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Software Defined Radio と電源(その1) [SDR]

 ここまで Software Defined Radio 本体と ΔLOOP7 アンテナまで書いてきましたが、今回はこれらを動かす電源についてです。2回に分けて書きます。

① 初期の電源
 最初はどうせPCに繋ぐのだからとPCから +12V を取り出して Soft66RF を動かしていました。しかし、本体を動作させて SDRadio 等のソフトウェアを動かすとPC電源からのスイッチング・ノイズが気になり始めました。SDRadio の画面からは十分にノイズ・フロアがあるように見えます。しかし、ΔLOOP7 アンテナの本にも電源は降圧トランスを使った AC アダプタが良いと書かれていますし、いろんな Logic 回路や CPU が乗ったPCからの電源にはいろいろな高周波ノイズが乗っているはずです。

② 実験用電源
 そこで実験用電源も作成することにしました。ネットで検索すると、基板関係で有名なサンハヤトに「実験用直流電源キット DK-911」というものがあり、これを作る事にしました。
 サンハヤトのオンライン・ショップから発注するとすぐに商品が届き、キット本体は下記の写真のようなちゃんとした箱に梱包されています。
DSC03318.jpg

 中には詳細な組み立て説明書が入っており、この通りに組み立てれば誰でも実験用電源を作れます。
DSC03319.jpg

 説明書通りに組み立て、説明書のチェック項目に従って秋月電子通商から購入したデジタル・テスターでチェックします。 まずはショートのチェック、電圧設定抵抗値の確認、電圧確認と進めて、全項目が無事にチェックし終わり、実験用電源の完成です。
 これを使って Soft66RF を動かしたところ、気持ち、ノイズ・フロアが広がった気がします。PCからの電源で動かしたときに数値データを残しておらず、比較ができないのがちょっと残念です。


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