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HP53181 用プリスケーラ基板(V4)の組み込み [AKC]

 先日 組み立てた HP53181 用プリスケーラ基板(V4)を組み込んで、動作確認を行いました。

1.HP53181 のケースを外します
ケースの前後にあるプラスチックのカバーを外し、本体後部にある3ヵ所のトルクス・ネジを外してケースを引き抜きます。
DSC07839.JPG

2.電源電圧チェック
本体とリボンケーブルで接続し、電源 IC の出力電圧をチェックします。
5V が出ていればOKです。
DSC07820.JPG

3.基板の動作確認
ここで基板の入力にアンテナ・アナライザーを繋いで、測定用の信号周波数を測ってみます。
DSC07823.JPG
2.7GHz を入れて
DSC07822.JPG
2.7GHz が表示されることを確認します。
DSC07821.JPG

4.基板にスペーサーを取り付け、本体に組み込みます
スペーサーの取付
DSC07824.JPG
本体への組み込み
DSC07825.JPG

5.BNC コネクタ基板と入力の SMA コネクタを繋ぎます
DSC07830.JPG

6.ケースを戻して、組み立てます。

7.動作確認
アナライザーを繋ぎ
DSC07832.JPG
測定できる事を確認します。
DSC07831.JPG

本体の Ch. 1 は 329MHz くらいまで安定して周波数を表示していましたが、それ以上では表示が乱れます。プリスケーラーの Ch. 2 は、222MHz くらいまで安定して周波数を表示しています。
実力としては
Ch. 1 が ~ 300MHz
Ch. 2 が 250MHz ~ 2,700MHz 以上
まで測れる事が確認できました。
上限は、別途、信号源を用意してどこまで測れるかを確認したいと思います。
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秋月 SMA コネクタ SMA-P(1.5D 同軸用)の組立 [Tool]

 秋月の 1.5D 用 SMA コネクタを組み立てたので、備忘録としてメモを残します。

1.同軸ケーブルにフランジ、ワッシャー、ゴムブッシュ、シールド抑えを通します
DSC07826.JPG

2.同軸ケーブルを下記のサイズでカットします
定規で長さを測り、マジックで印をつけてカットすると正確にカットできます。
秋月_SMAコネクタ_カット寸法.jpg

3.シールドの網線をほぐし、プラスチックのブッシュを通します
この時、心線を半田メッキしておきます。
DSC07827.JPG

4.中心導体を半田付けします
DSC07828.JPG

5.シールドの網線をカットします
DSC07829.JPG

6.コネクタ本体に差し込んで、組み立てます
組み立てた同軸ケーブルをコネクタ本体に差し込み、本体とフランジを小型のモンキーレンチなどで挟んで締め付けて組み立てます。

最後に導通の確認を行って完成です。
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