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SSB 送信機の調整と測定 (SSB ハンドブックから) [HF]

 DREAK TR-4C で測るために SSB 送信機の調整と測定について調べてみました。

原典は CQ 出版社発行の SSB ハンドブック(昭和44年12月15日 初版発行 第7版)からです。
項目として
§1-1 SSB の電力測定
 ○ 尖頭電力
  ・飽和出力
    シングルトーンで測定
    キャリヤを入れて測定でも可
    ⇒ DREAK TR-4C では CW で測定済み
  ・混変調積によって制限された出力
    2トーンで測定
    ALC が動作しない範囲で3次歪みが規定値以下の出力を測定する
    これが本来の SSB 尖頭電力
    ⇒ DREAK TR-4C で測ってみるつもり

§1-2 2トーンテスト
 ○ リニアリティの確認
   X字クロスの確認
   クロスオーバ歪みの無い事
   クリップ歪みの無い事
   丸みのあるクリップ(飽和特性がなだらか)
 ○ ALC の動作テスト
   ALC スタートレベルと許容できる ALC レベルの確認

§1-3 ALC 特性のデータ
 ○ 混変調歪み(dB)
   ⇒ スペアナで入力レベルを上げた時の特性悪化を確認する
     ALC スタートレベル(適正入力レベルをどうやって確認する?)
 ○ ALC の過渡現象特性
   ⇒ 今なら LTspice で ALC 回路の伝達関数の過渡応答を調べる?

§1-4 リニアアンプの2トーンテスト
 RF で2信号を入れる
 (今なら2信号を出せる DDS か、中華 DDS の2個使いでテストできる)
 (受信機の近接信号特性測定にも使えるから今度作ってみよう)
 (KPA100 で試してみる?)

§1-5 周波数安定度
 ○ 周波数カウンタ
   VFO のカバー範囲と温度安定度を3点(上端、中央、下端)で測る
   (昔はすごく高価だったけど、今では Amazon でそこそこの物が買えるし、TCXO を使った物を所有)

§1-6 送信機の調整運用
 ○ VFO の直線性
   ⇒ DREAK TR-4C の受信動作の確認で問題はなさそう
 ○ タンク回路の調整法
   パルスチューニング
 ○ 中和回路
 ○ キャリヤバランス
 ○ キャリヤポイント

次は以前に作った FCZ の2トーン・ジェネレータを APB-3 で測って歪というかスプリアスを見てみるつもりです。
旅行から帰ってきてから雑用が多くて、なかなか手が付かない。
契約社員としての仕事もしないといけない....
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