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K-201 One Tube Regenerative Radio Kit の電流測定(その2) [SWL]

 K-201 One Tube Regenerative Radio Kit の B 電源設定を変えて電池の供給電流を測り直しました。

先日の測定であまりにも効率が悪かったので、ラジオ動作に影響しない範囲で供給電圧を絞り、その時の消費電流を測り直しました。
まず、出力電圧を 9V -> 36V を 9V -> 27V と電圧を4倍から3倍に変えてみました。
中波放送を聞きながら変えてみましたが、36V から 27V に変えても聞こえる音量にはほとんど差がありません。なので 27V で使う事にします。
この時の供給電流を測ると 108mA でした。前回よりもだいぶ減っています。
出力電力は 27V * 2.2mA = 59.4mW (※今回プレート電流は測っていないので前回値を流用)
入力電力は 9V * 108mA = 972mW
効率は 6.1% となりました。しかし、電流が半減したので使用時間は倍くらいに伸びるはずです。
もうちょっとプレート電圧を下げても再生動作はしそうなので、出力電圧を 20V 位まで下げてみても良いかもしれません。

スイッチングレギュレータの参考サイト
http://www.tij.co.jp/analog/jp/docs/analogsplash.tsp?contentId=146095
http://micro.rohm.com/jp/techweb/knowledge/dcdc/s-dcdc/02-s-dcdc/94
https://service.macnica.co.jp/library/109469
真空管の参考サイト
http://www.americanradiohistory.com/Archive-Catalogs/RCA/RCA-Recieving-Tubes-1950.pdf
1G4 の規格が載っています。
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