SSブログ

FPGA で PSK31 (DE0 Nano 編 送信 その4) [Digital Mode]

 自作 NCO の動作確認をしてみました。

1) Modulo = 9 / Step = 2 と Modulo = 11 / Step = 3 での動作確認
 まずはいろいろな周波数が作れる事の確認として、上記の条件で試してみました。
9-2_11-3.jpg
ちゃんと 9 カウントで 2 パルスと、11 カウントで 3 パルスが出ています。

2) Modulo = 50,000,000 / Step = 1,000 での動作確認
 50MHz のクロックです。
50MHz_clock.jpg

 1kHz のクロックです。
1kHz_clock.jpg

 1kHz の周期です。
1kHz_clock_priod.jpg

 内部のカウントの様子
1kHz_clock_priod2.jpg

3) PSK 波形の作成
 前に作ってあった PSK の送信信号発生回路に今回の NCO を組み込んでみました。
PSK_wave.jpg
上から2段目がデータ送信回路のクロックです。 これで送信データを読みだし、位相の反転を行います。

下から2段目が位相を反転するかどうかの判断フラグです。
PSK_wave2.jpg

位相切り替えのタイミングです。
PSK_wave_phase_change.jpg
クロックに合わせて送信データが読みだされますが、位相反転のフラグは前の状態でサンプリングされる為、データの変化は遅れます。 後で送信データパタンと波形の一致を確認して見るつもりです。

あとこの信号を FIR フィルタで帯域制限すれば PSK 信号の完成です。
FIR フィルタは Altera Qsys に付属の IP を使ってみる予定です。 さて、フィルタ特性はどうすれば良いか考えなければ。

nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0