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µSDX(QCX-SSB)PLL 原発信周波数のキャリブレーション [SDR]

 µSDX(QCX-SSB)のメニューを使って、PLL 原発信周波数のキャリブレーションを行いました。

µSDX(QCX-SSB)は原発信のハード的な調整機能は持っていませんが、ソフト的な調整機能は持っています。原発信の Xtal が 27MHz なのですが、少し周波数がズレている場合があります。その際、メニューで合わせ込むことで実際の発振周波数と設計上の値 27MHz との差を補正して合わせ込んでくれます。

① 受信周波数を適当な周波数に合わせる
  ここでは 10MHz にしました。
② 周波数カウンターで Si5351 のクロック出力を測定しながら補正値を変えて、10MHz に合わせ込みます

周波数カウンターの表示
DSC08020.JPG
メニューで合わせ込んだところ
DSC08021.JPG
Xtal の発振周波数が 3,873Hz ズレていました。
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µSDX(QCX-SSB)受信時スプリアスを測定 [SDR]

 µSDX(QCX-SSB)受信時のスプリアスを測定してみました。

µSDX(QCX-SSB)はアンテナから LPF を通って直接 直交ミキサーに入ります。
なので、直交ミキサーに入るローカル信号がアンテナ側に漏れてきます。
それをスペアナで測ってみました。
結構、上の方にも出ています。
2.jpg
ダイレクトコンバージョンなので受信している周波数でも漏れてきます。
3.jpg

このスプリアスを減らすには、再生ラジオと同じで、RF アンプなどを付ける必要があります。
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