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CENOS Antenna Design で 1295MHz Patch Antenna を Simulation する [Antenna]

 今度は実際のシミュレーション結果です。

CENOS Antenna Design を起動し、
6-start.jpg
テンプレートをクリックしてパッチ・アンテナのテンプレートを選びます。
7-model.jpg
前回の設計情報を入力し、右上の GO TO PHYSICS ボタンをクリックします。
8-f.jpg
開始、終了の周波数とステップを入力します。
DIELECTRIC をクリックし、FR4 を選んで、CREATE COPY をクリックします。
新しい名前を入力して、前回使った Fusion PCB での誘電率を入力します。
9-tan-del.jpg
右上の RUN ボタンを押して、シミュレーションを開始します。
10-conduct.jpg
シミュレーションが進行し、
11-calc.jpg
ParaView の起動ボタンが表示されます。
12-result.jpg
ParaView が起動され、結果が表示されます。
3D 表示
13-3D.jpg
放射パタン
14-rad.jpg
S11
15-s11.jpg

CENOS Antenna Design に戻って、結果を PDF、CSV で保存します。
16-resu-.jpg

PDF
17-pdf-out.jpg

今度は周波数範囲を 1280MHz ~ 1305MHz、ステップを 1MHz で計算してみました。
18-1280-1305.jpg
19-rad.jpg
20-s11.jpg

計算結果の表示が別ツールになりますが、結果を PDF、CSV で残せたり、かなり強力なアンテナ・シミュレーション・ツールです。
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新しい Antenna Simulation tool (インストール編) [Antenna]

 Groups.io を見ていたら、CENOS というベンチャーが新しいアンテナ・シミュレーション・ソフトのβユーザーを募集していましたので、応募してみました。

βテストのライセンス期間は2週間なので、さっそく以前に作った 1.2GHz のパッチアンテナをシミュレーションしてみています。

まずはインストールからです。

〔インストール〕
インストールする上での注意点ですが、幾つかのランタイムが無いとシミュレーション・ソフトと一緒に動く、3rd パーティのソフトのインストールが進みません。
まず、VCOMP140.DLL が無いと言われます。
これは、「VCOMP140.DLLはVisual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージに含まれます」という記述をネットで見つけ、パッケージをダウンロードし、インストールして解決しました。

3rd パーティ・ソフトのインストール画面です。
1-isnt-3rd.jpg
GetDP、ParaView、FreeCAD のインストールを要求されます。
インストール後にエラーが出ました。
2-manual.jpg
ここで、ParaView を動かすと、こんなエラーメッセージが出ます。
3-error.jpg
先に書いたように、ParaView のインストール後、その実行に VCOMP140.DLL が必要なようで、ここでインストールします。
すると、エラーが消えて
4-config.jpg
SAVE して次に進むと
VC++ の再配布パッケージが必要になります。
5-VC-rdist.jpg
これのインストール後に、勝手に再起動がかかるので、不要なソフトは終了しておきます。

再起動後にツールを起動すると、起動画面が出ます。
6-start.jpg

次は、以前に作ったパッチ・アンテナのシミュレーションです。
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