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温故知新 真空管受信機の配線 Tips [Other]

 昭和29年のラジオ技術誌に載っていた、配線の Tips です。

〔バリコンのアース〕
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必ず、ローター側をアースにし、ステーター側を信号側にします。
コイルパックを使っている場合は、コイルパックのシールド板の止めネジと共締めにします。

〔パディング〕
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昔のパディング・コンデンサは信頼性が低かったので、このようにしたようです。

〔IF段〕
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IF 段は、結合による発振を考えて配線しないといけないようです。
これは、今のアナログ回路でも一緒です。信号はまっすぐに流すというのが鉄則のようです。

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コンデンサのアース側電極で分離しています。

〔シャーシ内の配線取り回し〕
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シャーシに沿わせてシールド効果を得ようとしているようです。

〔ウェーブ・トラップ〕
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配線の Tips ではないですが、近くに強力な放送局とがある場合は、このようなトラップが有効なのかもしれません。幸い、家の近くには強力な放送局がないので、試した事がありません。

あ、近くの山頂に FM 放送局がありました。
この信号が常にスペアナに入ってきます。接続の同軸ケーブルから入ってくるので、始末が悪いです。
スペアナの入力にトラップなんて付けられないので、困ったものです。
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