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リグに使っているスイッチング電源のスプリアス測定 [HF]

 スイッチング電源のスプリアスを測定してみました。

今、リグに使っている電源はスイッチング電源です。それの電源出力ラインにのるスプリアスを測ってみました。
使っている電源はアルインコの DM-330MV です。2011年に Extra を取得し、100W 局を開局する際に購入しました。もう11年も働いてくれています。

測定は、スイッチング電源の出力を分配している分配機から FT-991A に行く電源ラインにピックアップ・コイルを通し、その一端をスペアナに繋いで測定しています。
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普段使いの PC だけが動いている状態です。
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PC を止めると、マーカー3と4のスプリアスが消えました。
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スイッチング電源だけを On にした場合です。電源 Off の時と変化はありません。
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測定範囲を DC ~ 200MHz までにしました。FM 横浜が盛大に見えてきます。RBW は 30kHz にしています。
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FT-991A の電源を入れました。10MHz バンドを受信中です。14MHz 辺りに大きさが変動する信号があります。
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測定範囲を DC ~ 20MHz までにしました。RBW は 3kHz にしています。
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FT-991A の電源を切りました。マーカー1は、振幅が変動しています。マーカー2、3、4は変化がありません。
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スイッチング電源も切りました。やはり、マーカー1は、振幅が変動し、マーカー2、3、4は変化がありません。
20220925 09.jpg

今回はスイッチング電源からのスプリアスを見てみました。
結果、電源からのスプリアスはほとんど無いように見えます。
でも、FM 横浜とか、周りの環境ノイズはありそうです。
普段使いの PC はインテルの小型 PC で、モニターの後ろ側で VESA のマウンターに固定されています。ここから 445MHz、740MHz の信号が漏れ出しているのにはビックリしました。

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