SSブログ

Solid state replacements for tubes in some common older Ham tube Rx [HF]

 世の中にはスゴイ人がいます。

Groups.io への投稿によると、FET で真空管の動作を再現し、ボートアンカーの受信機を半導体化している OM がいます。

半導体化した受信機は
the BC-348, R-390a , BC-348 & R-392 and also done for a Hammarlund.
だそうです。

以下は、有名な軍用受信機 Collins R-390 の例です。
真空管が 全部 置き換わっています。
2-.jpg

これが真空管を半導体化したユニット。
3-.jpg

シールドケースに入ったユニットも。
1-.jpg

詳細はこちらに。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

FTDX10 ファームウェアアップデート(2024年3月)(Groups.io の投稿を追加) [HF]

 2024 年 3 月版の FTDX10 ファームウェア・アップデートです。

八重洲からのメルマガでファームウェアのアップデート案内が来たので、アップデートしてみました。
アップデートは、新しいファームウェアを SD カードに書いて、本体で SD カードからのアップデートを指定するだけです。

今回も対象は MAIN と DISPLAY だけです。
DSC09525.JPG
UPDATE をタッチして、OK します。
DSC09526.JPG
アップデートが進行し、終了すると、再起動します。
DSC09528.JPG

このあと、設定のリセット操作が入ります。
うっかりして、メモリーの内容を保存しておくのを忘れました。
あまり大した内容は入っていないので、入れ直しても手間ではありませんけど、やられた感じです。

メルマガには、主な変更点として以下が書かれています。
1. デコード画面(RTTY/PSK)表示中、PTTから送信すると、デコードが止まってしまう現象を修正しました。
2. その他、機能改善および最適化を行いました。

相変わらず、2.の詳細が書かれていません。
う~ん、リリースノートとしては、失格な気がします。

Groups.io に2.の内容が出ていました。
Update: MAIN V01-15 (2/29/24)
1. Fixed the issue when sending from PTT, while the decoding screen (RTTY/PSK) is displayed, decoding stops.
2. Changed the default value of 50MHz BAND repeater shift frequency (1MHz→500kHz).

2.が日本版にも当てはまるのかは未確認です。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Receiver noise floor [HF]

 Groups.io の Elecraft のところで面白い質問が出ていたので、メモとして残しておきます。

次の Extra Class の Question Pool からの問題に対して、簡単な説明を求めていました。

E4C05 (B)
What does a receiver noise floor of -174 dBm represent?
A. The receiver noise is 6 dB above the theoretical minimum
B. The theoretical noise in a 1 Hz bandwidth at the input of a perfect receiver at room temperature
C. The noise figure of a 1 Hz bandwidth receiver
D. The receiver noise is 3 dB above theoretical minimum

E4C06 (D)
How much does increasing a receiver’s bandwidth from 50 Hz to 1,000 Hz increase the receiver’s noise floor?
A. 3 dB
B. 5 dB
C. 10 dB
D. 13 dB

これに対するコメントが
E4C05 (B)
What does a receiver noise floor of -174 dBm represent?
B. The theoretical noise in a 1 Hz bandwidth at the input of a perfect receiver at room temperature

The answer is B. Any resistor or conductor at room temperature generates thermal noise of -174 dBm per Hz of bandwidth, independent of the resistance value. This is called Johnson or Nyquist noise:
Johnson–Nyquist noise

E4C06 (D)
How much does increasing a receiver’s bandwidth from 50 Hz to 1,000 Hz increase the receiver’s noise floor?
D. 13 dB

The answer is D. 13 dB
Noise power is directly proportional to bandwidth. So the noise increases by 10 times the log (base 10) of the bandwidth ratio:
10 * log (1000/50) = 10 * log (20) = 13 dB

これに対して、" room temperature " って何という質問が続き、次のコメントが付いていました。

In the world of measurement standards there are two common standard laboratory air temperatures used.
For mechanical engineering and physical measurements the standard room temperature is 20.0 °C.
For electrical measurements the room temperature is 23.0 °C.
These are given in various ISO and legal metrology standards as well as ASTM standards etc.
For amateur radio testing if either 20 or 23 °C can't be maintained during the test the ambient at the start and end of the test should be reported.

勉強になりました。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

FT-991A の情報サイト [HF]

 Groups.io を見ていたら、FT-991A の情報サイトが出ていたのでメモとして残します。

Yaesu FT-991A Amateur Radio Transceiver Articles Trove

FT-991/A Main Menu Settings

FT-991/A Panadapter - Documentation and Instructions

Voicemeeter Banana and FT-991/A
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ARRL Hails FCC Action to Remove Symbol Rate Restrictions [HF]

 先日 届いた ARRL のメルマガによると、FCC はアマチュア HF 帯域のボー レート制限を緩和しました。

「FCC 委員は 2023 年 11 月 13 日 月曜日、データ通信の柔軟性を高めるため、アマチュア HF 帯域のボー レート制限を 2.8 kHz の帯域幅制限に置き換えるアマチュア無線サービス規則の改正を全会一致で可決」したそうです。

今のアマチュア無線では、狭帯域 微弱信号 通信 が主流ですが、2.8 kHz 帯域の多重通信とかが出てくるのでしょうか。そのうちアマチュア無線の HF バンドで、2.8 kHz 帯域いっぱいにスペクトルが広がった通信を見かけるようになりそうです。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

FTDX10 のファームウェアをアップデート [HF]

 FTDX10 のファームウェアをアップデートしました。

八重洲からのメルマガでファームウェアのアップデート案内が来たので、アップデートしてみました。
アップデートは、新しいファームウェアを SD カードに書いて、本体で SD カードからのアップデートを指定するだけです。以前の機械に比べて、簡単です。
DSC09479.JPG
アップデート後のバージョンは以下のようになりました。
DSC09480.JPG
メルマガには、主な変更点として以下が書かれています。
1. INT TUNERの動作不具合に対応しました。
2. その他、機能改善および最適化を行いました。

2.の詳細が気になりますが、書かれていません。(´;ω;`)
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

FTDX-10、FT-991A、ELECRAFT K2 の聞き比べ(その2) [HF]

 FTDX-10、FT-991A、ELECRAFT K2 の聞き比べ、その2です。

ローカルの OM さんから AGC の設定を AUTO(FAST)から SLOW に切り替えると聞きやすくなるとのアドバイスを頂きましたので、それぞれの AGC 設定を SLOW にして比較してみました。
今回は 同じ ワード を打っているところを拾っています。
FTDX-10 と FT-991A は、同じ周波数を受信してピッチも同じにしています。K2 は、同じ周波数を受信していますが、少しピッチが高くなっています。

〔CW〕
FTDX-10 と FT-991A は、AGC が AUTO / FAST / MID / SLOW と 3段階に 切り替えられ、今回は SLOW で受信しています。
K2 は、FAST / SLOW の 2段階に 切り替えられ、今回は SLOW で受信しています。

FTDX-10


FT-991A


K2


アドバイス通り、SLOW の方が聞きやすいように思います。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Resonant Can speakers [HF]

 同じく Groups.io に CanSpeakers の記事がありました。

URL はこちらです。
Resonant Can speakers in the April 2022 issue (Page 27):

Loudspeaker Design Considerations for CW in the December 2021 issue (Page 17 - Which I authored):

VK6GX
VK6GX_Five_CanSpeakers.jpg

最近、使えそうな缶が台所にあるので、確保しようかと思います。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Tuner issue with FTDx-101 & FT-991A [HF]

 Groups.io に表題のような投稿がありました。

詳しくはこちらを。
なんと、チューナーユニットの基板で、裏面側のアースパターンにレジストがかかっています。
61.jpg
う~ん、家のも確認した方が良いのだろうか....
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

FTDX-10、FT-991A、ELECRAFT K2 の聞き比べ [HF]

 7MHz で FTDX-10、FT-991A、ELECRAFT K2 の聞き比べをしてみました。

CW、SSB それぞれ同じ周波数で なるべく交信している同じ局の信号を受信しています。

〔CW〕
FTDX-10 と FT-991A は、フィルターを 500Hz に設定し、信号処理は何もしていません。
K2 は、フィルターを 400Hz に設定し、オーディオ・フィルターは OFF にしています。

FTDX-10

FT-991A

K2

やはり K2 の音が聞きやすいです。FTDX-10 も頑張っています。FT-991A は ちょっとノイズが多いです。これは FTDX-10 には、ルーフィング・フィルターがある事が大きいように思います。K2 は、BPF が入っています。 FT-991A も、BPF が入っていたと思います。
FTDX-10 には、300Hz のルーフィング・フィルターも入れたので、それを使うと静かになりますが、K2 には及びません。

〔SSB〕
FTDX-10 は、フィルターを 3000Hz に設定し、信号処理は何もしていません。
FT-991A は、フィルターを 2400Hz に設定し、信号処理は何もしていません。
K2 は、フィルターを OP1 に設定し、オーディオ・フィルターは OFF にしています。

FTDX-10

FT-991A

K2

FTDX-10 は、フィルターが広いにも関わらず、聞きやすい音になっています。FT-991A は、フィルターの幅が少し狭いにもかかわらず、少しノイズが多い感じです。 K2 は、オプションの SSB ユニットの Xtal フィルターの切れが甘い感じがします。K2 の場合、SSB の扱いはオプションなので、こんなものかと思います。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

FT-991A の SWR メーター感度 [HF]

 先日 修理に出した FT-991A が返ってきたので、2m バンドの SWR 測定機能を確認してみました。

FT-991A に SWR メーターを接続して、出力パワーを変えながら FT-991A の SWR 表示を確認しました。

その結果
出力を 20W 以上にすると、SWR 表示が 1.2 となり、SWR メーターと一致する。
出力を 16W にすると、SWR 表示は 1.1 でパワーが減る分だけ、SWR 表示値が良くなって表示される。
出力を 15W にすると、SWR 表示は 1.0 (メーターのドット表示がなくなる)となる。
という結果になりました。

430MHz では、10W から 50W まで、SWR は 1.5 で安定して表示します。

メーカーからも
「144MHz帯の出力の設定が低い状態でした。(430MHz帯は50W)
SWRを測定する時は出力を上げてください。」
と言われています。

やはり FT-991A の 2m での SWR 表示は感度が悪い気がします。
これは個体差なのでしょうか。
また、他メーカーのリグではどの程度のパワーで SWR が測定できるのか、気になるところです。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

FT-991A が帰ってきました [HF]

 修理に出していた FT-991A が帰ってきました。

修理作業内容を見ると
144MHz帯の出力の設定が低い状態でした。(430MHz帯は50W)
SWRを測定する時は出力を上げてください。
V_U-PAユニット内CMカプラ再調整。
送受信エージング、基準発振再調整、送受信点検調整の実施。
とあります。

取説を見ても、SWR 測定時のパワー設定に関する説明は見つけられませんでした。
144MHz では、ローカル クラブの CW ROLL CALL に参加するため、パワーを絞っています。
それでも表示は出ていました。突然、表示が無くなったんですが...

あとで、アンテナを繋げて、受入検査をしてみます。

でも、送受信エージング、基準発振再調整、送受信点検調整の実施は有難いです。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Shortwave Modernization Coalition、ARRL は反対を回答 [HF]

 1ヵ月前に書いた、Shortwave Modernization Coalition: Public comment period on new proposalの続報が ARRL のメルマガに出ていました。

その初めの方を翻訳ソフトの力を借りて、日本語にしてみました。

ARRLは、アマチュア無線を保護するという使命の一環として、多くの場合アマチュアHF帯域に隣接する短波スペクトルに高出力デジタル通信を導入するという提案に対して反対のコメントを提出した。

特定の高頻度株式取引の利益を代表する「Shortwave Modernization Coalition」(SMC)が、連邦通信委員会(FCC)に請願書を提出した。 (以前の報道は ARRL ニュースでご覧いただけます。) ARRL は、その会員および米国のアマチュア無線サービスの 76 万人のライセンス取得者を代表して回答しました。

ARRLラボラトリーは、提案された規則が、問題のスペクトル内のPart 90帯域と混在するアマチュア無線に割り当てられた帯域の運用に影響を与えるかどうかを判断するために、数か月にわたって詳細な技術分析を実行しました。

ARRL の分析では、提案された規則が採用された場合、新しい運用は必然的に、アマチュア無線免許取得者を含む、隣接および近くのスペクトルの多くのユーザーに重大な有害な干渉を引き起こすと判断しました。 W1RFI の Ed Hare 氏は、ARRL ラボラトリーに 37 年間勤務し、国際的に認められた無線周波数干渉の専門家です。この研究の主任研究者でした。 ヘア氏は、請願は認められるべきではないと結論付けました。 「この請願は、他のサービスで必要とされるものよりも干渉に対する保護が弱い、50kHz幅、20,000ワットの信号を7つの異なるアマチュアバンドのすぐ隣に置くことを求めている」とヘア氏は述べた。

ARRLは正式な反対文で、「提案された最大レベルに近いものを使用して運用が開始された場合、その破壊的な干渉が生じるだろう」と述べた。

ーーーー 以下、略す ーーーー

ARRL の 反対 意見 詳細 はこちらにあります。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Shortwave Modernization Coalition: Public comment period on new proposal [HF]

 また変な動きがあるようです。

今週 届いた ARRL のメルマガと Groups.io の投稿からです。
ARRL の記事では、表題がこうなっています。
Commercial Interests Petition FCC for High Power Allocation on Shortwave Spectrum

Groups.io の投稿では、表題がこうなっています。
Proposed 20M Band Change Could Ruin Ham Use?

そして
Jim W6LG の解説ビデオはこちら
https://youtu.be/VeG00x89ATI

FCC の資料はこちら
https://docs.fcc.gov/public/attachments/DOC-394830A1.pdf

FCC への請願はこちら
https://www.fcc.gov/ecfs/document/1042840187330/1

SWLing サイトの記事はこちら
https://swling.com/blog/2023/07/shortwave-modernization-coalition-public-comment-period-on-new-proposal/

う~ん、周波数が 2MHz ~ 25MHz となっていて、バンドプランがありません。
どうなるのか、見て行った方が良さそうです。
こんな動きがあっても、JARL の対応はどうなんだろう....
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

FT-991A M がまた壊れました [HF]

 FT-991A M がまた壊れました。(´;ω;`)

今度は、VHF / UHF の SWR 検出回路が壊れたようです。

日曜日 午前中の 2m CW ロールコールに参加していたら、送信が不安定になり、SWR の表示がなくなりました。

電源を切って、入れ直しても、SWR の表示がされません。
IDD、VDD、PO、ALC の表示はされます。
どうやら SWR の検出回路が壊れたようです。

試しに、HF / 50 の方を見てみると、SWR は表示されます。

また、八重洲無線 に修理に出すしかないようです。
2021年9月に修理して以来なので、2年半で、また修理です。[涙]
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

D級アンプのノイズ [HF]

 ローカルの OM さんが、新しいリグで AF のゲインを絞り切ってもノイズが出ると仰っていました。

信号のないところで、AF ゲインを絞り切っても、「シャーーー」という音がするそうです。

おそらく最新のリグなので、AF アンプはD級アンプになっている事でしょう。
それでD級アンプのノイズでググってみると、こちらに解説がありました。

おそらく、ここの
③ エイリアシングノイズ
が、そのものズバリのようです。

Groups.io のそのリグに関するフォーラムでも、過去に話題になっていました。
対策は難しいのでしょうけど、なるべくそのノイズが目立たないようにして欲しいものです。

効率は悪くても、アナログ方式のアンプでは、このノイズは起きません。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

One Tube Direct Conversion Receiver [HF]

 Groups.io からのメルマガを見ていたら、面白いものを見つけました。

One Tube Direct Conversion Receiver です。
droppedImage.jpg
使っている真空管はビーム偏向管です。
Base9RU.jpg
アマチュア無線家の間では、7360 が有名で、ミキサーやバラモジで使われています。

これを一方に RF 信号を入れ、片方でローカル発振を行っています。これでダイレクトコンバージョンを構成しています。RF 入力は、再生をかけてゲインを稼いでいます。ローカル発振側では、オーディオ増幅を行っています。
つまり1球だけのダイレクトコンバージョン受信器です。
DirConschematic_6ME8.png

いろいろと考える人がいるんですね。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

サイクル 25 期待できそう [HF]

 NOAA / Space Weather Prediction Center のチャートを見ると、サイクル 25 は期待できそうです。

NOAA / Space Weather Prediction Center / Solar Cycle Progression
FgskepOVIAE7gPN.jpg
どこまで上がるのか楽しみです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

FT-710 on sherwood receiver test table [HF]

 Sherwood の Receiver Test Data に FT-710 のデータが載りました。

FTDX-10 についで4番目にランクインしています。

この結果を見て、FTDX-10 と FT-710 で悩む人も多いのでしょうね。

私は、KENWOOD の次の HF 機が発表されるまで、待ちたいと思います。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

CB トランシーバー ICB-650 [HF]

 懐かしさに惹かれてソニーの CB トランシーバー ICB-650 を入手しました。

これです。
i-img1200x1200-1643629536u3aa1d481592.jpg

50年近く前の大学時代、このトランシーバーを持って、北アルプス 剣岳で岩登りをしていました。
真砂沢にベースを置き、本峰 北壁、南壁、八ツ峰 Ⅵ峰、チンネ 等を登り、ベースと交信していました。

ラベルを見ると、昭和52年1月の製造、45年も前に製造されています。検定合格は昭和47年、50年も前です。
i-img1200x1200-1643629536koqmdl481592.jpg

DC 電源を繋いで受信テストを行い、バッテリーを入れて動作確認をしてみました。
外部電源を繋ぐ時の注意としては、この頃のソニーの機械は、センター・アースという事です。
センターアースで +12V を加えます。

電源を入れてみると、
 バッテリーチェック動作はしている模様
 オーディオ出力なし、VRを回しても反応せず
 スケルチVRを回しても変化なし
 STAND BY 機能
  この機種は、AF 発信回路の音をスケルチで止める事により、受信信号が入って、スケルチが開くと発信音で知らせる機能があります。しかし、動作していません。

SG からの信号を受信してみました。
 CH1 26.968MHz
  受信せず、メーター振れず
  よってローカルのクリスタルが発振していな模様
 CH2 26.976MHz
  受信し、-90dBm の信号でメーターが振れる事を確認
  しかし、受信音は出ない。よってオーディオ段か、検波段が動作していない。ノイズも出ないので、オーディオ回路が動いていない可能性大。
  スケルチVRを回すと、メーターが振れる。スケルチ回路の動作も怪しい。もしくはスケルチVRの劣化が考えられる。

オーディオ段はドライバーICの CX-025 の不良が疑われる。
ネット記事を参考に CX-025 互換基板は作ったので、あとで組み上げ、動作確認をする予定。

送信も確認してみました。
バッテリーハウジングをハンディクリーナーで掃除し、バッテリーを入れ、CH1、CH2 の周波数を FT-991A で受信します。スタンバイスイッチを押して、送信すると、電波は出ています。
マイクに息を吹きかけると、スピーカーからノイズが聞こえます。なので、マイクアンプと変調回路は働いている様です。
しかし、送信周波数は数 kHz 程度、ズレていますので、調整が必要です。

出力端子がなく、ロッドアンテナだけなので、送信テストのやり方は考えないといけないですね。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー