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Software Defined Radio と電源(その2) [SDR]

 実験用電源が出来上がり、それぞれΔLOOP7やSoft66RF、DDS-BASEを動かしての動作確認はできるようになりました。しかし、それぞれのユニットが必要とする電圧が異なっており、一度には動かすことができません。仕方なく、別途、定電圧電源を作る事にしました。

① 必要な電源の種類
 ΔLOOP7
  3端子レギュレータ 78L12 を使っており、入力に +15V 程度が必要
  消費電流は約 11mA
 Soft66RF
  3端子レギュレータ 78L09 と 78L05 を使っており、入力に +12V 程度が必要
  消費電流は約 38mA
 DDS-BASE
  3端子レギュレータ 7805 を使っており、入力に約 +8V 程度が必要
  消費電流は約 144mA

② 全部を動かす電源プラン
 トランスで 100V を 12V ~ 14V 程度に落とし、全波整流後の安定化していない電源を ΔLOOP7 に送り、7812 で安定化した電源を Soft66RF と DDS-BASE に送る事にしました。
 下記に回路図を示します。(トランスは実際に購入した物とは異なります、モデルがこれしかなかったので)
PS.jpg

③ 動作確認
 とても簡単な回路なので、ケース加工して簡単に蛇の目基板に組んで取り付けました。秋月電子通商のデジタル・テスターで簡単にショートと同通チェックをした後、火を入れます。それぞれ ΔLOOP7 と Soft66RF、DDS-BASE を接続して、電源電圧が正常に出ていることを確認しました。
 次は、いよいよ Soft66RF 2号機と DDS-BASE をケースに組み込みます。

 ここまでに L/C メーターと 160MHz 周波数カウンターも作っていますので、そちらも紹介していきます。


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