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Software Defined Radio 用に用意した測定器の紹介 [SDR]

 今回は今までの作業で使ったり、作ったりした測定器の紹介です。

① ディップ・メーター
 学生時代にバイト代を貯めて購入した三田無線研究所の FET を使った Grid Dip Meter です。
 今回は 7MHz で発振させ、Soft66RF で受信できるかを確認したり、ΔLOOP7 の同調周波数を調べたりするのに使いました。購入してから35年近くが経ち、今回30年ぶりくらいに電池を入れ、動かしましたが、健在です。手で刻印された周波数ダイアルもほぼあっており、狂いはほとんどありません。さすがDELICAです。
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 こちらは箱です。
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② デジタル・テスター
 秋月電子通商から購入したデジタル・テスターです。
 数千円で電圧、電流、抵抗値だけでなく、容量、インダクタンス、周波数まで測れてしまうテスターが購入できます。すごい時代になりました。ただし、電池が小さなボタン電池なので寿命が短いのとオートレンジの切り替えに失敗する場合があります。あと、測定値が安定するまで(測定間隔)に少し時間がかかります。
本体
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③ L/Cメーター
 これは Strawberry Linux で販売されている「ポケットL/Cメーターキット」を組み上げたものです。
シンプルで使いやすく、重宝しています。これでアンテナのインダクタンスやポリバリコンの容量を測定しました。
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④ 周波数カウンター
 これは YS Design Studio から出ている「1Ghz/160Mhz周波数カウンター」です。
プリスケーラーが付いて、1Ghz まで測定できるはずなのですが、1Ghz を出せる信号源がないので未確認です。今のところ、下位の測定レンジと測定入力端子(Input-B)しか使っていません。

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⑤ USB接続のデジタル・ストレージ・オシロ
 これもハムスクエアで買いました。30年前は同期掃引(トリガ掃引でない)10Mhzのオシロを使っていましたが、それよりも安い価格で 60Mhz のデジタル・ストレージ・オシロが買えます。便利な時代です。
 このオシロは PC で制御するため、本体がとても小さいのが気に入っています。

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⑥ 簡易シグナル・ジェネレータ
 秋月電子通商の MAX038 を使ったキットを作ってあるので、ケースに入れて簡易シグナル・ジェネレータにする予定です。まだ基板と電源しか作ってありません。


 今のところの問題点
  ・ΔLOOP7 の差動アンプがたまに発振する ⇒ フェライト・コアを巻きなおす予定
  ・BCL 用に作った Soft66RF に使う DDS-BASE の DDS チップが ESD で壊れた ⇒ 交換予定
  ・7Mhz 受信用 Soft66RF の Xtal 発振が安定しない ⇒ トランジスタを交換予定
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