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Arduino Antenna Tuner [HF]

 K3NG OM のサイトを見ていたら、Arduino Antenna Tuner が出ていました。

特徴を見ると
〇 Balanced and unbalanced output
〇 Support for “true” balanced L-C-L matching networks, or floating ground
〇 Optional LCD display
〇 Lock switch
〇 Tune button
〇 Receive bypass
〇 Regular and Latching Relay support through the use of hardware control macros
〇 8 switched inductors and 8 switched capacitors
〇 Optional multiple transmitter and antenna switching
〇 Serial port controllable
〇 Low power sleep mode
〇 Rig control and computer to rig control “pass through”
〇 Highly configurable options for custom hardware
と、多機能です。
このうち、Balanced and unbalanced output に惹かれるものがあり、作ってみようかと思い始めました。
リレーも、以前に秋月でラッチング・リレーを買ったあった筈なので。
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Time-Domain Reflectometer [Measuring equipme]

 今月号の QST 誌に「Scavenger Time-Domain Reflectometer Coaxial Cable Tester」という記事があります。

基本動作は短いパルス信号を同軸ケーブルに入力し、不良個所からの反射を見て、距離とインピーダンスを判定しています。
これを見て、懐かしくなりました。
大学の学部、院で、TDR に使う、チューナブルなディジタル・フィルターを作って、TDR の測定システムの一部を作っていました。その時に作っていた TDR は、パルス印加式ではなく、マイクロ波を入れて周波数をスキャンし、入力波と反射波とのビート信号がオーディオ帯に落ちてくるのを調べるものでした。当時は FFT など、簡単には計算できない頃だったので、ディジタル・フィルターのクロックを可変し、チューナブルなフィルターを実現して、ビート信号の大きさと周波数を見ていました。

今、手元にある測定器を見ると、3つの機器で TDR が測定できます。
それぞれ FA-VA5、OSA103 mini、NanoVNA です。
これらの機器で、同軸ケーブルの特性インピーダンス、短縮率、長さの測定を JH4VAJ OM が解説されています。それぞれの機器をサポートする PC アプリの助けが必要ですが、簡単、正確に TDR が測れます。
良い時代になったものです。

JH4VAJ OM の記事はこちらです。
同軸ケーブルの特性インピーダンスを測ってみる
同軸ケーブルの短縮率を測定する
同軸ケーブルの短縮率を測る ~ NanoVNAのTDR機能編
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