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TFM-110D の FM 受信感度を測ってみた [SWL]

 TFM-110D の FM 受信感度を測ってみました。

「RF ワールド No.13 はじめての無線機測定」を参考に、SINAD で FM の受信感度を測ってみました。
SINAD の測定には、自動歪率計が推奨されていますが、持っていません。
ネットでググると、次のツールが見つかりました。
ComTekk SINAD Distortion Analyzer
アマチュア無線のコールサインを持っていると、割引が受けられます。
まずはお試しで使ってみます。
RF ワールドでは、「変調信号を 1 kHz とし、変調度を 70% にします」とありますが、FM では変調信号が決まってしまうと、その周波数偏移も決まってしまいます。
そこで、FM 放送の規格をググってみました。
それによると、FM 放送の最大周波数偏移は ±75kHz とあります。
また、音声信号の最高周波数は 15 kHz とありました。よって変調指数は 5 になります。
そうすると、1 kHz の信号では、5 kHz の周波数偏移となります。
よって、SG からは 86MHz、周波数偏移 5 kHz、変調信号 1 kHz の変調信号を入れました。
この時の SINAD が 12dB になる SG 出力は -66.5dBm になりました。

〔測定風景〕
DSC08963.JPG
〔SG 設定〕
DSC08966.JPG
〔SINAD 表示〕
DSC08967.JPG


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