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温故知新 1957年の第3の SSB 発生方式 [Other]

 CQ誌 1957年10月号に第3の SSB 発生方式の解説があります。

昭和32年にこれを作るのは大変だったと思いますが、急峻なフィルターを使わず、フェージング方式のような AF での位相特性の合わせこみの大変さを考えると、メリットがあったのかもしれません。
でも、これでもアナログ回路で作るには大変な労力が必要だったのではないかと思います。
3_3rd_SSB.jpg
今なら、DSP を使い、フェージング方式でも、第3の方式でも、高性能なものが作れますが、その大変さからフィルター方式に収斂していったのでしょうね。

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温故知新 0-V-1 製作の要点 [Other]

 CQ誌 1957年10月号、1960年1月号に 0-V-1 の製作記事が出ています。

1957年10月号では安定性確保のためにシャーシーの強度を上げる事を上げていました。1mm 厚のアルミ板で作ったが、3mm 厚のアルミ板、アングルで作りたいと書かれています。バーニアに直結しているので機構的な問題もあるのかもしれません。自在接手を使うなど、ストレスを逃がす工夫が必要のようです。回路は一般的なものですが、電源は別シャーシーで作っています。

1960年1月号ではヒーター配線に工夫をしており、ヒーター中点を出力管のカソードに繋いでいます。電源トランスの1次側にもパスコンで落としており、再生検波段のヒーターにもパスコンを入れています。
2_0-V-1.jpg

両方の筆者とも、この 0-V-1 で100カントリー以上を受信されているのにビックリです。

ちょっと中断してしまっている 1-V-1 を再開して、海外放送やアマチュア無線を聞かなくては。
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温故知新 PRC-6 VHF トランシーバー [Other]

 ローカルのスーパーOMさんから古いCQ誌と無線と実験をお借りできました。

それをパラパラと捲っていたらCQ誌 1960 1月号「お買い物案内」というコーナーがあり、PRC-6 の説明が出ていました。
これはアメリカ陸軍の野戦用通信機で 47Mc(旧表記でいきます)から 55.4Mc までのFM機です。
回路図だけでなく、50Mc アマチュア・バンドでの周波数調整表まで出ています。
皆さん、これを買われてオンエアされていたのでしょうか。
写真を見ると、コンバットでビッグ・モローが Check Mate King 2 とか言っていたのを思い出します。
1_PRC-6.jpg

1960年度パーツシヨウからの紹介では東洋無線のラジケーターが紹介されています。
ラジケーターって、Radio Indicator の略だったんですね。初めて知りました。

それとアシダ音響のイアホーンアダプターの紹介もあります。聴診器みたいなアダプターで、両耳に付けて使うものです。これ、英語の授業で、ソノシートのプレイヤーに繋げて聞いていた記憶があります。懐かしい。
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プリンターを買い替えました [PC]

 プリンターを買い替えました。

プリンターが突然、印字しなくなり、ヘッドクリーニングやメンテナンス・メニューを実行しても改善せず、エラー・メッセージも出ないので、販売店の5年保証も切れたところなので、思い切って更新しました。
新しいプリンターはこれです。
DSC07916.JPG
最近のプリンターはびっくりですね。小さくなっているし、排紙トレイは自動で格納されます。
Wifi 接続も簡単だし、便利になってます。
あと5年、保証が切れるまで動いてほしいです。
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