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ラジオの歴史: 工作の〈文化〉と電子工業のあゆみ [Other]

 ラジオの歴史をまとめた本を見つけたので、買ってみました。

これです。
「ラジオの歴史: 工作の〈文化〉と電子工業のあゆみ」高橋 雄造 (著)

「BOOK」データベースによると、
「ラジオ工作少年やフリーランサーの技術者、中小の部品メーカーなどの役割を中心に展開する、日本のラジオ、テレビ、オーディオの歴史。図版457点収録」
とあり、
Amazon の説明には、
「電子立国日本の原点に、工作の〈文化〉があった! 厖大な史料を博捜し、インタビューを重ねて、ラジオ工作少年やフリーランサーの技術者、中小の部品メーカーなどを主人公に、日本のラジオ、テレビ、オーディオの歴史をあとづける。本書は、アマチュア精神へのオマージュであり、収録された457 点の写真・図版は、それだけで「ラジオ博物館」の趣をなす。元NHK放送博物館館長・中田薫氏推薦」
とあります。

まだ読み始めたばかりですが、
CQ誌にはモノグラフでお世話になった科学振興社も関わっていたようです。
「ラジオ技術」誌のライターからいろいろな人材が排出した事、戦後のある時期までラジオは作るもので、そのために雑誌が売れた事、部品を買い集めてもうまくラジオがならないというアマチュアの苦情がきっかけとなって部品の標準化が進み、無線通信機械工業会(のちの電子機械工業会)になり、全国統一規格ができた事、「ラジオの製作」は本当は「だれでもできるラジオの製作」だった事、など知らない事ばかりで、面白いです。
図版も多くて、眺めていても楽しい本です。

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