でも、トランシーバーらしくありません。
子供の頃、トランシーバーというと、ウォーキー・トーキーがありました。イメージとしては、あれがトランシーバーです。子供にとって、有名なのは学研のトランシーバーで、憧れの的でした。
やはり、50.620MHz 1波だけのトランシーバーなら、あの格好にさせたくなります。で、オークションで探してみました。そしたら、結構あります。安いものを落札してみました。
これです。
表側
裏側
電池の端子を清掃して、電池を入れてみました。何とか、動いています。向かい合わせにして、送信ボタンを押すと、ハウリングを起こします。
そこで、スペアナで波形を測ってみました。2台1セットなので、2台分です。
〔A号機〕
受信
超再生のクエンチング発振が見て取れます。
送信
27MHz 帯で電波が出ています。
〔B号機〕
受信
超再生のクエンチング発振が見て取れます。
送信
27MHz 帯で電波が出ています。
A号機は、送信ボタンに接触不良があり、不安定です。
これを直して、送信と受信の周波数を合わせこめば、ちゃんと動きそうです。
古いものなのにビックリです。
おもちゃとは言え、動くのに感動しました。
APRS ビーコンを出してみた(丹沢 大山編) [APRS]
TX50 QRP 送信機の LPF を設計してみた [QRP]
TX50 QRP 送信機の LPF を設計してみました。
設計したのは、バターワース型と、誘導m型と定K型をシリーズにした2種類と λ/4 型です。
参考にしたのは下記の 森 栄二 (著)「LCフィルタの設計&製作―コイルとコンデンサで作るLPF/HPF/BPF/BRFの実際」と 山村 英穂 (著)「改訂新版 定本 トロイダル・コア活用百科 —トロイダル・コイルの理論・製作と応用回路 (定本シリーズ)」です。
〔バターワース型〕
回路
シミュレーション結果
ちょっと 50.620MHz の2次高調波の減衰量が低めです。
〔誘導m型、定K型のシリーズ構成〕
回路、誘導m型のノッチを2次高調波に合わせています。
シミュレーション結果
2次高調波、3次高調波でも十分な減衰があります。ただし、ノッチを作る分だけコイルが増えます。
トロイダル・コア活用百科を見ると、λ/4 型ローパス・フィルターが載っています。こちらもシミュレーションで確認してみました。
〔λ/4 型〕
回路
シミュレーション結果
2次高調波の減衰量がバターワースよりも大きいので、取り合えず、この回路で試作してみようかと思います。
【参考にした文献】
設計したのは、バターワース型と、誘導m型と定K型をシリーズにした2種類と λ/4 型です。
参考にしたのは下記の 森 栄二 (著)「LCフィルタの設計&製作―コイルとコンデンサで作るLPF/HPF/BPF/BRFの実際」と 山村 英穂 (著)「改訂新版 定本 トロイダル・コア活用百科 —トロイダル・コイルの理論・製作と応用回路 (定本シリーズ)」です。
〔バターワース型〕
回路
シミュレーション結果
ちょっと 50.620MHz の2次高調波の減衰量が低めです。
〔誘導m型、定K型のシリーズ構成〕
回路、誘導m型のノッチを2次高調波に合わせています。
シミュレーション結果
2次高調波、3次高調波でも十分な減衰があります。ただし、ノッチを作る分だけコイルが増えます。
トロイダル・コア活用百科を見ると、λ/4 型ローパス・フィルターが載っています。こちらもシミュレーションで確認してみました。
〔λ/4 型〕
回路
シミュレーション結果
2次高調波の減衰量がバターワースよりも大きいので、取り合えず、この回路で試作してみようかと思います。
【参考にした文献】
Arduino UNO R4 [Arduino]
Arduino UNO R4 が出るようです。
こちらのサイトに情報があります。
Arduino UNO R4 is a giant leap forward for an open source community of millions
CPU がルネサスの RA4M1 (Arm Cortex-M4) になるそうです。
心配になる今までのソフトウェア資産は、バックワード・コンパティビリティを取るそうですが、うまくいかないところも出てきそうです。
When it comes to hardware compatibility, pinout, voltage and form factor are unchanged from UNO R3, ensuring maximum hardware and electrical compatibility with existing shields and projects.On the software side, a big effort is being made to maximize backwards compatibility of the most popular Arduino libraries so that users will be able to rely on existing code examples and tutorials. In most cases libraries and examples will work out-of-the-box, but a few of them which were optimized for the AVR architecture used in R3 will need to be ported. To help in the transition, Arduino will provide a public list of such libraries, along with links to existing alternatives. In addition, an early adopter program has been launched ? with a dedicated website at www.arduino.cc/UNOR4 ? for library developers excited to find out more about UNO R4 and willing to port their low-level code to the Renesas architecture.
こちらのサイトに情報があります。
Arduino UNO R4 is a giant leap forward for an open source community of millions
CPU がルネサスの RA4M1 (Arm Cortex-M4) になるそうです。
心配になる今までのソフトウェア資産は、バックワード・コンパティビリティを取るそうですが、うまくいかないところも出てきそうです。
When it comes to hardware compatibility, pinout, voltage and form factor are unchanged from UNO R3, ensuring maximum hardware and electrical compatibility with existing shields and projects.On the software side, a big effort is being made to maximize backwards compatibility of the most popular Arduino libraries so that users will be able to rely on existing code examples and tutorials. In most cases libraries and examples will work out-of-the-box, but a few of them which were optimized for the AVR architecture used in R3 will need to be ported. To help in the transition, Arduino will provide a public list of such libraries, along with links to existing alternatives. In addition, an early adopter program has been launched ? with a dedicated website at www.arduino.cc/UNOR4 ? for library developers excited to find out more about UNO R4 and willing to port their low-level code to the Renesas architecture.