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KD1JV / Steven Weber OM が QRPguys.com 向けに設計中の機器 [QRP]

 Groups.io に KD1JV / Steven Weber OM が QRPguys.com 向けに設計中の機器について書いています。

3つ程、設計しているそうです。
1) New FT-8 transceiver. This one can cover all bands 160 to 10M with 5W output and is single signal, and yet is very simple. Same size as the current DSB FT-8 version. I’ve been having fun testing the heck out of it. 40 and 20 are just so busy it’s hard to compete. I’ve had the most luck on WARC bands. I’ve been amazed by how much DX I’ve worked on 60. My “88’ doesn’t load real well on 30M, but does reasonably well there too. Worked some DX on 17M Saturday and even made a couple of 160M contacts.

2) A three band CW transceiver for 15, 12 and 10 meters. Get ready for the next sunspot cycle. Stock version is crystal controlled with VXO tuning for receive. Single output filter optimized for 10M (5W output on 10, 3W on 15) Optional digital VFO can be plugged in for full band coverage. (same as used with the FT8 rig, but requires different firmware)

3) Digital RF power/SWR meter with built in dummy load. 10W full scale. Three digit LED display, runs on a single CR2032 coin battery.

で、注目なのは1)で
It will work with all FSK modes. It won’t do PSK31 since audio tones are measured and added to the VFO frequency directly by the processor, eliminating the need for mixing and linear amplifiers. A very cleaver technique developed by AG6NS.
と補足があります。

AG6NS は 寺崎 和久 OM で、uSDX の極座標変調を CentSDR に移植された方です。

期待が膨らみます。
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寺崎和久

ktmさん初めまして、Steveのグループでフライング(?)でアナウンスされてたFSK QRP XCVRキットですが、私はソフトウェアの信号処理部分のみ担当で、他の部分と回路は今までと同じく全てSteveです。早く発売開始してほしいのですが、全世界的にSi5351Aが不足しているこの状況がどう影響してくるのかちょっと心配、、、
by 寺崎和久 (2021-04-17 11:45) 

ktm

寺崎 様
開発者 自らコメントを頂き、どうも有り難うございます。
そうですか、半導体不足が影響してきているんですね。
先日、車のディーラーに行ったら、半導体不足の影響もあり、車種によっては受注を停止していると言っていました。
µSDX は、送信部が動き出していないので、今度、ちゃんと調べてみるつもりでいます。ただ、他の事にも手を出していたりして、いつになるやらというところです。

by ktm (2021-04-17 18:30) 

ktm

FSK QRP XCVR キットは、とても興味があるので、発売されたら購入しようと思っています。
Steve のキットは、ATS-4b、MTR を作りましたが、最近は、海外からの注文を受けていないので、QRPguys が頼りです。
by ktm (2021-04-17 18:41) 

寺崎和久

ktmさん、
先ほどQRPGuysのウェブサイトで正式に発表されました:
https://qrpguys.com/qrpguys-digital-fsk-transceiver-iii

私が6週間前にCalQRPグループにDSB DigitalトランシーバキットのFSK化改造方法を投稿した時には、まさか本家QRPGuysで実際に商品化されることになるとは思ってなかったです(笑)

すでに製品ページから最新版のソースコードがダウンロードできますので、もしご興味があればご一読ください、私が書いた部分は最後のほんの200行ほどです。回路図もAssembly Manualに載っています。

µSDXグループはいつ見ても盛り上がってますよね。私も最初にあのClass-E PAをユニバーサル基板上で作った時は思うように動かなくて頭を抱えました(笑)RF回路でのベタGNDの重要性を思い知りました。

QRPGuysのキットで使われている私のテクニックはµSDXの極座標変調とは全くの別物(ただ単純にコンパレータで二値化したAFSKの波長をカウンターで測ってるだけという、、、)ですが、すでに製品版プロトタイプを3週間ほどテストしていますが安定して動いています。
by 寺崎和久 (2021-04-19 12:18) 

ktm

寺崎 様
情報をどうも有り難うございます。
資料はダウンロードして、見てみようと思います。
それにしても早いですね。1ヵ月半で製品になるなんて、ビックリです。
まだ注文できないようですので、注文できるようになったら注文してみます。
有り難うございました。
by ktm (2021-04-19 21:09) 

寺崎和久

ktmさん、

コメントを書いてからすでに一ヶ月以上経過してしまいましたが、昨日からようやく QRPGuys AFP-FSK Digital Transceiver III の販売が開始されました。

当初より遅れた理由は、Si5351A の品不足で調達ができず急遽 MS5351M に換えたので、その検証作業が余分に入ったためでした。
今回のVFOボードから、ピンピッチの細かいSi5351A/MS5351Mチップのみ最初からPCBに取り付け済みとなりました。これでハンダブリッジによる動作不良が格段に減ると期待しているそうです。

ここから先は、このキット向けの "アンオフィシャル" な改造ファームウェアを色々と私のレポジトリの方で公開していこうと思っています:
https://github.com/kaduhi/AFSK_to_FSK_VFO

キットの話題とは関係ないですが、最近は QRP Class-E PA の実験を色々とやっていますが、なかなか90%以上とかの高効率にはなってくれません(笑):
https://www.instagram.com/p/CPKmrWfjYoO/


by 寺崎和久 (2021-05-27 14:06) 

ktm

寺崎 様
情報をどうも有り難うございます。
さっそくオーダーいたしました。
でも、皆さんが FT8 に走っていて、すごい状況なので、自分は実運用はしないと思います。以前、JT65 にはまっていた事もありますが、簡単に DX と繋がるので、だんだんと興味が薄れました。

Class-E PA は、JL1VNQ ぶんきゅう OM が頒布している CW トランシーバー・キットで使われています。
ぶんきゅう OM は、技術的な説明もブログに書かれています。
万年準備中のブログ
https://jl1vnq.blogspot.com/

以前、LTspice で KD1JV OM と JL1VNQ OM の Class-E PA をシミュレーションした事があります。RF 電流と電圧から電力の計算はしたのですが、効率は見ていませんでした。次にシミュレーションする時があったら、それも計算してみます。

MS5351M は、数が多いようで、置き換えが進みそうですね。
Si5351A は、価格が暴騰しており、ぼったくり状態です。

去年は K2 の PTT 出力基板や HP53181 のプリスケーラー、K3NG キーヤーを作っていたのですが、今年は ARM マイコンでのディジタル信号処理を勉強して、AF-PSN が作れないかと妄想しています。今では DSP チップが当たり前ですが、マイコンの方が価格が安いし、処理が高速になっていますので、勉強しながら試してみるつもりです。
by ktm (2021-05-29 17:56) 

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