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JR-599 のフィルター特性をノイズ・ジェネレータ(N-GEN)を使って調べてみた [HF]

 N-GEN を使って JR-599 のフィルター特性を見てみました。

受信周波数: 7,100 kHz
Function: MONI
〔AM モード〕
① AM.N (ノイズ・リミッターが入った状態)
AM-N.jpg
② AM
AM.jpg
ノイズ・リミッターの On / Off に関係なく、1kHz くらいから高域がなだらかに落ちていきます。
この状態で 7MHz の AM 信号を聞いていると非常に明瞭度が良く聞こえます。
③ AM (フィルター25kHzを使用)
AM-25kB.jpg
フィルターを 25kHz にすると高域が伸びていきます。 短波放送を聴くときには良いのかもしれません。 本来は FM モード用です。
〔SSB モード〕
① USB モード(横軸は AM に合わせてある)
USB.jpg
② USB モード
USB-4k.jpg
③ LSB モード
LSB.jpg
USB / LSB モードに関係なく高域が 2.7kHz くらいから落ちていきます。 実際の受信音は柔らかい音で聞きやすいです。
〔CW モード〕
① CW (横軸は SSB に合わせてある)
CW.jpg
② CW
CW-2k.jpg
500Hz のフィルターが効いています。 帯域内で特性のあばれがあるけど、実際の受信音は柔らかくて聞きやすいです。 難点はバックグラウンドのノイズが大きい事です。 あと、ヘッドフォンを使うと残留ハム音が大きくてとても気になります。
しかし、BGM 的に聞いているのには疲れなくて良い感じです。
K2、FT-897D と聞き比べてみたけど、K2 は静かだけど音が固いように思います。 FT-897D はバックグラウンド・ノイズが大きいが感度は JR-599 より良い感じです。 JR-599 は音が柔らかいけどあまり感度が高くないです。
JR-599 はプリセレクターが付いているので、調整することで感度を最適にできます。
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