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Antenna Impedance Meter の作成 [Measuring equipme]

 今回はアンテナ・インピーダンス・メーターの作成です。

作ったものは、いつものようにアマチュア無線応援団 キャリブレーションが取り扱っている FCZ 研究所の Antenna Impedance Meter キットです。

〔組立〕
① 部品の取り付け
 BNC コネクタ、VR、SW をケースに取り付けます。
DSC03639.jpg

② Gnd ラインの配線
 BNC コネクタの Gnd 端子間をスズメッキ線で接続します。
DSC03670.jpg

③ Impedance 変換トランスの作成
 送信機からの 50 Ωを 100 Ωに変換するトランスです。
DSC03671.jpg

④ 配線
 付属説明書にある通りに実体配線します。 空中配線するところがあるので、それ以外は端子部にからげ配線をしました。
DSC03673.jpg

⑤ 配線終了
 最後にメーター部、電池ボックス部の配線をして終了です。 電池ボックスはメーターの横に接着しました。
DSC03677.jpg

⑥ 組立完了
 これがケースを被せた状態です。
DSC03674.jpg

〔動作確認〕
 測定中の様子です。
DSC03676.jpg

測定結果
周波数     接続した Dummy Load(Ω)
MHz      33.6   49.8   74.7    Power
    SWR   1.5    1.0    1.5
51  SWR  1.8    1.1    1.5    16.7 dBm(0.05W)
     Ω    30     44     75
145  SWR  1.7   1.6    1.3     16.0 dBm(0.05W)
     Ω    30    32     40
測定には VX-8 を使用し、出力を 0.05 W にして測定しました。 周波数は 51MHz、145MHz で測っています。 33Ω、50Ω、75Ωのダミーロードでそれぞれ SWR とインピーダンス(絶対値)を読み取りました。
これからすると、50 MHz は使えますが、144 MHz では誤差が大きいです。 キットの説明では、1.9 MHz~144 MHz までとなっていますが、私の作ったものでは 50 MHz までが実用域のようです。 (腕が未熟なんだな~)

HF 帯も測定したかったのですが、Gigast v5 の TG では、測定出力が弱く(-20dBm)て測定不能でした。 IC-726 では Power がありすぎるので、USB インターフェースが壊れた DDS を直してそのうちデータを取ってみるつもりです。 早く、730V-1A を上げて、測定してみたいものです。

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