DCA75 - Atlas DCA Pro Advanced Semiconductor Analyser で MOS FET を測ってみた [Measuring equipme]
DCA75 - Atlas DCA Pro Advanced Semiconductor Analyser で MOS FET を測ってみました。
まず、Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
きちんと Depletion Mode の Vgs の値が測定できています。
何故か、カーブがぎこちないです。でも、Vgs が負電圧のところから測定できています。
こちらも、カーブがぎこちないです。
今度は Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
きちんと認識されています。
スムーズなカーブが取れています。
こちらも。
やはり、簡易的なカーブ・トレーサー機能では、Depletion Mode の MOS FET の特性をきちんとは測れないようです。残念。(*´ω`)
まず、Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
きちんと Depletion Mode の Vgs の値が測定できています。
何故か、カーブがぎこちないです。でも、Vgs が負電圧のところから測定できています。
こちらも、カーブがぎこちないです。
今度は Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
きちんと認識されています。
スムーズなカーブが取れています。
こちらも。
やはり、簡易的なカーブ・トレーサー機能では、Depletion Mode の MOS FET の特性をきちんとは測れないようです。残念。(*´ω`)
Analog Discovery 2 のカーブ・トレーサー機能を試してみた [Measuring equipme]
Depletion Mode MOS FET 測定に関連して Analog Discovery 2 のカーブ・トレーサー機能も試してみました。
まず、Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
Id / Vds 特性です。
DCA75 と同じように、カーブがぎこちないです。
Id / Vgs 特性です。
こちらも、カーブがぎこちないです。
Vds / Vgs 特性です。
今度は Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
Id / Vds 特性です。
奇麗なカーブで取れています。
Id / Vgs 特性です。
教科書的なカーブで、ピンチオフ電圧も分かります。
Vds / Vgs 特性です。
やはり、Analog Discovery 2 のカーブ・トレーサー機能でも、Depletion Mode の MOS FET の特性をきちんとは測れないようです。残念。(*´ω`)
何故、こんなにカーブ・トレーサー機能を調べたかというと、世の中に出回っている偽物をつかまされた時に、個人が簡単に証拠を得られるかを確認したかったのです。
Enhancement Mode の MOS FET は大丈夫ですが、Depletion Mode の MOS FET は難しそうです。
まず、Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
Id / Vds 特性です。
DCA75 と同じように、カーブがぎこちないです。
Id / Vgs 特性です。
こちらも、カーブがぎこちないです。
Vds / Vgs 特性です。
今度は Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
Id / Vds 特性です。
奇麗なカーブで取れています。
Id / Vgs 特性です。
教科書的なカーブで、ピンチオフ電圧も分かります。
Vds / Vgs 特性です。
やはり、Analog Discovery 2 のカーブ・トレーサー機能でも、Depletion Mode の MOS FET の特性をきちんとは測れないようです。残念。(*´ω`)
何故、こんなにカーブ・トレーサー機能を調べたかというと、世の中に出回っている偽物をつかまされた時に、個人が簡単に証拠を得られるかを確認したかったのです。
Enhancement Mode の MOS FET は大丈夫ですが、Depletion Mode の MOS FET は難しそうです。
中華トランジスター・テスター、格安トランジスター・テスターは Depletion Mode MOS FET を正確には測れない [Measuring equipme]
ここのところ、古い RF 用 MOS FET を測っていて、気が付いた事があります。
それは、「中華トランジスター・テスター、格安トランジスター・テスターは Depletion Mode MOS FET を正確には測れない」という事です。
古い RF 用 MOS FET は、Depletion Mode = normally on 動作をしています。
(※ Depletion Mode の日本語表記は揺れていて、ディプリーション・モード、デプレッション・モード の2通りの表記があります。)
その為、Vgs(off) を調べるには負電源が必要です。
中華トランジスター・テスター、低価格の半導体アナライザーでは、負電源がなく測れません。
Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
中華トランジスター・テスターです。
Vt の値がおかしいですし、あとは モードと端子情報しかありません。
低価格の半導体アナライザーです。
こちらも、モードと端子情報しかありません。
Pro 版の半導体アナライザーです。
Vgs(on) の値が -0.449V と出ています。
Vgs(off) の値が -1.344V と出ています。
Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
中華トランジスター・テスターです。
Vt の表示があります。
低価格の半導体アナライザーです。
Vgs の表示があります。
まぁ、価格的に差があるし、Depletion Mode の MOS FET は絶滅危惧種なので、仕方ないですね。
それは、「中華トランジスター・テスター、格安トランジスター・テスターは Depletion Mode MOS FET を正確には測れない」という事です。
古い RF 用 MOS FET は、Depletion Mode = normally on 動作をしています。
(※ Depletion Mode の日本語表記は揺れていて、ディプリーション・モード、デプレッション・モード の2通りの表記があります。)
その為、Vgs(off) を調べるには負電源が必要です。
中華トランジスター・テスター、低価格の半導体アナライザーでは、負電源がなく測れません。
Depletion Mode の 2SK241 を測ってみました。
中華トランジスター・テスターです。
Vt の値がおかしいですし、あとは モードと端子情報しかありません。
低価格の半導体アナライザーです。
こちらも、モードと端子情報しかありません。
Pro 版の半導体アナライザーです。
Vgs(on) の値が -0.449V と出ています。
Vgs(off) の値が -1.344V と出ています。
Enhancement Mode の 2N7000 も測ってみました。
中華トランジスター・テスターです。
Vt の表示があります。
低価格の半導体アナライザーです。
Vgs の表示があります。
まぁ、価格的に差があるし、Depletion Mode の MOS FET は絶滅危惧種なので、仕方ないですね。