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10W 40m-10m Ununtenna BALUN 9:1 with BNC interface Portable BALUN の特性を測ってみました [Antenna]

 先日、eBay で購入した9:1アンアンの特性を見てみました。

まず、単体のインダクタンスを LCR メーターで見てみました。
DSC07361.JPG
次に、470Ωの抵抗を繋いで、50Ω側の SWR 特性をアンテナ・アナライザーで見てみました。
DSC07362.JPG
7MHz で SWR が 2 程度に収まっています。
なので、一応、40m ~ 10m で指定通りチューナーを使えば使えそうです。
今度、アンテナ線を繋いで SWR を測定してみたいと思います。
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10W 40m-10m Ununtenna BALUN 9:1 with BNC interface Portable BALUN use with tuner [Antenna]

 eBay を見ていたら9:1のUnUnがアンテナ線が付いて、送料無料で約3,000円と出ていました。

これです。
10W 40m-10m Ununtenna BALUN 9:1 with BNC interface Portable BALUN use with tuner
思わずポチッたところ、来たのは QRPguys の QRPGuys 40m-10m UnUnTenna の完成品とアンテナ線でした。
それも届いた箱は中国の知らない会社からで、内容物は DC Power Supply Module と書かれています。
こんな物を注文した覚えがないと思いながら開けてみたら、上記のものでした。
〔届いた箱の説明〕
DSC07348.JPG
〔出てきた物〕
DSC07345.JPG
DSC07346.JPG
あとで公園にでも行って、動作確認をしてみます。
目視の確認では一応、問題は無さそうですので。
問題がなければ End Fed OMアンテナの実験に使ってみようと思います。
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430MHz でも使える秋月の 1200MHz アンテナ [Antenna]

 先日、いつも 1200MHz の情報などでお世話になっている OM さんから耳寄りな情報を頂きました。

なんと、秋月で売っている 1200MHz のアンテナが 430MHz でも使えるというのです。
ものはこれです。
P-00060.jpg
1200MHz帯ハムバンドアンテナ(BNC) HC-125B
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00060/
全高:基台底面から約136mm で、かなり小さいです。
試しに車の屋根に取り付けて、社内からその特性をアンテナ・アナライザーで測ってみました。
DSC07312.JPG
これが結果です。
〔435MHz ± 50MHz〕
DSC07310.JPG
〔435MHz ± 10MHz〕
DSC07311.JPG
バンド全体で SWR が 1.5 です。
で、実際に飛びを確認してみました。
APRS のメッセージは、ハンディ機だとなかなかつながらないのですが、このアンテナでは無事に送れました。
次に、FM の交信ではハンディ機にホイップ・アンテナを付けるよりはましな程度の改善でした。
しかし、アンテナ本体が小さく、軽いので、まぁ、こんなものだと思います。
これから 430MHz で APRS ゲートウェイが使える時などはこれを使ってみようと思います。
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オフセンター給電ダイポール・オーエム・アンテナのインピーダンス・マッチング(その3) [Antenna]

 オフセンター給電ダイポール・オーエム・アンテナのインピーダンス・マッチング(その3)です。

まずは試しに 1:9 UnUn を適当なトロイダルコアと巻き数で試作してみました。
作った UnUn
DSC07240.JPG
これに 470Ω の抵抗を繋いで
DSC07242.JPG
アンテナ・アナライザーで見てみると
DSC07243.JPG
適当な周波数で SWR が下がっていくので何とか RF トランスとしては動いているようです。
これでインピーダンスを変換できることは分かりましたが、最適な設計法が分かりません。
「アンテナ工作ハンドブック PART2 実践編」角居 洋司著をよく読んでみようと思います。
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0mH(メートル高)オフセンター給電ダイポールアンテナのインピーダンス・マッチング(その2) [Antenna]

 オフセンター給電ダイポール・オーエム(0 メートル高)アンテナのインピーダンス・マッチング(その2)です。

今日も防災公園の駐車場へ行った際に、駐車場脇の草地でアンテナ・エレメントを広げてインピーダンスを見てみました。
こんな感じです。
DSC_0279-shr.JPG
今回は頂き物の9:1バランと自作アンテナ・チューナーを持参しています。
まずは9:1バランの結果からです。
DSC_0272-shr.JPG
SWR が 1.9 まで下がりました。
DSC_0267-shr.JPG
その時のインピーダンスです。
本来、アンアンを使うべきところをバランで試してますが、まぁ行けそうな感じです。
今度はアンテナ・チューナーを使ってみました。
DSC_0278-shr.JPG
チューナーを使った結果はかなり良いです。
DSC_0277-shr.JPG
ただし、SWR が最低になる周波数がかなり下がってしまいました。
この状態で 7MHz の CW を聞いてみると数局ですが、入感しました。
あとは飛ぶかどうかです。
今度はアンアンを作って、エレメント長を調整し、実際の飛びも試したいと思います。
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0mH(メートル高)オフセンター給電ダイポールアンテナのインピーダンス・マッチング [Antenna]

 0mH(メートル高)オフセンター給電(オーエム)ダイポールアンテナのインピーダンス・マッチングを再度、考えてみました。

久しぶりの 0mH(メートル高)オフセンター給電(オーエム)ダイポールアンテナの話題です。

先日、防災公園の駐車場へ行った際に、駐車場脇の草地でアンテナ・エレメントを広げてインピーダンスを見てみました。
乾燥した近所の公園では同調点が探せませんでしたが、草地の上では同調点が見て取れました。
これが結果です。
_20190227_185641-shr.JPG
前回と同じく、6.4MHz 辺りに同調点があります。
_20190227_185657-shr.JPG
しかし、なぜか測定が安定せず、測る度に値が変わります。
ここでも、SWR の値が上の測定結果と下の測定結果でかなり異なっています。
まぁ、アンテナのインピーダンスがかなり高くなっているのを 50Ω 前提のアンテナ・アナライザーで無理やり測っているので無理があるのも確かです。
そこで、この高いインピーダンスを低く変換して測ってみたらどうなるかを見てみたくなりました。
前回はアンテナ・カプラーを考えたのですが、ここではインピーダンスを変換したいので、違う方法を検討してみます。
これに収納されている「アンテナ工作ハンドブック PART2 実践編 角居 洋司著」にインピーダンスを合わせる方法としてアンアン(UnUn)が紹介されています。

で、それらしいものをググってみたら、3D無線クラブでのブログが見つかりました。
これを参考に 1:6 のアンアンを作って、それを通して 0mH(メートル高)オフセンター給電ダイポールアンテナの特性を測ってみようと思います。
まずは、3D無線クラブのブログを参考に QRP 仕様のアンアンを作ってみようかと思います。
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ルーフタワーのステー張り方注意点 [Antenna]

 備忘録として、ルーフタワーのステーの張り方に関し、ローカルのOMさんから指摘された事を残しておきます。

① ステー末端の処理にはシンブルを使う
1-シンブル-Thimbles.jpg

② シャックル、ターンバックル、シンブル、ワイヤークリップの取り付け位置
2-ステー.jpg

③ ターンバックルの外れ防止
3-ターンバックル.jpg

うちのルーフタワーは工事業者に作業してもらったのですが、①と③が施工されていません。
建ててから数年ほど経ったところで工事業者に点検してもらい、劣化したところは交換作業をしてもらったのですが、昨年の台風の事もあり、念のため、暖かくなったら③を自分で施工しようと思います。
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0mH(メートル高)オフセンター給電ダイポールアンテナ用カプラーを考える [Antenna]

 先日から試している 0mH(メートル高)オフセンター給電ダイポールアンテナ(オーエム(OM)アンテナ)用のカプラーを考えてみました。

今までの実験で、今持っている EFHW チューナーは調整範囲の下限ギリギリなので、実験的にカプラーを作ってみる事にしました。
元ネタは End Fed Half Wave Antenna の解析でよく出てくる AA5TB / Steve Yates OM のサイトで紹介されている A 40m through 17m Mini End Fed Half Wave Antenna Coupler です。
公開されている回路図を再掲すると
coupler02.jpg
このような RF トランスになっています。
この回路を実験的に作って、試してみようと思います。
コアは T-50 #2 を使っており、その時のインダクタンスとポリバリコンを繋いだ時の共振周波数を計算してみました。使ったツールは Android アプリの Coil32 です。
前回使った、mini Ring Core Calculator は開発者の DL5SWB OM のサイトが無くなっており、アップデートされていませんでした。
1-icon.jpg
2次側のインダクタンスをコアと巻き数から計算すると
2-inductance.jpg
3.784μHです。
3-inductance.jpg
これを AWG24(Φ0.5mm)のポリウレタン線で巻くと
4-coil.jpg
41.3cm の長さが必要で、巻き数が 28.002 となっています。
5-coil.jpg
ポリバリコンの最小容量を 20pF として、共振周波数をみると 18.295MHz となり
6-freq.jpg
ポリバリコンの最大容量を 260pF として、共振周波数をみると 5.074MHz となり
7-freq.jpg
7MHz をカバーしているので、この回路を作ってアンテナの実験を続けてみようと思います。
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0mH(メートル高)オフセンター給電ダイポールを試す(準備編 その2) [Antenna]

 0mH(メートル高)オフセンター給電ダイポールを試す、準備編 その2です。

近所の公園で前回と同じ条件で試してみました。
ところが今回は SWR の最低点を見つけらていません。
前回と違うところは地面の状態だけです。公園の地面は乾燥しており、硬い土に砂が載った状態です。
まずアンテナ・アナライザーに直接付けて SWR を測りましたが、測定結果表示範囲(10 > SWR)を超えていました。そこで R + jX の形式で測定しましたが、やはり測定結果表示範囲(± 200Ω)を超えており、S パラメータ表示で測ってみました。
測定範囲は 10MHz ± 8.192MHz です。
DSC_0083-shr.JPG
DSC_0084-shr.JPG
10MHz で 265Ω - j 261Ωです。軌跡の円が小さいのでほぼ同じ値だと思われます。
今度は、前回と同じで EFHW用のチューナー(トランス)を繋いでみました。
測定範囲は 6MHz ± 4.096MHz です。
DSC_0085-shr.JPG
DSC_0001_BURST20181227152055347-shr.JPG
6MHz で 7.6Ω + j 15.2Ωです。
次に、T型(C-L-C)のアンテナ・チューナーに繋いでみました。まぁ、一般のアンテナ・チューナー+ロング・ワイヤーです。6MHz の信号を出してチューナーを調整すると、ぎりぎり調整できて
DSC_0087-shr.JPG
リアクタンス成分の符号反転がありますので、共振しているところはあるようです。
測定範囲を 10MHz ± 8.192MHz として SWR を見ると、下がっているところがあります。
DSC_0088-shr.JPG
測定範囲を 6MHz ± 2.048MHz にしてみると
DSC_0091-shr.JPG
そこそこ下がるところがあります。
アンテナ・アナライザーから 7MHz の信号を出して再調整してみると、やはりぎりぎり調整できて
DSC_0093-shr.JPG
リアクタンス成分の符号反転がありますので、共振しているところはあるようです。
SWR を測ると
DSC_0094-shr.JPG
下がるところはあります。
しかし、チューナーの調整がぎりぎりで限界です。

今度は前回のシミュレーションで使った、地上高 20cm での結果を見てみたいと思います。
それとトロイダルコアの巻き数比を変えながら、インピーダンスを測って 50 Ωで共振するところがあるどうかも見てみたいと思います。
これは冬休み明けで公園に人がいない時に試そうと思います。
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1.2GHz コーリニア・アンテナの補強 [Antenna]

 頂き物の 1.2GHz コーリニア・アンテナは、その接続部にカバーがなく、機械的に不安があります。

そこで、百均で売っていたヒシチューブを使って、補強してみました。
DSC07090.JPG
上は Amazon で購入した「300W ヒートガンミニ」です。
下が百均で買ったヒシチューブです。
で、補強した結果です。
DSC07091.JPG
この追加工で SWR に影響があるかどうかは、今度、スペアナと方向性結合器で確認してみるつもりです。
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0mH(メートル高)オフセンター給電ダイポールを試す(準備編) [Antenna]

 先日、計算してみた地上高 0.2m のオフセンター給電ダイポール・アンテナの試験、準備編です。

ネットで購入した「アンテナワイヤー IV 電線」に矢形端子が見つからなかったので、Y型端子を取り付けてみました。
DSC07070.JPG
これを試しに家の周りの地面に這わせて特性を見てみました。
なお、地面に這わせているので、ローカルのクラブ内では
「地表アンテナ?」改め、0mアンテナ略して『オーエム(OM)アンテナ』と呼んでいます。
アンテナ・エレメントは末端から1mとおよそ21m(購入仕様22m-1mで21m)です。
これでどんな周波数でどんなインピーダンスになるかを測ってみます。
〔測定風景(FA-VA5 を使っています)〕
DSC07077.JPG
〔測定結果〕
DSC07076.JPG
6.081MHz で 160Ω - j 431Ω となりました。
試しに EFHW アンテナ用のチューナーを繋いでみました。トロイダルコアに1次側3T、2次側21Tというトランスが入っています。
DSC07078.JPG
インピーダンスは
DSC07089.JPG
と 6.105MHz で 13.8Ω + j 9.8Ω になりました。
SWR は
DSC07087.JPG
6.105MHz で 3.76 です。

次はエレメントの長さを調整して 7MHz で同調するようにして、その時のインピーダンスを測って、リグ内蔵 ATU で調整できるならそのまま接続し、無理なら電圧給電カプラーを作ってみようと思います。
もしかしたらワイヤーアンテナ用のアンテナ・カプラーでいけるかな....あとで試してみよう。
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ネット通販で買ったアンテナワイヤー IV 電線(3.5sq 22m)が届きました [Antenna]

 地表 20cm オフセンター給電ダイポール・アンテナ用にネット通販で買った、アンテナワイヤー IV 電線(3.5sq 22m)が届きました。

これです。
DSC07062.JPG
商品の説明には、
コメットや第一電波工業で使用されているワイヤーアンテナの素材と同等品です。
ダイポールアンテナ、ロングワイヤー等アンテナ制作に最適
とあります。
しかし、届いてみたらちょっと重くて山に持っていくには考え物です。
説明には
・被服外径:約4.0mm
・胴体外径:約2.4mm
・絶縁体の厚さ:約0.8mm
・素線数/素線経:7本/0.8mm
・条長:22m
しか記述がなく、重さがなかったのでうっかりしていました。
これに矢形端子を付けて、長さを切り出して実験の準備をしようと思います。
20cm 浮かすためのプラスチックペグは今週後半に届く予定なので、今週の土曜日辺りにインピーダンス測定ができると良いかと。

重さに関しては
Aerial-51 の Model 404-UL Ultra Lightweight Multi-Band Asymmetrical Inverted-V アンテナは
Ultra-lightweight construction:​
・Antenna Weight: 220 gr.
・Coax Weight: 180 gr. (RG-174 A/U)
・Total Weight: 435 gr.
と軽いです。
ただし、今現在はアンテナ線材の納期が長くてホールド状態の様ですけど。
良く分からないのですが、去年ぐらいからどこの半導体テスター・メーカーでも線材の入手難で製品の納期が長くなっていると嘆いていましたが、どうなってるんでしょう。
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地上高 0.2m のオフセンター給電ダイポール・アンテナの特性を EZNEC で計算してみました [Antenna]

 今度は、地上高 0.2m のオフセンター給電ダイポール・アンテナの特性を EZNEC で計算してみました。

ARRL の EZNEC 解説書によるとオープンエンドに給電点を持ってくると解析が困難になると書かれています。それならばと極端なオフセンター給電ダイポール・アンテナの特性を計算してみました。
また Wire の分割セグメント数も増やしています。
〔EZNEC の設定〕
1-EZNEC.jpg
〔Wire 設定〕
2-Wire.jpg
〔実グランドの設定〕
田園、丘陵地帯と植林地にしています。
3-ground-description.jpg
〔電流分布〕
4-current.jpg
〔SWR 特性〕
片側1m、反対側を17.85m、地上高20cmでの SWR
5-SWR.jpg
7.04MHz で SWR が 1.99 となり、インピーダンスが約 100Ω でリアクタンス分が 0.7Ω とほとんど 0 になりました。
これなら KX3 内蔵の ATU でもマッチングが取れそうです。
今度、近くの防災公園で実験してみようかと思います。
山へ行くときに地面に這わせたアンテナで交信できたら、ポールを持たなくて良いので便利です。
でも、前に試した時には受信は良いけど、電波は飛ばなかったんですよね。
再度、挑戦してみます。
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地上高 0.2m のダイポール・アンテナの特性を EZNEC で計算してみました(その2) [Antenna]

 地上高 0.2m のダイポール・アンテナの特性を EZNEC で計算してみました、その2です。

実グランドの設定を色々と変えてシミュレーションしてみました。
傾向は同じですが、実グランドの設定で共振周波数とインピーダンスの値が変わっていきます。
これは Very Good の場合。
Very-Good-1R9.jpg
これは Extremly Poor の場合。
都市、高層ビル.jpg
EZNEC で実グランドの設定に慣れていないので、操作ミスがあるかもしれません。m(__)m
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地上高 0.2m のダイポール・アンテナの特性を EZNEC で計算してみました(絵と説明を差し替えました) [Antenna]

 もう一つ、低地上高のアンテナの特性をシミュレーションした結果です。

モデルはこれです。
20-real-ground-0R2m-model.jpg
Φ1.2mm、片側35m、高さ0.2m のアンテナの SWR と放射特性です。前の結果と同様になりました。
〔基本波の特性〕
23-real-ground-0R2m-height.jpg
〔3次高調波の特性〕
24-real-ground-0R2m-height.jpg
放射特性が変わっています。
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ダイポール・アンテナの高さによる特性変化を EZNEC で計算してみました [Antenna]

 とあるところで話題になっている「地表アンテナ?の実験」に合わせて、ダイポール・アンテナの高さによる特性変化を EZNEC で計算してみました。

使ったモデルは片側約40m、高さ1m のダイポール・アンテナです。
1-model.jpg
まず、自由空間での特性です。
2-free-space.jpg
今度は完全グランドで高さを変えた場合です。
〔高さ0.1m〕
3-perfect-ground-0R1m-hight.jpg
〔高さ1m〕
4-perfect-ground-1m-hight.jpg
〔高さ5m〕
5-perfect-ground-5m-hight.jpg
〔高さ10m〕
6-perfect-ground-10m-hight.jpg
〔高さ20m〕
7-perfect-ground-20m-hight.jpg
〔高さ30m〕
8-perfect-ground-30m-hight.jpg
高さが上がるにつれてインピーダンスが上がり、SWR が下がっていきます。
今度は完全グランドを実グランドに変えて計算してみます。
9-ground-model.jpg
EZNEC の平均で、コンダクタンスが0.005S/m、誘電率が13です。
〔高さ0.1m〕
15-perfect-ground-0R1m-hight.jpg
〔高さ0.5m〕
16-perfect-ground-0R5m-hight.jpg
〔高さ1m〕
14-perfect-ground-1m-hight.jpg
〔高さ5m〕
13-perfect-ground-5m-hight.jpg
〔高さ10m〕
12-perfect-ground-10m-hight.jpg
〔高さ20m〕
11-perfect-ground-20m-hight.jpg
〔高さ30m〕
10-perfect-ground-30m-hight.jpg
高さに応じてインピーダンスが下がりますが5mくらいであがり、また下がり始めます。
う~ん、地面の抵抗成分と容量成分がどのように影響するのか、この結果が現実とどう一致するのか、浅学のため良く分かりません。
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無線 PC に EZNEC v.6.0 をインストールしました [Antenna]

 無線 PC に EZNEC v.6.0 をインストールしました。

前に ARRL から「Antenna Modeling for Beginners」を買って、そこに解説されているフリー版の EZNEC v.5 を使って、幾つかシミュレーションを行いました。
EZNEC の良いところのひとつは、シミュレーション・エンジンに NEC2 を使っており、real ground の条件を色々変えてシミュレーションできることです。
そこで、地上高を極端に低くした場合のダイポール・アンテナを実グランドでシミュレーションしてみようと思います。
とりあえず、サンプルでグランドの条件を変えて SWR の違いを見てみましたが、その差はわずか 0.02 しかありませんでした。
こちらは very good
2-very-good.jpg
こちらは牧草地、粘土
1-ave.jpg
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トラップを使ったマルチ・バンド EFHW アンテナ [Antenna]

 前にギボシ端子を使ったマルチ・バンド EFHW アンテナを作り、使ってきました。

このアンテナの難点は、ギボシを使っているので、バンドを変えるたびにアンテナ線を下ろしてギボシの付け替えをしないといけない事です。
それを改善するために、SOTABEAMS から Pico Traps Kit を購入しました。まだそれを作っていないのですが、Pico Traps を使ってマルチ・バンド EFHW アンテナを作られている方がいます。
こちらです。
折角なので、この記事を参考にさせていただき、トラップを使ったマルチ・バンド EFHW アンテナ を作ってみたいと思います。
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SteppIR の設定値を工場出荷時の状態にリセットしました [Antenna]

 先日、FA-VA5 と AA-520 を比較したときに SteppIR の設定がずれていたので、まずは工場出荷時の状態に戻して、特性を見てみました。

〔 50MHz 帯〕
工場出荷時の値で設定した結果。50.1MHz は SteppIR が表示している設定周波数です。
DSC06994.JPG
SWR の最低点はずれています。
DSC06995.JPG
50.8MHz あたりに最良点があるようです。
ちょっとずれているので、コントローラーにズレを補正する設定が必要かもしれません。
〔 28MHz 帯〕
こちらは設定周波数と SWR 最低点が合っています。
DSC06996.JPG
〔 24MHz 帯〕
やはり設定周波数と SWR の最低点がズレていますが、問題ないレベルと思われます。
DSC06998.JPG
〔 21MHz 帯〕
こちらも設定周波数と SWR の最低点がズレていますが、問題ないレベルと思われます。
DSC06999.JPG
〔 18MHz 帯〕
設定周波数が SWR の最低点と合っていませんが、今度は下方向にずれていますね。
DSC07002.JPG
〔 14MHz 帯〕
よく合っています。
DSC07003.JPG
〔 10MHz 帯〕
エレメントが折り返し途中で止まっていますが、よく合っています。
DSC07004.JPG
〔 7MHz 帯〕
良い感じで特性が合っています。
DSC07006.JPG

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G7FEK Antenna, 80m Antenna for small gardens [Antenna]

 以前からローバンド、3.5MHz と 1.9MHz に出たいと思っていました。

しかし、家の庭に設置できるアンテナで出られそうなものがなかなかありませんでした。
やはり MLA しかないかと思っていましたが、このようなアンテナを見つけました。
fekdiag-small.jpg
解説はここにあります。
80m Antenna for small gardens
他の実施例がこちらにあります。
HF Antenna 80-10m, no tuner needed.
試してみたいけど、セパレータとフィーダーの配線が悩みどころです。
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