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KPA100 の製作 (その3、完成編) [K2]

 KPA100 の製作、その3、完成編です。

今回は動作確認、調整、送信テスト、インストールまでです。
① SWR 測定、パワー測定回路の調整
マニュアルに従って SWR とパワーの検出回路を調整します。

② バイアス調整と出力確認
次に、電源に電流計を繋いでバイアス電流の調整とパワーの確認です。
DSC06365.JPG
◎ 送信テスト結果
バンドパワー電源電流
1.9MHz110W18.5A
3.5MHz110W17A
7MHz100W17A
10MHz95W18A
14MHz100W18A
18MHz95W20A
21MHz95W20A
24MHz90W19A
28MHz95W19A

各バンドで 100W 前後出ているので良しとしました。
③ インストールと KAT100 との連携
次に、KAT100 と一緒に EC2 のケースに組み込みます。
DSC06366.JPG
DSC06369.JPG
DSC06367.JPG
DSC06368.JPG
ケースを組み立てて、とりあえず置いてみました。
DSC06372.JPG
これで K2 の固定局化が完了です。
K2 の設計が優れているのは
◯ KAT2 と KAT100 を繋ぐと自動的に KAT2 はバイパス・モードになり、KAT100 が有効になります。
◯ KAT100 を外すと KAT2 が有効になります
◯ KPA100 を繋いでいると、0.1W から 100W までパワー調整が出来ます
◯ KPA100 の電源が切れていると QRP になり、0.1W から 15W までパワー調整がされるようになります
K2 側での SWR 表示も自動的に KAT100 の結果、KPA100 の結果、KAT2 の結果と構成に合わせて自動的に切り替えてくれます。 良く出来ています。

この後は、QRP Lab の GPS 同期信号発生機を作って KX3 の周波数/温度キャリブレーションをしようと思います。
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