SSブログ

1295MHz の Antenna を比較してみました [VHF/UHF]

 1295MHz の Antenna を比較してみました。

以前に作ったディジタル電界強度計は、使っているデバイスの上限周波数が 500MHz です。しかし、その上の周波数でも感度は悪いですが、検知しています。試しにスマホで通話すると表示する値が上がります。そこで、1295MHz の電波でも反応するか試したところ、表示が変わります。そこで、手元のパッチアンテナ、ヘンテナ、アストラルプレーン・アンテナの3種でその違いを見てみました。
ディジタル電界強度計には、もともと DJ-G7 に付いていたアンテナを取り付け、DJ-G7 には3種類のアンテナをそれぞれつけて、送信し、その時のディジタル電界強度計の値を写真に撮りました。

〔無信号時〕
DSC07977.JPG
〔パッチアンテナで送信時〕
表示する値が少し増えます。
DSC07978.JPG
〔2/3 λ ヘンテナで送信時〕
表示する値がより大きく増えます。
DSC07979.JPG
〔アストラルプレーン・アンテナで送信時〕
何故か、送信しているのに表示する値が小さくなります。
DSC07980.JPG

アストラルプレーン・アンテナは無指向性ですが、2/3 λ ヘンテナは8の字特性、パッチアンテナは単一指向性です。
そのパターンも確認してみました。ヘンテナはビームが前後に出ている事、パッチアンテナはビームが片方にだけ出ている事も確認できました。

能力的には、2/3 λ ヘンテナ、パッチアンテナ、アストラルプレーン・アンテナのような感じでしょうか。アストラルプレーン・アンテナは全方向に輻射されますが、パッチアンテナは片側だけに輻射され、ヘンテナは両サイドに輻射されます。なので、ビームが向いている方向で比べると差が出るのは仕方ないです。しかし、ヘンテナはエレメントが長い分だけ、パッチアンテナより効率よく電波が輻射されている感じです。

お昼に近所の公園で試した時には、前回、お相手していただいた局の信号が前回より明瞭に聞こえました。残念ながらこちらの信号はうまく届かず、交信まではできませんでした。
しかし、大山反射でロールコール局の信号も聞こえており、前回のパッチアンテナよりは良くなっているように思います。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。