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新たな SDR トランシーバーが QRPver から出ました [SDR]

 ウクライナの QRPver から新たな SDR トランシーバーが出ました。

All-band, 10-band HF SDR transceiver Minion SDR
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P90626-161323-700x400.jpg
仕様をざっと引用すると
Specifications:
Supply voltage: 9-14.8v (Rated supply voltage 13.8v)
Current consumption in receive mode “RX” and 25% volume: 220mA. At 100% volume: up to 280mA.
Current consumption in “TX” transmission mode: 600-1600 ma. max.
The output power of the low frequency amplifier: 1w.
Nominal transmitter output power: 5W. (at rated supply voltage). And more, Maximum 9W.
The input output impedance of the antenna input is 50 ohms.
Receiver sensitivity: <0.5uV.
Carrier Suppression: > 50dB.
Non-working sideband suppression: > 50dB.
Dynamic range of the AGC system: > 60dB.
The spectrum display band on the display is 14 kHz. (Zoom x1).
などです。
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6m / 2m バンドの将来(IARU の CEPT 参加報告から) [Operation]

 今日届いた ARRL のメールマガジンに IARU(International Amateur Radio Union)が CEPT(European Conference of Postal and Telecommunications Administrations)に参加したレポートが載っていました。

ここに気になる動きがあります。
ITU Region 1 では、6mが二次使用、2mが一次使用になっています。
これを6mの一部を一次使用に格上げし、2mをアマチュアバンドから取り上げようとする動きがあります。
その部分の和訳を引用すると
「もしそれが参加者によって採択されれば、Region 1 のための国際割当表のエントリーを見て、二次的にアマチュア無線に50 - 52MHzを割り当てるでしょう。
さらに、チームは、個々のCEPT諸国が50.0 - 50.5 MHzのサブバンドに国内の一次割当を導入することを認めるために、国際表に脚注を追加することに合意した。
IARUは8月下旬にCEPTの会議準備グループ(CPG)の最終会議に出席し、WRC-19へのCEPTの意見をまとめます。この会議では、主に144 - 146 MHzを航空サービスに割り当てるというフランスの提案が検討されます。」
と書かれています。
これが通ると、他の Region 2、Region 3にも波及しないかが気になるところです。
今のところ、ARRL としての動きは書かれていません。
JARL はこれに対してどのような態度を取るのでしょうか。
Region 1 のアマチュア無線家が2mバンドを取り上げられないように願うだけです。
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